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大人気オンラインゲーム「グローリー」の大会で優勝した直後、オーナーとの対立で所属eスポーツチームをやめる事になり、選手として引退した葉修(イエシュウ)。
ネットカフェでバイトしながら、グローリーを1から始め直す。
絆の証である未完成の自作武器「千機傘」を手に、謎の新人として注目を集める。
かつてのライバルチームを利用して武器素材集めをしつつ、周囲に実力を見せつける事でプレイヤーとしての信頼を得ていく葉修。
そんな中、かつて養成所で指導していた葉修の教え子達、喻文州が黄少天を使って千機傘の秘密を盗み出そうと画策する。
7話目の内容
喻文州(ユ・ウェンシュウ)が、3時間以内に千機傘を黄少天(ファン・シャオテン)に盗んででも借りてこいと無茶を言う。
喻文州は、訓練所時代の崖っぷちの時期を思い出す。
その当時の特別講師が葉修(イエシュウ)だった。
大技を出す為の10秒稼ぐ練習をするが、5秒しか稼げずに、稼ぐ時間をのばす為の長時間の練習を繰り返す。
葉修との練習試合、練習の成果はあったが、時間切れで試合の決着はつかず。
回想が終わり、黄少天が戻ってくる。
すると手には千機傘の模型を持っており、「そう言う事では無い」と言う空気の後に、葉修に言って普通に借りてきた事が判明し、葉修を連れて来た事が分かる。
黄少天は「盗みは良く無い」と、恐れるキャプテンの喻文州を相手に、葉修を盾に正しい道へと導く。
そのまま、喻文州と葉修は当時のリベンジマッチを始め「2分18秒の借りを清算する」と当時の戦いの続きが始まる。
お互いさらに強くなり、相手を評価し合いつつも当時の状況が再現されていく。
しかし、再び決着はつかず。
だが、全力をお互い出し合った事で喻文州は心のつかえがとれ、葉修にグローリーを面白くしてくれと素直な気持ちを伝え、関係が改善する。
葉修は「黄少天を手放すな」と伝え、去る。
その頃、微草(ビソウ)チームが君莫笑(ジュンモーシヤオ)達が、ギルドを荒らしていると感じ、その存在感を気にしていた。
そんな事は知らない葉修は、唐柔(タンロウ)と包栄興(バオ・ロンシン)と共にゲームの攻略に勤しんでいた。
唐柔と葉修がチームで上手くやっているのを見て、サイバーカフェ・コウシンの店員と陳果(チェンカ)は気になる。
唐柔を取られた様な気持ちになった陳果は、葉修に八つ当たりするが、葉修が陳果の言った葉修にとって都合が良い指示を録音していて言質をとっていたので、陳果のパワハラは失敗してしまう。
微草では、養成所戻しとなった選手、チームの刺客役、喬一帆 (チャオ・イーファン)灰月(はいげつ)/Qiao Yifan (乔一帆) One Inch Ash (一寸灰)が、自分の部屋を出て行く為に片付けていた。
プロになったのに成績が振るわず、試合には一度も出る事が出来なかったと言う。
優秀なチームメイトの高英傑(ガオインジエ)にメッセージを送ると、彼は気にかけてくれるが、高英傑は他のチームメイトに引き止められてしまう。
葉修、唐柔、包栄興の3人が、10人だと楽勝だが3人だと難しいと言われるボス戦に挑んで、ファーストキルを狙っていると、微草のキャプテンWang Jiexi (王杰希) Vaccaria (王不留行)が気にしつつも、チームの抜き打ち試験を進める。
喬一帆がチームの施設を出て行こうとすると、高英傑が引き戻し、抜き打ち試験に無理やり参加させる。
しかし、試験開始までにPCを手に入れないと参加出来ず、参加しないと0点になる。
抜き打ち試験が始まると、それは葉修達への待ち伏せ奇襲作戦だった。
キャプテンに言われ、高英傑が指示を出し、柳非(リウフェイ)、燁柏(イエボー)、肖云(シャオユン)アバター・ユーフォルビア (大激)達が葉修達を攻撃し、それを見てキャプテンが4人を評価していく。
葉修達に次々と倒されていくメンバーを見てキャプテンが評価をつける裏で、PCをパーツから組んで試験に参加しようと必死の喬一帆がログインしようとし、高英傑に教わった座標へと急ごうとするがPCのセットアップが終わらない。
微草チームは、唐柔を倒す物の葉修の強さの前に全滅するが、遅れて来た喬一帆は焦らずに暗殺の機会を伺い潜伏する。
抜き打ち試験は終わり、肖云(シャオユン)は慌てる事、柳非(リウフェイ)は仲間を気にするあまり全体が見えていない事、燁柏(イエボー)は自分の低レベルを問題視したが、プロチームに所属しているという事での一般プレイヤーへの舐めた態度に問題がある事を、試験結果として評価される。
