見た目より印象を捉えて描く!第二弾!
第一弾のレビューは、こちら。
“【レビュー】はじめてのジェスチャードローイング 着衣とビッグシェイプ【書評】” の続きを読む現在、アニメが絶賛放映中の「推しの子」と言う作品。
1話目で、単行本1冊分の内容を90分で一気に流し衝撃的なプロローグを超ハイクオリティで流し、大きな話題となった。
その後も、芸能界の裏側を舞台に敵討ちの為に暗躍する主人公アクアの活躍と、次々登場する魅力的なキャラクター達に魅了され、今期の覇権アニメと言う風格を漂わせている。
その中で、恋愛リアリティショーをモチーフとしたエピソードが、実在の事件をあまりにも想起させると言う事から、軽く炎上じみた反応がSNSで見られた事があった。
これは結局、世界中で同様の事件が以前から起きている事をモチーフにしている事、エピソードの連載時点での構想や執筆の段階が、事件の時系列よりも前である多数の証拠が作者や出版社側にあった事で、
的な状況が分かり、冷静な一般人や作品ファンの間では大した問題とならず、記事執筆時点では作者も出版社も大々的な反応をせず、勘違いから作品に噛み付いてしまった人達も大半は冷静となり、有耶無耶となっている。
今回は、証拠があり問題無かったが、この実在の事件をモチーフにしている疑惑問題は、創作の世界では時々起きる。
そこで今回は、この問題について考察してみる。
“作者と無関係な事件などの出来事をモチーフにしても良いタイミングや条件の考察【推しの子問題から見える事】” の続きを読むストレートに敵組織に潜入しているスパイである事もあれば、敵の様な挙動をしているだけで敵とは違う独自の目的で動いているだけと言う場合もある。
この記事では、「けっこう本気で敵に見えてたのに、実は最初からある意味で味方だった」と言うキャラクターが登場する作品を紹介していく。
“「けっこう本気で敵に見えてたのに、実は最初からある意味で味方だった」系キャラクター登場作品特集” の続きを読む味方だと思ったら敵だった、敵だと思ったら味方だった、ここまでは良くある展開。
その一歩先、味方だと思ったら途中で敵になって、でも敵になった理由があって、結局良いヤツで味方に戻ってくる。
この記事では、そんなキャラクターが登場して、そんな展開がある作品を紹介していく。
裏切り者との再びの協力状態は、関係が拗れる分だけ面白い。
“「味方だと思ったら敵になったと思ったら結局味方になった」系キャラクター登場作品特集” の続きを読む恐ろしい敵の存在を知るが、それを倒す為には危機感を感じている自分だけでは力が及ばない状況。
そこで、仲間を鍛え上げ戦う力を持って貰う、と正攻法で行きたい所だが、それも難しい状況が重なった時。
そうなれば、自身が敵を演じたり、何かしらの方法で脅威に対抗する「練習」を鍛えたい仲間に強制的にさせた方が、結果的に脅威へ立ち向かう準備は早く整うかもしれない。
相手に同意なく練習を強要する事で自分達は嫌われるかもしれないが、それでも実際に、脅威に仲間が対抗出来れば、それで本望。
この記事では、そんな「味方を鍛える・敵を倒す為に脅威を演じる」組織が登場する作品を紹介していく。
「そんな不器用な」とか「話し合いでどうにか出来なかったの?」とか、思わない事も無い選択でもあるが、脅威に立ち向かうには、それしか無かったのだから仕方が無い。
前半、ずっと敵だと思ってた組織が実は主人公を鍛える師匠だった的などんでん返しは面白い。
実家暮らしの時に、バイト代を家に入れる事を強要していた厳しい親が、いざ、子供が一人暮らしをする時に徴収していたバイト代を全額貯金してくれていて返してくれる上に、別れ際に自立を喜びつつ、別れに泣いてくれる的な優しみ。
その精神性は「子供を立派に自立させる為、厳しく子を育てる親心」と、ほぼ同じである。
