「ファンタジーだと思わせて実はSFだった」展開がある作品特集

chalkboard filled with chaotic writing

ファンタジーからのSF切り替わりどんでん返し

SNSで話題だったので。

ファンタジー作品に見せかけて始まり、実は科学文明やSF設定がある社会崩壊後の世界だった的な、大どんでん返しを持つ作品群がある。

ポストアポカリプスの1ジャンルや、異星入植や流刑の歴史がある世界観の作品で使われる事がある、そんな、どんでん返しだ。

世界を実は機械の神が管理しているパターンも、お約束。

この記事では、「ファンタジーだと思わせて実はSFだった」と言うどんでん返し展開が少なからずある作品を紹介していく。

ちなみに、似た系統ジャンルでは、最初からSF設定を隠さずにファンタジー風の世界を融合して描くバロウズ・タイプと呼ばれる「火星のプリンセス」や「神秘の世界エルハザード」とか、人のいない遠い未来と明示して人不在で始まる「宝石の国」や「ニーアオートマタ」、別の場所だと思ったら変わり果てた元の場所だった「猿の惑星」、遠い未来だと思ったら実は違った「いばらの王」、異世界かと思ったら実は別の星として地球が出てくる「ラストエグザイル」や「ガンソード」、輪廻転生が機械由来だった「ファンタジックチルドレン」や「ゼノギアス」、等々色々な種類が存在する。

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「どんでん返しが仕込まれていたサポートキャラクター」登場作品特集

people doing a fist bump

導き手か、利用者か、それとも?

物語には、様々な理由から主人公を正しい行動へと導いてくれるサポートキャラクターが存在する。

その中には、相棒や仲間と言うだけでない、物語中の重要な役割を担っているキャラクターも。

この記事では、そんな特殊なサポートキャラクターが活躍する作品を紹介していく。

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「許されなかったパロディ」登場作品特集

portrait of dog dressed up

「ノリでやったけど、ヤバかった?」ってこと?

パロディは、やり方さえ間違わなければ、元ネタが好きな人は喜ぶし、なんなら元ネタの作者も喜ぶもの。

しかし、時として「アウト!」を貰ってしまう、そんなパロディもある。

この記事では、そんなエピソードがある作品を紹介していく。

探せば、いっぱいありそう。

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「仲間の為に自分の意思で漏らす」展開がある作品特集

Colorful toilet paper roll

漏らす事で他人が救われる特殊過ぎる状況

と来て、今度は逆に漏らす事に価値がある状況。

公衆の面前で漏らさない方が良い、うんこやら、おしっこの類。

おならやゲップだって、人前では恥ずかしいもの。

それを、あえて覚悟の上で漏らす事が、誰かを助ける事に繋がったら?

そんな状況は、限られるし、現実的に起きるのは稀だろう。

しかし、だからこそ、こんなにカッコイイお漏らしは、他にない。

漏らしてるのに、カッコイイ。

そう言うギャップの作り出す面白さがある作品を、この記事では紹介していく。

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「お漏らしをかばう」展開がある作品特集

concrete statue near flowers

他人の尊厳を守る為に、汚名をかぶる

赤ちゃん以外のお漏らしは基本的に恥ずかしい事とされ、お漏らしがバレれば尊厳が傷つく事になる。

それは誰もが同じ事。

だからこそ、仲間や大事な存在がお漏らしをして尊厳が傷ついてしまいそうな場面で、隠し庇う存在は、漏らした本人からすると救世主となる。

この記事では、そんな「お漏らしをかばう」事で、他人の尊厳を守る自己犠牲的な展開がある話を紹介していく。

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「ファンに無かった事にされた・したいと思われてしまった、自主的封印」作品特集

Free woman in prison image

事故例か、反面教師か

世に出ている作品だが、成功作もあれば、そりゃ失敗作だって沢山ある。

その失敗作の中でも「大人の事情」や「制作者の判断ミス」から、とんでもない代物が世に出てしまうなんて事も。

この記事では、そんな事情から作り出され「ファンに無かった事にされた・したいと思われてしまった、自主的封印」と言った扱いを受けてしまった、悲しき作品を紹介していく。

ファンや想定している客層のニーズよりも制作者サイドの我儘を優先したり、短い時間で長い物語を無理やり形にしようとした事で起きる事故が、お約束のパターンとなっている。

つまり、その姿勢は、超危険と言う事だ。

なお、続編や原作ありの作品に限り紹介し、ちょっとやそっとの炎上や、作画崩壊、賛否両論状態の作品も避ける。

大多数のファンが「あちゃ~」と言う気持ちになった作品達を厳選する。

「テレビ版ヘルシング」とか「アニメ版クロノクルセイド」とか「アニメ版惑星のさみだれ」とか「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」ぐらいのやらかしは、今回は載せない。

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「縦方向の大冒険」系作品特集

The Leaning Tower of Pisa

冒険する世界が、縦に長い!

