連載漫画1話目比較「ドラゴンボール」「ハンター×ハンター」「ワンパンマン」

構造で見る漫画のテクニック

映画脚本では、ハリウッド流のパラダイムに沿って作れば大きな間違いは起きないかもしれない。

だが、脚本と小説が別物であるように、漫画と言う表現形態もまた、別物である。

しかし、メディアが違っても、同じ物語を描く媒体である事に変わりはなく、漫画には漫画独自のパラダイムが存在している。

今回は「ドラゴンボール」「ハンター×ハンター」「ワンパンマン」と言う3作の有名作品を、パラダイムで比較し、その中で使われているテクニックを紹介していく。

各作品のAmazonリンクを設置しておくので、単行本が手元にない人はサンプルを利用して実物を見ながら見ると、より分かりやすくなるはずだ。

もちろん、手元に単行本がある人は、それを見るのが手っ取り早いだろう。

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ポリティカル・コレクトネスが創作活動にもたらす影響について

ポリコレって?

ポリコレは言葉としては1917年に登場したが、ドイツへの皮肉として使われると言う形だった。

現在の意味合いに近づいたのは1940年の事で、生まれも育ちもアメリカの言葉であり、概念だ。

その意味は「政治的に正しい」と言うもの。

で、昨今の「性別・人種・民族・宗教・容姿・職業・文化・信仰・思想・性癖・健康状態・身体障害・精神障害・年齢・婚姻状況・等々」に対してポリコレを叫ぶ人が言いたいのは「政治的に正しい」=「差別・偏見を減らし公正・中立であるか」と言う話になる。

「差別・偏見を減らし公正・中立であるか」と言うフィルターを通し、あらゆる差別的表現、偏見的表現、不公正さ、偏った表現を無くしていけば、一見すると綺麗で理想的な世界に近づく様な気もする。

だが、実際にはポリコレは「使い処」と「使い方」が大事であり、それらを間違えると、本当にロクでもない「表現規制」や「言葉狩り」の口実になってしまう、取り扱い注意の概念だ。

今回は、ポリコレについて解説していく。

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「面白さ」を生み出す『ギャップ』をつくる7つの方法

「面白い」=ギャップ×タイミング

面白さを生み出すタイミングについては、「なんでも面白くする「タイミング」の見つけ方」の記事で以前説明した。

そこで今回は、そのタイミングに面白さを生み出す「ギャップ」について、解説していく。

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シナリオの書き方「正義の盗賊物語」の脚本構造を紹介!悪から盗めば正義?

「正義の盗賊物語」とは?

ここでは「正義の盗賊」をテーマにした物語を解説します。

日本で馴染み深い代表作は「ルパン3世」等です。

この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「使命を果たす為、禁忌を破物語」となります。

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なんでも面白くする「タイミング」の見つけ方

タイミングが分かれば面白くなる

Twitterで、面白さが分かっていない人は「タイミング」が分かっていない旨の書き込みが、えらくバズって流れてきた。

書いてある事は最もで、表現もウィットに富んでいて、私も思わず「いいね」を押してしまった。

だが、そこでふと考えた。

「言う・やる内容」と同じぐらいタイミングが大事なら、どのタイミングがその時か分かれば、もっと世界を面白いで溢れさせる事が出来るのではないか?

と。

そこで、この記事では、なんでも面白くする「タイミング」の見つけ方を解説しようと思う。

物語仕立てのギャグやコメディから、漫才やコントまで、なんにでも適応できる基本ルールを簡単に解説する。

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「一方的な攻撃」は、なぜ楽しいのか?

一方的な攻撃による快感の仕組み

物語の種類によっては、効果的な演出となる「一方的な攻撃」描写。

重い物では「肉体的な暴力」や「精神的な追い込み」となり、比較的軽くても「いじめ」や「いじり」と表現される。

だが、重さや軽さには絶対的な尺度は無く、相対的に受ける者がどう感じるかによって重さの総量が変化する。

つまり、一方的な攻撃は、主観的な重さに関係無く、扱いには実際にもモチーフとしても、注意が必要と言うことが大前提にある。

攻撃者と被虐者の要素で、一方的な攻撃は、いくつかの種類に分けられる。

攻撃者が求める物と、被虐者の反応だ。

攻撃者は、一方的な攻撃をする際、被虐者に特定の反応を求めている。 “「一方的な攻撃」は、なぜ楽しいのか?” の続きを読む

【気持良い】物語を面白くする『主人公にとって都合の良い状況』とは?【ご都合主義】

面白くなる種

物語クライマックスでのご都合主義は、物語をつまらなくする。

だが「事の始まり」でのご都合主義は、物語を面白くする。

その時、その物語が「どこまで主人公にとって都合が良い状況」になるかで、期待値は変わってくる。

クライマックスでは「悪いご都合主義」だが、事の始まりでは「良いご都合主義」になると言う事だ。

これは、以前にも触れた事がある。

期待値を高めるご都合主義は、主人公への「共感度次第」で、過度な脳内麻薬を分泌させ、楽しい気分にさせてくれる。

この記事では、そんな「気持ち良くなる」作品に必要な「主人公にとって都合の良い状況」について話そう。

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【感動させるテクニック】「返せない返報性」【返報性の原理】

「返報性の原理」が感動に繋がる?

返報性の原理、あるいは、法則を聞いた事があるだろうか?

聞いた事がある人の多くは、これをマーケティング用語や、ただ人の性質を表わす物として聞いていると思う。

重要だが、言われてみれば当たり前の事。

それが、原理や法則と言う物だ。

で、「返報性の原理」とは、何かというと……

  • 良い事をして貰ったら良い事を返す
  • 悪い事をされれば悪い事を返したくなる

と言う、「ギブアンドテイク」の事なのだが、これが「原理」って言い方だけでは伝わりきらない「大きな価値」がある事を、今回は解説していく。

感動を生みだすテクニックに「返せない返報性」と言うのがある。

一般的に何と呼ばれているかは知らないが、私はコレを説明する時に、この言葉を使う事がある。

まあ、その程度に聞いて欲しい。

これは、感動を生みだすテクニックの中でも、私はとても好きな手法で、文字通り「返せない返報性」を描く事で、大きな感動が生まれる手法となる。

まあ、さっさとテクニックの使い方の説明に移ろうか。

毎度前置きが長くて悪いね。

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誰でも習慣を継続する14の方法

実は継続が一番難しい?

継続は力なりって言いますが、その継続自体が続かないなんて事も多いと思います。

この記事では、誰でも「創作」をするに当たって「継続力」を維持する方法を紹介します。

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【こんなにある】「タイトル付け」の定番手法特集!

タイトル付けにはパターンがある

ネーミングと混同する人も時々いるが、全く別物である「タイトル付け」。

その手法を、この記事では例を示しながら紹介していく。

エンタメ作品だけでなく、ある程度幅広く取り扱って分類していくつもりだ。

タイトル付けで悩んでいる人は、参考にして欲しい。

※ネーミングで悩んでいる人は、【創作のお供に】ネーミング辞典特集の記事が役に立つかもしれない。

ジャンプジブリディズニーピクサー海外作品と言う雑な分け方を試しているので参考までに。

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