愛してるから、信じてるから、会いたいから
待ち時間は基本的に少ない方が良い物。
時間を潰したり、有効に使う手段があれば良いし、会う事に胸を馳せるのも良い。
しかし、来るか分からない相手を待ったり、会えるまでの時間が極端に長い場合、待ち時間は試練となる。
だが、それでも会いたい一心で、あるいは待つしか無くて、超長時間再会を願い続けると言う事を、人は時にしてしまう。
この記事では、そんな「超長時間、大事な人を待つ」と言う設定や展開がある作品を紹介していく。
ちゃんとした形で再会した時の感動は、大きなものになる。
アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)
<ストーリー>
最凶最悪の敵サノスによって、人類の半分が消し去られ、最強チームアベンジャーズも崩壊してしまった。はたして失われた35億の人々と仲間を取り戻す方法はあるのか?大逆転の確率は、1,400万605分の1…。わずかな希望を信じて再び集結したアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちに残されたのは、最強の絆だけ──。今はここにいない仲間のために、最後にして最大の逆襲が始まる!
純粋に待つとは違うが、キャプテン・アメリカが過去に戻って自分の人生を生きた後、数十年後に仲間達と再会すると言う展開がある。
インターステラー(2014)
<ストーリー>
地球の寿命は尽きかけていた。居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男。彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。はたして彼は人類の存続をかけたミッションを成し遂げることが出来るのか?
主人公の娘が、主人公の帰還を数十年に渡って待ち続ける展開がある。
Angel Beats!(エンジェルビーツ)(2010)
<ストーリー>
舞台は死後の世界運命に立ち向かう少年少女たちの物語なんらかの理由で最後を遂げた少年・音無は、死後の世界の学校で、ゆりと名乗る少女と出会う。
彼女は神に反逆する「死んだ世界戦線」のリーダーで、天使と日夜激戦を繰り広げていた。そして、立ちはだかるは神の使い・天使。
それは、可憐なひとりの少女だった。
生前の記憶が無く、この死後の世界で何が起きているのかも分からず戸惑う音無。
彼は、ゆりたちと共に戦う道を選ぶことにしたのだが…。
天使が、実は主人公の事を待っていた設定。
クロノ・トリガー(1995)
<内容>
ガルディア王国建国1000年のお祭りでにぎわう「リーネ広場」の一角。
主人公の少年「クロノ」はひょんなことから「マール」と名乗る一人の少女と出会う。
一緒にお祭りを回ることになった二人はクロノの幼馴染「ルッカ」が発明した物質転送マシン「テレポッド」を見物することに。
しかしテレポッドは暴走し、好奇心から実験台となったマールは次元の穴に消えてしまう。
マールが残したペンダントを手に、次元の穴へと彼女を追いかけるクロノが辿り着いた先は400年前の世界だった…。
純粋に待つのとは少し違うが、ロボが緑化計画の為に400年前の世界に留まり、400年後にタイムスリップした先で再会するイベントが存在する。
ゼノギアス(1998)
ナノマシン群体のエメラダ・カーリムが4000年近く培養槽の中で作成者であるキムの事を待っていた。
トップをねらえ!(1988)
<ストーリー>
宇宙パイロットに憧れるタカヤノリコは、おねえさまに見守られ、コーチの特訓を受けながら遂に宇宙に旅立つ。強力なライバルの登場、敵宇宙怪獣との遭遇、そして父の戦艦「るくしおん」がノリコの目の前に…。
最終決戦後、12000年も時間が経過したのに、救われた人類は主人公達を待っている描写がある。
「オカエリナサイ」は、感動する。
ハチ公物語(1987)
<内容>
昔飼っていた犬を亡くして以来、生き物を飼うことを躊躇していた大学教授・上野秀次郎夫妻のもとに、秋田犬の仔犬をプレゼントしたいという話がもちかかった。
一人娘に押し切られてやむなく飼うことにしたものの、ほどなくして彼女は嫁ぎ、結局仔犬の世話は教授がする羽目に。仔犬はハチと名づけられ、教授は自由奔放に育てていく。そしていつからか、ハチは教授を渋谷の駅まで送り迎えするのが日課となっていくのだが……。
大正末期から昭和初期にかけた10年間、ハチは飼い主の事を駅に迎えに行き、待ち続けたと言う話。
実際は、人々に与えられる餌目当てだったのでは、なんて話もある。
ヒルダとトロール(2020)
<内容>
ネットフリックス(Netflix)で配信中!
アニメ界でのアカデミー賞ともいわれる第48回アニー賞にて3部門受賞!
話題のアニメシリーズの原作!
こわいもの知らずで好奇心いっぱいのヒルダの冒険と成長の物語。
ある日丘にスケッチに出かけたヒルダは、おそろしいトロールに出会って…。
エピソード「真夜中の巨人」に登場するヨーゲンが、恋人を4000年も待ち合わせの場所で待っている。
Fate/stay night [Heaven’s Feel](2004)
<ストーリー>
「もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」 少年は少女を守りたい。そう、思った。 魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉 が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」が起きて10年、冬木市で再び戦争が始まった。前回の「聖杯戦争」の参加者である衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は遺志を継ぎ、戦うことを決意する。 士郎のそばには、彼を慕う少女――間桐桜がいた。 天涯孤独だった士郎と優しい日々を過ごしていた。 だが「聖杯戦争」が始まると、冬木の町に流れる空気が変わった。あちこちで殺人事件が起き、不穏な空気が流れ始める。士郎は桜を自宅に泊めることを決意した。 士郎は召喚したサーヴァント・セイバーとともに、魔術師の遠坂凛と同盟を結び「聖杯戦争」に臨む。だが、その戦いは暗躍する者たちによって大きくきしみ、歪み始めていた。
聖杯破壊後に何十年も帰らない士郎を、桜が待ち続ける描写がある。
※この記事は、追記・編集していく予定です。