凄い力を自分だけの為に使えちゃう
広島、長崎、福島と、戦争や自然災害によって核の脅威にさらされてきた日本。
最初の戦争核被爆国でもある為か、原子力や核融合、原子力発電所や原子爆弾、水素爆弾と言った物にもデリケートかつ、大きな意味を見出し、他国には無いイメージを持っているとも言える。
触れてはいけない禁忌の力、制御が難しい技術、完全制御下に置くべき未来の技術、様々な思想をもとに、様々な作品内で触れられてきた。
これは、感覚として日本以外では、また違うそれらへのイメージがあると言う事でもある。
この記事では、「個体での原子力・核融合」を扱えるキャラクターや力、道具が登場する作品を紹介していく。
ちなみにマーベルのサンファイアとDCのライジングサンは、被爆によって熱と炎を操る力を得たキャラクターだが、今回は除外とする。
ウォッチメン(1986)
<内容>
Who watches the watchmen?(誰が見張りを見張るのか?)
SF文学の最高峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞し、
タイム誌の長編小説ベスト100にも選ばれた、グラフィック・ノベルの最高傑作!
アメリカン・コミックスがたどり着いた頂点がここにある――。2009年3月公開映画原作。岡田斗司夫氏、絶賛!
「日本のコミックは世界イチ」と浮かれるなかれ。
とんでもない黒船がやってきた。
世界一のSFコミックに戦慄した!全ページ再カラーリングによる完全改訂版。48ページにわたる豪華資料(アラン・ムーア、デイブ・ギボンズによる寄稿、キャラクター設定資料、コンセプトアート、アラン・ムーアの原作原稿、パイロット版)も収録。「なか見!検索」にて第1章を公開中です(好評につき、9月18日まで公開期間が延長となりました)。
1985年、東西冷戦下のアメリカでは、核戦争の危機が目前に迫っていた。そんなある日、ひとりのニューヨーク市民が殺害される。政府により禁止されたヒーロー活動を続けていたロールシャッハは、独自の調査で、殺害されたのが、かつての仲間コメディアンであることを突き止める。これはヒーロー抹殺計画の第一段階なのか? 事件を追ううちに、ヒーローたちはそれぞれの心の闇に直面し、やがて世界を根底から覆す巨大な陰謀に巻き込まれていく……。
事故により、原子分解された事で原子を操作する能力を手に入れ、自らを再構成して復活した超人Dr.マンハッタンが登場。
原子の分解、再構築、瞬間移動、巨大化、分身、ほぼ無の空間からの創造、等々と言った力を持っていて、間違いなく作中最強の存在。
あまりにも強い設定の為、一時は度々「あらゆる作品で最強のキャラクターは誰?」談義の常連となっていた。
ウルトラマンガイア(1999)
<内容>
地球の「心」の理解を試みる大学生・高山我夢は、粒子加速の実験中、薄れ行く意識の中で光の巨人と遭遇した。
時を同じくして宇宙から謎の巨大物体が落下、その中から出現した地球外生態兵器によって街はパニックに陥いる。
危機に陥った地球は、我夢に光を託した!!
ゾンネルが背中の殻の中に核融合炉を持っている。
8マン(1963)
<内容>
SF界の巨匠・平井和正と天才漫画家・桑田次郎の最高傑作!
殉職した刑事・東八郎の人格と記憶を電子頭脳に移植して生まれた、スーパーロボット「8マン」。
警視庁捜査一課にある7個捜査班いずれにも属さない八番目の男が、ハイマンガンスチールのボディと加速装置で、数々の難事件に立ち向かう。
1963~64年に連続テレビアニメ「エイトマン」として放映されると、最高視聴率35.3%を記録する空前の大ブームに。
東京オリンピックの年を得意の韋駄天で駆け抜けて行った、SF漫画&アニメの原典がいまここに。〈目次〉
怪人ゲーレン
サタンの兄弟
怪力ロボット007
エイトマンが原子炉を内蔵している。
原子炉は定期的な冷却が必要で弱点の一つとなっている。
陰の実力者になりたくて!(2018)
<内容>
主人公でもラスボスでもない。物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」に憧れていた少年、シド。
異世界に転生し、「自分は陰の実力者として、闇の教団を倒すべく暗躍している…」という「設定」を楽しんでいたところ、どうやらその「闇の教団」は実在しているようで…?
シドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」が繰り広げる、 最強の勘違いシリアスコメディ、爆誕!!