“「味方を鍛える・敵を倒す為に脅威を演じる」系組織登場作品特集” の続きを読む私は記憶する事が大の苦手だ。
今回は、そんな自己分析と、どうやって生きて来たかを記していく。
“【話の種】覚えたり記憶するのが苦手と言う話” の続きを読むなんて感じで、今までも何度か物語の長さに関する記事を書き、その中でメディア毎に変換する時の指標を示したりもした。
過去には、
まず、物語の長さの単位は、その表現媒体によって大きく異なる。
以下、およそだが
程度が相場となっている。
と……この様に、このブログの中では何度も紹介してきた。
この相場は、あくまでも”およそ”ではあるが、それを、より実態に即した物に調整した方が良いのかもしれないと感じる出来事が先日あった。
正直、それまで脳死に単位を使っていた部分があった。
あくまでも”目安”で”およそ”と、こんな時の為に正確を期して表現しといて尚ズレがあって、本当にごめんなさい。
“色々な物語に見る話の「長さ」についての再考察【調整と謝罪など】” の続きを読むトリックスターは現実を物語を大きく掻き乱し、愉快犯は社会を掻き乱す。
その下位互換として、迷惑行為を犯し流布しショーとする自爆精神溢れる迷惑系YouTuberや迷惑テロリストがニュースを賑わし、時にネットのオモチャとなる。
前者は知的だったりやる事が大きく、善悪は抜きにしてロマン溢れる存在だ。
後者はバカでやる事が小さく、善悪を抜きにすれば微笑ましい存在と言える。
現実では、殆どの迷惑な存在は、このどちらかに偏りがちだ。
いずれにしても、人命や金銭的な価値、対処する時間が損なわれる時点で、とても迷惑な存在に変わりなく、法のラインを超えれば犯罪者である。
しかしフィクションでは、どちらかに明らかに所属しているのに、もう片方の属性を歪に持っているキャラクターが登場する事がある。
知的でやる事が大きいのに迷惑なだけで無害だったり、バカでみみっちい事を高い志と能力でやたら大きくやってしまう。
この記事では、そんなアンバランスさを持った「凄い迷惑なんだけど、迷惑度に対して、ほぼ無害な愉快犯」なキャラクターが登場する作品を紹介していく。
こう言うキャラが誰かの為に動く時は、大抵カッコよくなりがち。
ちなみに、愉快犯とは、社会を恐怖や混乱に陥れたり、騒がれて注目を浴びたり、そう言った事自体を目的の一部とした犯罪で、決して、見てて愉快な犯罪とか、愉快な犯人とかでは無い。
フィクションの有名愉快犯なら、シャーロック・ホームズのジェームズ・モリアーティ教授とかバットマンのジョーカーの様なタイプの犯罪者である。
“「ほぼ無害な迷惑系愉快犯」系キャラクター登場作品特集” の続きを読む大人気オンラインゲーム「グローリー」の大会で優勝した直後、オーナーとの対立で所属eスポーツチームをやめる事になり、選手として引退した葉修(イエシュウ)。
ネットカフェでバイトしながら、グローリーを1から始め直す。
絆の証である未完成の自作武器「千機傘」を手に、謎の新人として注目を集める。
かつてのライバルチームを利用して武器素材集めをしつつ、周囲に実力を見せつける事でプレイヤーとしての信頼を得ていく葉修。
そんな葉修に影響を受けた微草チームの落ちこぼれ選手である喬一帆は、再起を図るためにプロ選手養成所に自ら戻る。
大人気オンラインゲーム「グローリー」の大会で優勝した直後、オーナーとの対立で所属eスポーツチームをやめる事になり、選手として引退した葉修(イエシュウ)。
ネットカフェでバイトしながら、グローリーを1から始め直す。
絆の証である未完成の自作武器「千機傘」を手に、謎の新人として注目を集める。
かつてのライバルチームを利用して武器素材集めをしつつ、周囲に実力を見せつける事でプレイヤーとしての信頼を得ていく葉修。
そんな中、かつて養成所で指導していた葉修の教え子達、喻文州が黄少天を使って千機傘の秘密を盗み出そうと画策する。