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大人気オンラインゲーム「グローリー」の大会で優勝した直後、オーナーとの対立で所属eスポーツチームをやめる事になり、選手として引退した葉修(イエシュウ)。
ネットカフェでバイトしながら、グローリーを1から始め直す。
絆の証である未完成の自作武器「千機傘」を手に、謎の新人として注目を集める。
かつてのライバルチームを利用して武器素材集めをしつつ、周囲に実力を見せつける事でプレイヤーとしての信頼を得ていく葉修。
そんな葉修に影響を受けた微草チームの落ちこぼれ選手である喬一帆は、再起を図るためにプロ選手養成所に自ら戻る。
8話目の内容
グローリー選手養成所での再スタートをはかる喬一帆。
しかし、さっそく伸び悩み、このままではプロの世界の競争には勝てないと、教官にはっきり言われてしまう。
自分の欠点を何としても知りたい喬一帆は、葉修に再戦を希望しメッセージする。
喬一帆の練習に付き合う葉修は、完膚なきまでに喬一帆をボコボコにするが、その上で葉修は、欠点だけでなく長所も見抜いていた。
葉修に大局を見る目こそ喬一帆の突出した武器だと言われ、現在の職種との適正が低い事に気付く。
場面は変わり、微草のキャプテンWang Jiexi (王杰希)と葉修が知り合いだと判明する。
二人が、チャットで「また戦おう」とやり取りをしていると、その裏で、宿題をしている陳果が、何とも言えない表情を浮かべている。
微草への復讐に燃える唐柔が、まるでBOTの様な人間に見えない動きをしながら、グローリーの研究してるのを見守っていたのだ。
それを見て葉修はチャットの片手間に、試合に負けるのも悪い事ばかりじゃないと言う。
しかし、唐柔の頑張りを見て少し考え、微草のキャプテンが提示してきた武器素材の話もあり、自分との再戦条件として唐柔と微草選手のバトルをセッティングする。
これで、唐柔は鍛えられ、自分は楽して武器素材を手に入れられると言う計画だ。
葉修の思惑通り、唐柔が高英傑に惨敗する裏で、葉修は唐柔の為に陳果が用意したケーキを食べて、普通に怒られる。
それから陳果に言われ、2時間連戦している唐柔を、文句を言いながら止めに行く事となる葉修。
様子を見てみると唐柔は全敗していたが、葉修は結果から状況を分析し、同じ間違いを犯さずに成長している事を論理的に告げ、唐柔に長所と弱点を指摘する。
構って欲しそうな陳果に気付いた唐柔。
ゲームの集中が途切れ、ようやく陳果の気づかいに気付いた唐柔が席を立つと、葉修は再び唐柔の為に陳果が用意したケーキをちゃっかり一人で食べてしまう。
そんな事は知らない二人、唐柔と陳果は二人っきりになって仲直りをはかり、お互いの扱いをわかっている二人は、遊びに行く約束をしてすぐに仲直りする。
場面が変わり、喬一帆がスクーターに轢かれかけると、轢きそうになったのは包栄興だった。
二人は共にサイバーカフェ・コウシンに行くと、そこで初めて生の葉修と会う。
包栄興は天然を炸裂させるが、唐柔が相手をさせられ、喬一帆は葉修に人生相談を始める。
「逃げるは恥だが役に立つ」と言うドラマを薦める葉修。
それから、真面目な相談に、グローリーを、刺客をやめて陣鬼と言う職業でやり直す様に薦める。
適職でないと、長所を伸ばせない。
しかし、喬一帆は、転職すれば職業レベルが低い所からの再出発になり、更に出遅れる事や、何も極めずに別の職業に逃げる様な抵抗を感じる。
その夜、悪夢から目覚めた喬一帆は、悩みながらも適職への転職を決意する。
場面は変わり、嘉世ビルへ。
ギルドマスターをしているが上手くいかずに酒に溺れた(Chen Yehui 、陈夜辉)(1話目で葉修にチームから外され、根に持ってた奴)に詰め寄る陶(タオ)(葉修をクビにした人)。
(Chen Yehui 、陈夜辉)は、そのままサイバーカフェ・コウシンに突撃し、酔っぱらったまま葉修に喧嘩を売るが、葉修の毒舌と正論によって叩きのめされる。
それから酔っ払いに席は貸せないと追い出されるが、画面を盗み見て、悪だくみをする。