シャドウことシド・カゲノーの使う技に「アイ・アム・アトミック」がある。
厳密には核エネルギーではなく、あくまでも対核攻撃用の技として開発した経緯でのネーミングであるが(そもそも初期ウェブ版では別名があった)、完全に制御下に置かれた魔力の操作によって核爆発を遥かに上回る範囲攻撃を行える。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(1991)
<内容>
一年戦争(機動戦士ガンダム)とグリプス戦役(機動戦士Zガンダム)の間の空白の7年間を埋めるガンダムOVAシリーズ第2弾。宇宙世紀0083年に発生した新型モビルスーツ強奪事件を、連邦軍のコウ・ウラキと、ジオン軍のアナベル・ガトーの対決を軸に描いている。後に劇場版「ジオンの残光」も公開されている。
殆どのガンダムを始めとしたモビルスーツ自体が核エンジンを搭載しているが、その中でも代表として、RX-78GP02A ガンダム試作2号機サイサリスを紹介。
核弾頭を発射出来るアトミックバズーカを装備したガンダムで、ライバルキャラクターであるアナベル・ガトーが奪取して搭乗した機体だ。
ちなみに、ガンダムシリーズ劇中では度々ジェネレータの破損から核爆発が起きたり、核ミサイルが使われたり、ニュートロンジャマーや、そのキャンセラーが登場したりと、核兵器や核動力は身近な存在だったりする。
ゴジラ シリーズ(1954)
<内容>
原水爆実験の影響で、大戸島の伝説の怪獣ゴジラが復活し、東京に上陸。帝都は蹂躙され廃墟と化した。ゴジラ抹殺の手段はあるのか・・・。戦後の日本映画界に特撮怪獣映画というジャンルを築いた、記念すべきゴジラ映画第1作。核の恐怖を描いた、本多猪四郎の真摯な本編ドラマと、円谷英二のリアリズム溢れる特撮演出が絶妙のコンビネーションを見せ、「ゴジラ」の名を一躍世界に轟かせた傑作。
ゴジラが原水爆実験によって事故的に生み出された悲劇の怪物にして天災として描かれる。
恐竜の様な見た目で、特徴的な背びれがあり、放射熱線を吐くと言う共通設定こそあるが、シリーズ作品毎に性格や目的、大きさや見た目にも差がある。
近年の作品だと、放射熱線の描写や扱える核エネルギーの描写に幅があり、年々微妙に威力や演出が強化される傾向にあったりする。
ジャイアントロボ (1967)
<THE ANIMATION ~地球が静止する日~内容>
来るべき近未来・・・。人類は絶対無公害・完全リサイクルのエネルギーシステム〈シズマドライブ〉の発明によって、輝かしい平和を享受していた。
だが、その陰では謎の秘密結社・BF団と国際警察機構の熾烈な戦いが繰り広げられていた。
BF団は次々と怪ロボットや超A級エージェント集団・十傑集を差し向け、そして究極兵器・大怪球フォーグラーを使って世界の全シズマシステムを
停止させる「地球静止作戦」を策謀していた。
これに立ち向かう史上最強のロボット、ジャイアントロボと若き操縦者・草間大作、そして国際警察機構エキスパートたち。
果たして、BF団総帥ビッグ・ファイアの真の目的とは・・・!
ジャイアントロボが原子力で稼働している設定。
ジャッカー電撃隊(1977)
<内容>
『秘密戦隊ゴレンジャー』の続編として制作された特撮ヒーローアクション。
国際犯罪結社・クライムに対抗するジャッカー電撃隊の活躍を描く。
昭和52年4月~12月までテレビ朝日系で放送されたスーパー戦隊シリーズ。
原作は石ノ森章太郎。
スペードエースが核エネルギー動力のサイボーグで、核にまつわる技をいくつも持つ。
新世紀エヴァンゲリオン(1995)
<内容>
西暦2000年、南極に隕石が落下。かくして有史以来の大カタストロフィー「セカンド・インパクト」が起こった。それから15年、新たな危機が人類を襲う。「使徒」襲来である。使徒に対抗すべく、人類は汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を開発。そして、パイロットに選ばれた「3人の少年少女」たちの戦いが、今、始まる――。
みんな大好きジェットアローンが、動力源に核分裂型の原子炉を採用し150日間ものの連続行動が可能と言う設定。
エヴァが非暴走時はアンビリカルケーブルや内臓電源によって行動制限がある事で、その凄さが窺える。
鉄腕アトム(1963)
<ストーリー>
21世紀の未来世界で、十万馬力等7つの威力を持つロボット少年アトムが大活躍する物語。日本初の国産テレビアニメシリーズとして記念すべき作品。
アトムが、太陽と同じ仕組みのクリーンな核融合エンジンで稼働している設定。
東方地霊殿(東方Project)(2008)
「核融合を操る程度の能力」を持つ霊烏路空(れいうじうつほ)が登場。
ドラえもん(1974)
<内容>
●日本を代表する漫画家藤子・F・不二雄先生の傑作作品『ドラえもん』。未来の国からやってきたごぞんじ、ネコ型ロボットのドラえもんが親友のび太とともにくりひろげる友情ファンタジー。四次元ポケットから取りだされる不思議な道具で日本じゅうを笑いに包みこむ。しずちゃんやスネ夫、それにジャイアンも元気いっぱい。大きな夢をあたえてくれるワクワクドキドキ素敵な道具でキミを心温まるドラえもんワールドにご案内。
ドラえもんが原子炉を搭載しているが、現代の重放射性同位体を使う核分裂炉ではなく、原子胃ぶくろによって食べた物を100%分解してエネルギー変換している設定。
放射能の心配が無いのは良いが、ドラえもんの胃袋、実は結構ヤバくない?
