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大人気オンラインゲーム「グローリー」の大会で優勝した直後、オーナーとの対立で所属eスポーツチームをやめる事になり、選手として引退した葉修(イエシュウ)。
ネットカフェでバイトしながら、グローリーを1から始め直す。
絆の証である未完成の自作武器「千機傘」を手に、謎の新人として注目を集める。
かつてのライバルチームを利用して武器素材集めをしつつ、周囲に実力を見せつける事でプレイヤーとしての信頼を得ていく葉修。
かつての葉修のアバター「一葉之秋(ひとはのあき)」を継いだ新キャプテン孫翔(ソンショウ)率いる古巣チームの新体制初試合が行われ、個人戦で孫翔の華々しいデビューが飾られるが、次に始まったチーム戦では不穏な空気が試合を包んでいた。
6話目の内容
孫翔率いるチーム嘉世と、チーム藍雨との試合に不穏な空気が流れる。
藍雨のキャプテン喻文州(ユ・ウェンシュウ)は戦術家として有名で、勝つための計画を裏で練っていたのだ。
蘇沐橙(ソ・ムーチェン)はアバター沐雨橙風(ムーウチェンフゥ)で、孫翔をサポートし、黄少天(ファン・シャオテン)はアバター夜雨声煩(よるのあまごえ)で、喻文州を支え、4人が試合の中心となって事態が動いていく。
乱戦は素人には互角の試合に見えるが、葉修は嘉世の敗北を核心して見ていた。
黄少天の煽り口撃で冷静さを失っていく孫翔はチームから引きはがされ、指揮系統が乱れた嘉世は押され始める。
絶体絶命の時、蘇沐橙が指揮を執り立て直しを図るが、喻文州の策略の前には無力で嘉世は惨敗し、藍雨が優勝する。
試合を観戦し終え、分析力から陳果(チェンカ)からの評価が上がった葉修の所に、一人の怪しい男が訪ねてくる。
それは、なんと藍雨の黄少天で、彼は葉修の事を慕っていて、密かに、探していた剣客役として助っ人に来たのだ。
葉修のアバター君莫笑(ジュンモーシヤオ)、唐柔(タンロウ)のアバター寒煙柔(ハンエンロウ)、包栄興(バオ・ロンシン)のアバター包子入侵(パオズ)、そして黄少天が与えられた流木と言うアバター。
そこに蘇沐橙(ソムーチェン)のアバター風梳煙沐(かぜのけむり)が加わる筈が、ミーティングで来る事が出来ず、ミッションに出られない。
急遽5人目が必要になった葉修は、手近な所でXu Boyuan (许博远)に召集をかけるが、黄少天は自分の正体がバレるのでは無いかと不安がる。
しかし、そのままミッションを開始し、ミッションを繰り返し、最速クリア記録に近づこうと場数を踏み、連携を強めていく。
葉修の敵を倒さずともクリア判定を得る裏技の利用によって、新記録を更新する事に成功する。
皆がクールな中、Xu Boyuan (许博远)は、藍渓閣ギルドでクラッカーでお祝いをしていた。
同じ頃、蘇沐橙は嘉世のミーティングで、孫翔と衝突し、嘉世はチームとしてバラバラとなっていく。
葉修と黄少天が仲良く駆け引き交じりに交流し、何があったのか語りたがらない葉修の口を、本気で心配する黄少天は、なんとか開かせる事に成功する。
葉修がこだわる「千機傘」の制作者である友人は、既に故人で、形見の品であり、それを完成させて復帰し、グローリーを盛り上げるつもりだと聞くと、黄少天は安堵する。
しかし、喻文州からの電話があり、黄少天は悩みながらも、葉修との友情を優先して無視を決め、二人はグローリー選手養成所時代に脱走した事を思い出す。
養成所自体、葉修は教師で黄少天は教え子だった。
その時、二人して警備犬に追い掛け回され噛まれた事で、二人は犬が苦手となったが、師弟以上の絆が出来ていた。
黄少天が帰ると、喻文州が勘づき黄少天にプレッシャーをかけるが、黄少天は話を誤魔化そうと適当な事を言って逃れようとするが、逃げ切れない。
しかし、喻文州は野良プレイを責めず、更に裏にいる葉修に気付いていて、そこを知りたがる。
そして、喻文州は「千機傘」を手に3時間以内に入れる様にと黄少天に命令する。
喻文州もまた葉修の教え子の一人で、彼は葉修との勝負を望んでいる事が分かり6話は幕を閉じる。
感想
まだまだ苦しめられる名前問題。
それは置いておき、黄少天がまさかの強力な味方と分かり、同時にスパイの様な状況に苦しむ事態に陥っていく様は、話として良い盛り上がりで、次話が楽しみ。
ただ強い味方が増えるのでなく、同時にトラブルも舞い込むシステムは、とても良い。
葉修が伝説的なプレイヤーなだけでなく、生徒に慕われる教師だったと言う事も分かり、出てくる登場人物の殆どが何かしらの理由で葉修の事が大好きな状況は、見ていて微笑ましい。
ようやく葉修の親友が故人である事が判明し、武器にこだわる理由に説得力が出て、その点でも良いエピソードだった。
主な登場人物
- 葉修(イエシュウ):主人公。バイトをしながらゲームでは武器強化に勤しむ、正体を隠した凄腕プレイヤー。アバターは君莫笑(ジュンモーシヤオ)。
- 陳果(チェンカ):サイバーカフェ・コウシン(ネットカフェ)の経営者。トラブルメーカー。
- 唐柔(タンロウ):陳果の気難しい友人。アバターは寒煙柔(ハンエンロウ)。
- 蘇沐橙(ソムーチェン):元チームメイトの女性。嘉世をやめた葉修の事を忘れられない幼馴染。風梳煙沐(かぜのけむり)と言うアバターをチーム外で使用。公式のアバターはー沐雨橙風(ムーウチェンフゥ)。
- 包栄興(バオ・ロンシン):アバターは包子入侵。倉庫管理の仕事をしながら、暇な時にグローリーをプレイしている一般プレイヤーで、プロプレイヤーに憧れている。
- 孫翔(ソンショウ):主人公の後継者。嘉世の新キャプテン。一叶之秋(ひとはのあき)のアバター名を引き継いでいる。
- 喻文州(ユ・ウェンシュウ):藍雨のキャプテンで四大策士の一人。葉修の元教え子。
- 黄少天(ファン・シャオテン):藍雨の剣客。口撃も得意。アバターは、夜雨声煩(よるのあまごえ)。葉修の元教え子。
- Xu Boyuan (许博远):藍雨チームの藍渓閣ギルドのリーダー。葉修を利用して上を目指すが、変な所で人が良い。
- Yan Xizhou (演系舟):藍雨チームの藍渓閣ギルドのアドバイザーでリーダーの友人。リーダーに振り回されながら、支えようと頑張る。