同じ頃、Xu Boyuan (许博远)と系舟(けいしゅう)の二人が、葉修と関わった事で状況が滅茶苦茶だと、問題を議論していた。
葉修に依存している事で、チームの経営的には表面上は上手く行っているが、チームメイトは密かにチームを抜けたがっていて、状況を改善しないとまずい。
少し時間が経ち、葉修達は空積城と言う町を拠点にしようと、チームで動き出していた。
そこで、新しい武器を包栄興が葉修に買って貰い、新たな冒険への準備を整える。
時を同じくして喬一帆は、訓練所の試験に挑む事になる。
空積城から離れた葉修達に、突然大勢の刺客が襲い掛かる。
刺客は、嘉世の選手達だった。
先の悪だくみは上手くいき、そのエリアでPKが成功すれば、所持アイテムがロストしてしまう危機が訪れる。
葉修達が戦闘禁止地帯の空積城に逃げ込もうかと準備をしていると、そこに突然、一寸灰(いっすんはい)と言うプレイヤーが乱入する。
それは、喬一帆だった。
喬一帆の助っ人参戦と大活躍で葉修達は体制を立て直し、葉修に指導されながら真の実力を発揮する喬一帆は、今まで感じた事のない確かな手ごたえを感じる。
感想
順レギュラーぐらいだと名前が日本語字幕に出ないまま進む(出る場面が限られて失念するも含む)キャラ、地味に困る問題。
1話目でチームをクビになった人がようやく活躍し始めた物の、小物感が半端じゃない。
この先も悪さして酷い目に遭うんだろうなと、既に可哀想に見えるが、まあ、自業自得感も凄い。
それは置いておき、喬一帆がメインの話だったけど、葉修が選手としてだけでなく教師スキルも異様に高くて、確かに、こんな先生だったら教え子達は慕うし尊敬するでしょ、って描写が見ていて気持ち良い。
葉修の指導で周囲がサクサク強くなっていく展開はストレートに楽しく、苦しんでいるシーンをしっかり描いてから大成する上に、そこまでのテンポが良いのも見ていてストレスが少ない。
何だかんだ小さな出来事が2話ぐらいで綺麗に解決してを繰り返している気がする。
藍雨チームの藍渓閣ギルドと言う、現状のコメディ担当癒し枠がピンチなのは、先が気になる所。
主な登場人物
- 葉修(イエシュウ):主人公。バイトをしながらゲームでは武器強化に勤しむ、正体を隠した凄腕プレイヤー。アバターは君莫笑(ジュンモーシヤオ)。
- 陳果(チェンカ):サイバーカフェ・コウシン(ネットカフェ)の経営者。トラブルメーカー。気分屋である事を読まれ、親しい人皆に攻略されつつある。
- 唐柔(タンロウ):陳果の気難しい友人。陳果の事は大事に思っている様子。アバターは寒煙柔(ハンエンロウ)。
- 包栄興(バオ・ロンシン):アバターは包子入侵。倉庫管理の仕事をしながら、暇な時にグローリーをプレイしている一般プレイヤーで、プロプレイヤーに憧れている。天然?
- Wang Jiexi (王杰希):微草(ビソウ)チームのキャプテン。君莫笑の正体に気付いている。アバターはVaccaria (王不留行)。葉修と個人チャット出来るぐらいの仲。
- 喬一帆(チャオ・イーファン)/Qiao Yifan (乔一帆) :微草(ビソウ)チームの落ちこぼれ選手。公式試合に出場する事無く養成所戻しになった。しかし、葉修には面白いと評価され、言われるままに転職し、サポート役として覚醒。アバターは、刺客の灰月(はいげつ)から、陣鬼の一寸灰(いっすんはい)に転職。
- 高英傑(ガオインジエ):微草(ビソウ)チームの次期キャプテンと言われる実力者。喬一帆と友人で、伸び悩む喬一帆を気にかけている。
- Xu Boyuan (许博远):藍雨チームの藍渓閣ギルドのリーダー。葉修を利用して上を目指すが、変な所で人が良い。葉修を利用しようとして利用され、ギルドがピンチに。
- 系舟(けいしゅう):藍雨チームの藍渓閣ギルドのアドバイザーでリーダーの友人。リーダーに振り回されながら、支えようと頑張る。
- Chen Yehui (陈夜辉):元チームメイトの男性。引退直前に主人公にチームをクビにされ恨んでる。酒浸り生活をしながらギルドマスターをしているが上手くいっていない。
- 陶(タオ):チームのマネージャー。結果的に主人公をクビにした人。既に選手の尻ぬぐいをさせられているっぽいし、今後もっと酷い目に遭いそう。