高英傑は正確に戦況を判断していて尚、葉修が一枚上手だと認め、それをキャプテンも認め、株を上げる。
キャプテンは葉修の正体を知っていて、グローリー史上もっとも偉大なリーダーだと評価する。
葉修の名前に微草のメンバーは動揺するが、そんな事知らない喬一帆は試験が終わった事も知らずに果敢に挑み、葉修に面白いヤツと評価される。
結局敗北した喬一帆はチームに戻ったが、パシリに使われ、待遇は悪い。
しかし、自分を面白いと評価し、欠点を知らない事が欠点だと言った相手が、葉修と知って決意が固まる。
高英傑と友として別れ、結局、喬一帆は自ら養成所へと行く事に決める。
養成所には歴代選手の写真が飾られ、その中心には葉修がいた。
感想
3ヵ月ぶりに続きを見始めたが、結構内容は覚えている。
相変わらず名前には苦しんでいるが、以前よりは把握が楽に感じて来た。
今回の話では、喻文州と黄少天の二人が前回までは敵になるのかと思いきや、速攻で気持ちが味方になると言う展開に、かなりホッとさせられた。
お調子者の黄少天がマジで理想の部下で、喻文州が一線を超えそうな時にブレーキになり有能。
問題の本質や、各人の人間関係、各人の性格、実質的なヒエラルキーが分かっての行動が出来ていて、黄少天の事は、今回の立ち回りでかなり好きになった。
口撃の達人設定とも合致し、悪い所だけでなく良い所も見ていると言う描写で、キャラの裏表が揃い掘り下げ方が上手い。
黄少天が葉修を理解し、信頼しているからこそ、喻文州を救い、自分を救う事を任せられる師弟関係がホントに良い。
喬一帆と高英傑のエピソードは、これからと言う感じだが、二人の友情描写も良かった。
と言うか、葉修が正体隠している筈なのに、既に各方面にバレバレなのが、ちょっと笑えた。
陳果は、相変わらずトラブルメーカーだが、手綱の握り方が分かって来た葉修にシンプルに攻略され始めてて、ヘイトが下がって来た印象。
ただ、ゲームの設定は、地味に謎がある。
2分18秒って、なんのタイムリミットだ? とか、ファーストキルを狙っているボスに対して10人なら楽勝って、どういう状況?とか。
同系統ボスモンスターの使いまわしでパターン化されてるから、ファーストキルだけど撃破記録があるのかな。
主な登場人物
- 葉修(イエシュウ):主人公。バイトをしながらゲームでは武器強化に勤しむ、正体を隠した凄腕プレイヤー。アバターは君莫笑(ジュンモーシヤオ)。グローリーの実力者達には正体がバレている疑惑が出てくる。
- 陳果(チェンカ):サイバーカフェ・コウシン(ネットカフェ)の経営者。トラブルメーカー。気分屋である事を読まれ、葉修に攻略されつつある。
- 唐柔(タンロウ):陳果の気難しい友人。アバターは寒煙柔(ハンエンロウ)。
- 包栄興(バオ・ロンシン):アバターは包子入侵。倉庫管理の仕事をしながら、暇な時にグローリーをプレイしている一般プレイヤーで、プロプレイヤーに憧れている。
- 喻文州(ユ・ウェンシュウ):藍雨のキャプテンで四大策士の一人。葉修の元教え子。影の努力家タイプで、密かに裏で計画を走らせるのが好きで、直接アプローチするのが苦手。
- 黄少天(ファン・シャオテン):藍雨の剣客。口撃も得意。アバターは、夜雨声煩(よるのあまごえ)。葉修の元教え子。お調子者だが倫理観はしっかり。
新キャラ
- Wang Jiexi (王杰希):微草(ビソウ)チームのキャプテン。君莫笑の正体に気付いている。アバターはVaccaria (王不留行)。
- 喬一帆(チャオ・イーファン)/Qiao Yifan (乔一帆) :微草(ビソウ)チームの落ちこぼれ選手。公式試合に出場する事無く養成所戻しになった。しかし、葉修には面白いと評価された。アバターは、灰月(はいげつ)。
- 高英傑(ガオインジエ):微草(ビソウ)チームの次期キャプテンと言われる実力者。喬一帆と友人で、伸び悩む喬一帆を気にかけている。
- 柳非(リウフェイ):微草(ビソウ)チームのメンバー。女性。仲間想いだが、それが弱点でもある。
- 燁柏(イエボー):微草(ビソウ)チームのメンバー。速さが売りで、先手必勝が強みで弱みの慌て者。
- 肖云(シャオユン):微草(ビソウ)チームのメンバー。低レベルで経験も浅いらしく、まだチームでは新人らしい。アバターはユーフォルビア (大激)。