地面が亀や象、クジラの背中にあると信じられていた時代や、平面だと信じられていた時代は、世界の終わりに滝があると思われていた。

地球と言う概念が登場すると、世界の終わりが無い代わりに、世界には海も含めて限りが出来た。

宇宙に人が進出すると、世界は無限に広がったが、どこまでも未知だ。

いずれにしても、人が冒険し開拓してきた世界は、出発地点から横を含むか、縦横の無い状態で一定のベクトルに方向に大きく広がる。

現実では、山頂や海底ぐらいが限界で、月が人の足跡がある最も遠くへの縦方向への冒険だろう。

縦への移動は、現在の人類の状況や技術では、困難と言う訳だ。

そこに、あえて「主に縦方向」と言う制限を付けた、特殊な世界観の作品がある。

冒険が出来る程の縦移動可能な世界は、自然とスケールの大きな世界となって、見る者をワクワクさせてくれる。

また、高層建築物の階層構造を模す事で、階層毎に様々な特色を出して冒険を彩る事も出来る。

この記事では、そんな「縦方向の冒険」が描かれる作品を紹介していく。

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「普通の街に、管理された異・魔法界への入口がある世界」登場作品特集

brown wooden door close up photography

秘密の入口の先にある、隠された領域

その存在を知っていたり、そこを通る事が自然な存在には開かれた異世界への扉。

そんな物が、普通に人々が日常を暮らしている世界のすぐ近くに隠されていたら?

実は世界には隠された裏側があり、一部の人達だけが知っていて、そこでは特別な力が当たり前だったら?

この記事では、そんな「普通の街に、管理された異・魔法界への入口がある世界」を舞台にした作品を紹介していく。

こういう描写って、実際にあったら良いなってなるよね。

劇中で新たに扉が開かれ世界が繋がったり、断絶して久しい様な作品は出来るだけ除外する方向で。

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「味方側のウザい子供、キッズ、クソガキ」登場作品特集

boy jumping near grass at daytime

普段から子供に振り回されたり迷惑をかけられてると感じてる人ほど、見てて辛い

子供とは、幼さゆえに、どうしたって至らないものだ。

時に、度を越して我儘な瞬間がある事もあるだろうし、許される環境で育てば自己中な言動をとりがちである。

周囲に迷惑をかけながら色々経験し、考え、徐々に学んでいく。

成長の過程で、マナーを学び、常識を学び、他人を思いやったり、上手く立ち回る事等を学んでいく。

それが、リアルだ。

だが、フィクションのキャラクターとして見た時に、そんなキャラクターを愛する事が出来るかどうかは、全く別の話である。

この記事では、愛される事よりもリアリティや物語上の役割の為に、あえて「味方側に所属している、ウザい子供」として描かれたキャラクターが登場する作品を紹介していく。

人によっては、嫌な現実を思い出したり、シンプルにウザい、ムカつくと感じるかもしれないキャラクター属性だ。

ヘイト管理が上手に出来ない場合、あまり前面に出さない方が賢明なキャラクター属性かもしれない。

多くの人がエンタメに求めるのは、過度なリアリティ溢れる描写よりも、気持ちが良いキャラクターの活躍による共感や追体験だからだ。

しかし、ウザい子供を描写しないと描けない表現も存在するので、使い方次第と言えるだろう。

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「思わぬカミングアウト」登場作品特集

person holding multi colored heart shaped ornament

これが本当のカミングアウト

LGBTQ+をメインテーマに据える作品の多くは、初めから見る側がテーマを分かっている事で、当事者の葛藤が描かれる事が多い。

当事者視点や当事者を中心とする事で、カミングアウトをするまでを描くでも、カミングアウトを描くでも、カミングアウト自体に衝撃は、さほどない。

だが、当事者以外の人々がカミングアウト側として、カミングアウトをされる時の気持ちや感覚は、その中でどれほど体感出来るだろうか?

カミングアウト主が隠していたのであれば、全く予期していなかった相手からカミングアウトされる場合が、むしろ大半だ。

つまり、LGBTQ+をメインテーマにした作品の場合、むしろ、不意打ちを喰らうカミングアウトされる側の気持ちは、描きづらいと言える。

で、世の中には、メインテーマをLGBTQ+以外として物語を紡ぎ、その中で唐突に登場人物がカミングアウトする作品が存在する。

そう言った作品の場合、当事者の苦しみを描けない代わりに、カミングアウトを受け取る側の気持ちを見ている者が体感する事が出来る。

この記事では、そんな「思わぬカミングアウト」を、何らかの形で体感出来る作品を紹介していく。

これは余談だが、先日、総理大臣のスピーチライターもしている荒井秘書官の差別発言問題から、岸田総理が秘書官を更迭処分する事件があった。

LGBTQ+がドンドン世界で当たり前となっていく過程の時期だからこそ、新たな価値観や常識に抵抗感を持つ人には、頭ごなしに受け入れろと強要せず、何らかの心構えや変化の切欠が必要なのかもしれない。

自分の大事な家族や親友からのカミングアウトがあれば、価値観や受け取り方、気持ちを変えられる人は多いと思う。

だが、そんな都合が良い事は、そうそう無い。

なので、まずはフィクションの好きな登場人物のカミングアウトを受けて、作者を批判せずに設定を受け入れる練習をするぐらいから、始めるのが良いのかもしれない。

余談の余談だが、原作ファンが既にいる作品のキャラクターを勝手にポリコレフィルターで設定改変すると、作者批判しか起きないので、注意が必要だ。

やる時は、完全新作か、原作ファンが許してくれる方法を選ぶ事が肝心となる。

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