「逃がし屋」系作品特集

lighted running signage

「逃げる」は役に立つ

選択を誤った時、あるいは陥れられた時、人生のどん詰まりな袋小路に、人は時に迷い込む事がある。

自業自得な時もあれば、不可抗力な時もある。

いずれにしても、その状況に陥ったら選択肢は問題を解決するか逃げるしか無い。

解決不能なら、逃げなければ死ぬまで我慢や苦行を強いられる。

なら、逃げちゃえばいい。

負債を誰かに押し付ける事になるかもしれないが、押し付ける相手が敵や嫌いな奴なら、きっとそこまで気にならないだろう。

とは言え、いざ逃げるとしても、どこに逃げれば良い?

終わり無き逃避行は、指名手配されて警察に追われずとも、環境の劇的変化に多くの人は躊躇する物。

そこで役立つのが、人を逃がすプロの存在だ。

金や条件次第で安全に逃し、逃げた先で困らない様に準備を整えてくれる、そんな存在だ。

この記事では、そんな「逃がし屋」が活躍する作品を紹介していく。

ここには載せないけど、名作ドラマ「ブレイキングバッド」で使ってたね。

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「家族が別の問題と向き合う中で、やっと家族として一つになる」系作品特集

three pairs of shoes on brown rug

間接的な問題が家族を一つにする

ある種の、お約束中のお約束。

映画好きの中には「またこれか」「これは安っぽくなるから勘弁」と思う人が出るぐらい、鉄板中の鉄板展開に含まれる物。

同時に、それぐらい、やっておけば間違いない、超王道。

この記事では、そんな「家族が別の問題と向き合う中で、やっと家族として一つになる」と言う、問題が切欠で家族がより良い形を手に入れる作品を紹介していく。

ダメなお父さんが泣かせる活躍や、切ない事になるのが、お約束。

探すと相当数の作品が当てはまりそう。

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トラウマの生み出し方、乗り越え方

close up photography of tiger

トラウマと向き合う

多くの物語では、登場人物が大なり小なりのトラウマを抱えていたりする。

現実でも、トラウマを抱えながら生きる人は大勢いるだろう。

だからこそ、そこには共感が生まれるし、強いメッセージ性も生まれる。

しかし、肝心のトラウマとは、実際、何なのだろうか?

作り方が分かればトラウマを抱えたキャラを作れるし、解消の仕方が分かればトラウマを乗り越える描写が出来る。

また、現実でトラウマに苦しむ人は、向き合い方を探る助けになるかもしれない。

今回は、そんなトラウマな話。

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「何でも飲み込む口」系能力登場作品特集

woman biting gray nails in her mouth

何でも食べちゃう

多くの生物の基本行動に、捕食が存在する。

故に、食物連鎖の最上位以外の生物は、別の生物に食べられるリスクを少なからず持っている。

「自分を食べる為に開く口」とは、本能的に避けたいと感じる恐怖の対象だ。

とは言え、実際は口には限界性能があり、自分より大きな生物は蛇の様に機能的に顎が割れ外れでもしないと飲み込めないし、サボテンの様な食べ辛い物もラクダの様に特殊な口内を持たないと食べられず、毒があっても、苦いとか辛いとかでも、食べられない条件は無数に存在する。

相手が食べられない条件を満たせば、食べられる事は無い。

と言う事は、逆に、何でも食べられる口を持てば、それは超強いのでは?

この記事では、そんな「何でも飲み込む口」を持った存在が登場する作品を紹介していく。

ある意味で、究極の悪食達だ。

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どうして「起」「承」「転」「結」のボリュームは、似た量に落ち着くのかの解説

collection of literature arranged on bookshelves in store

起承転結は、およそ4等分が良い?

まあ、そう言う話なんですが。

その理由、ご存知ですか?

今回は、その辺を簡単に説明します。

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物語の背骨となる「企てる者の計画」の現実的な立て方の基本

blue printer paper

実際の計画って、どうやって立てるのが良いの?

多くの物語には、企てる者が存在する。

それは、夢を追う主人公であったり、野望に燃える黒幕であったり、逃げ切る事を目論む犯罪者であったり、物語のジャンルによって違ってくる。

しかし、いずれにしても必要な物がある。

それが「企てる者が立てる計画」である。

計画無くして、計算通りに物事は進まない。

計画とは、目的達成に向けたステップやプロセスの、ピタゴラ装置としての想定だ。

これが機能しないと、最後にピタゴラスイッチの旗は立たない。

では、ゴールに到達出来る計画は、どうやって立てれば良いのだろうか?

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「ゲーマーが本物になる」系作品特集

person controlling flight simulator

シミュレータゲームによる効率的リクルート?

遊びが、遊びの元となった物の入口や練習場と言う事は実際にある。

軍が戦争FPSを作って配ってたり、運転や操縦のシミュレータが実機に迫る出来で練習に使われる事もある。

この記事では、そんな「ゲーマーが本物になる」描写がある作品を紹介していく。

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「善性の狂人」系キャラクター登場作品特集

heart shaped red neon signage

良い人だけど、なんかズレてる?

間違い無く良い人だ。

善い人で、道徳観も倫理観も持ち合わせ、礼儀も正しい。

コミュ力も高い。

大事な人に対して、本気で相手を想い、自己犠牲を純粋に遂行出来て、それを押し付ける様な事も無い。

なんだけど、”何か”がおかしい。

善性に振り切った、ある種のサイコパス。

この記事では、そんな「善性の狂人」と呼べる挙動が見られるキャラクターが登場する作品を紹介していきたい。

何かを成し遂げるには、狂気が必要なのかもしれない。

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「天丼演出構成、本編に直接関わらないが邪魔しない」サブ要素の並行登場作品特集

a groundhog peeks out from behind a bush

テーマを表す微妙に関係無い関係事物者

物語を描く時、基本的には登場する要素は全て意味があり、本筋に繋がっていく事が求められる。

だが、あえて本筋に繋がっていかず、同じテーマや特別な意味を持たせた演出的意図を持って並行して描き、場合によっては本筋に最後まで繋がらずに「もう一つの物語」となる事さえある、面白い物がある。

この記事では、そんな「天丼演出構成、本編に直接関わらないが邪魔しないサブプロット」が登場する作品を紹介していく。

少ない登場なのに、異様に目を引いてしまい、気になり、いつの間にか好きになる魅力がそこにある。

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