相手をスモールライトで小さくするか、自分がビッグライトで大きくなって、飲み込めば100%分解……
HEROES/ヒーローズ(2006)
<内容>
「HEROES/ヒーローズ」は、ある日突然超能力が備わってしまった平凡な人たちの様子を描いた傑作ドラマ。シーズン1では、能力を手に入れた遺伝学教授、看護師、シングルマザー、制服警官、高校生のチアリーダー、苦心するアーティスト、コンピューターオタクなどが、授かった運命をどのように受け止めていくのかその奮闘ぶりが描かれている。
テッド・スプレーグが放射能 (Induced Radioactivity)の能力を持っている。
劇中では、各エネルギーを操る能力として描かれ、当初いつの間にか能力発現していた事で大事な人がいつのまにか被爆で死亡すると言う事態に陥り、能力と向き合えず当人には完全に制御出来ない状態にあった。
能力コピー能力を持つピーター、直観と言う能力理解能力を持つサイラーに能力が受け継がれ、シーズン1では重要な役割を果たす事になる。
能力を制御出来たサイラーは自在に核エネルギーを操って見せた。
能力者は放射能に耐性が出来、能力の応用でEMP発生も出来る様になる。
マジンガーZ(1974)
<ストーリー>
地下帝国を支配する狂気の科学者・ドクターヘル。恐るべき機械獣軍団を完成させた彼は、世界征服に乗り出すことを宣言する。だが、野望を阻む邪魔者がいた。日本人の大科学者・兜博士だ。光子力という新エネルギーの抽出に成功した博士は、ドクターヘルの野望と機械獣の秘密を知るただ一人の人間でもあった。そこでドクターヘルは、腹心のあしゅら男爵を呼び寄せ、機械獣を操るバードスの杖を与えて兜博士の抹殺を命令する。孫の兜甲児が駆けつけた時は既に遅く、あしゅら男爵の手により別荘は爆破され、博士は志半ばにして息絶えようとしていた。博士は最後の力を振りしぼり、密かに開発していたマジンガーZを甲児に託す。ドクターヘルの野望を砕くために作られた、光子力で動く巨大ロボットだ。マジンガーZに乗り込んだ甲児は、次々と襲い来る悪の機械獣に敢然と立ち向かってゆく!
敵である機械獣が原子力エネルギーで稼働している設定。
METAL GEAR シリーズ(1987)
<内容>
「メタルギア」シリーズの集大成となるコレクション作品の第一弾
METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1「メタルギア」シリーズとは 「敵に見つからないように潜入する」極限の緊張感――。 「戦闘を避け、敵に見つからないように潜入する」という、一般的なアクションゲームとは逆転の発想から生まれ、ステルスアクションゲーム(かくれんぼアクション)という新しいジャンルを作り出した、革新的なゲーム性をもつシリーズ作品。 1987年に第1作目『METAL GEAR』を発売し2022年にシリーズ生誕35周年を迎えた。
敵として毎回、メタルギアと言う核搭載戦車が登場する。
他にも、メタルギアソリッド3では、劇中でデイビー・クロケットが使用される描写がある。
レジェンド・オブ・トゥモロー(2016)
<内容>
時代は2166年。不死身の悪人ヴァンダル・サベッジは人類の歴史に破滅をもたらす地球全土の支配にあと一歩と迫っていた。時の番人タイム・マスターであるリップ・ハンターは世界を救うため150年前に戻り、ヒーローや悪党たちを集めてチームを作る。チームはハンターと共にサベッジの野望を阻止するため、過去へと旅立つ。そして未来に破滅をもたらす前のサベッジとの戦いに挑む。果たして彼らはサベッジの手から人類の未来を救い、“伝説/レジェンド”となることができるのか。
ファイヤーストームが、放射線吸収や原子分子構造の組み換え、そして核爆発を起こす事が出来る。
※この記事は、追記・編集していく予定です。
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