「自分以外全員変人」とは?
ここでは「自分以外全員変人」と言う状況をテーマにした物語を解説します。
自分以外全員変人と言うキーワードが示す通り、主人公が変人に囲まれる事がポイントです。
この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「組織の問題に向き合い、変わり者になる物語」となります。
“シナリオの書き方「自分以外全員変人物語」の脚本構造を紹介!結局は全員変人!?” の続きを読むここでは「自分以外全員変人」と言う状況をテーマにした物語を解説します。
自分以外全員変人と言うキーワードが示す通り、主人公が変人に囲まれる事がポイントです。
この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「組織の問題に向き合い、変わり者になる物語」となります。
“シナリオの書き方「自分以外全員変人物語」の脚本構造を紹介!結局は全員変人!?” の続きを読むここでは「異国での運命の出会い」をテーマにした物語を解説します。
異国と言っても別に、外国である必要はありません。
この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「変わり者となって、相棒を得る物語」となります。
“シナリオの書き方「異国での運命の出会い物語」の脚本構造を紹介!肩書を見ないで!” の続きを読む用心棒は、厄介事に巻き込まれそうだったり狙われたりする”可能性”がある人が保険や抑止力の為に、本来は雇う存在だ。
しかし、この作品群では、”既に巨悪に脅かされている”人々によって、切羽詰まって助けを乞われる事になる。
敵が圧倒的に強大と分かっていて、関わりたいか?
好き好んで圧倒的な弱者を、それも赤の他人を助ける事は、本来なら対岸の火事であって在り得ない。
どう考えても、期待出来る報酬が、仕事の割に合わないのだ。
そこで、この作品群は用心棒と人々の間を、「高潔さ」や「勘違い」が橋渡しをして、用心棒達を人々を守るポジションに放り込む。
一度関わったら、もう赤の他人ではいられない。
報酬の為でなく、人々の為に戦うしか道はない。
“「人々の用心棒」系作品特集” の続きを読むおバカな物語は好きですか?
今回は、頭の悪い登場人物が大活躍する、おバカな物語から、その中にあるバカの良し悪しや種類について考察していきたいと思います。
“【コラム物語論】おバカな物語の良し悪しについて” の続きを読む「なろう系」とは、国内小説投稿サイト最大手の「小説家になろう」に由来する、ネット上で独自の進化を遂げた物語類型・カテゴリー等を指した総称である。
大半が素人の投稿によって成り立つweb小説と言う発表の場では、執筆から発表までの時間が早く、楽だ。
その一方、間に編集者等の、原稿の事前確認者が挟まらない事で、商業の雑誌や文庫本程のクオリティ(主に客観性)を維持する事が難しい為、当然ながら玉石混交の場でもある。
その為「なろう系」=「ウェブ小説、異世界モノ」ではなく、「なろう系」=「品質の低い素人小説」の様なイメージを持っている人も少なからずいる。
だが、誰でも環境さえあれば作品を投稿する事が出来て、創作者から読者にダイレクトに作品を届ける事が出来ると言う、発表の場と言う環境は、市場とは違った独自のサイクルで動いていて、その中で独自の物語類型とも呼べるパターンがいくつも定着してきたし、商業で活躍する作家が何人も生まれて来た事も事実である。
「小説」と「漫画」が埋めきれないエンターテインメント領域に「ライトノベル」が生まれた様に、「なろう系」もまた、市場の渇きを満たす為に生まれた存在であると言って良い筈である。
この記事では、そんな「なろう系」と呼ばれる独自進化を遂げた小説群のカテゴリーを、それが物語カテゴリーとしてどこに所属しているのか、どうしてそうなのかを分析、紹介していきたい。
そして「なろう系」の必須要素と共に、どこを変えれば「なろう系」の中で焼き直しにならずにオリジナリティを保持した物語を書けるかも示したい。
もっと読む部分的なネタバレが含まれた記事です。
ポジティブ要素とは、物語の中で登場人物が「したい」「やらなければならない」目標や目的に向かう為の動機となる要素。
ネガティブ要素とは、物語の中で登場人物が「したい」「やらなければならない」目標や目的に向かう為の行動に付いて回る、「出来ればしたくない」行動や、伴うリスクを指します。
“有名作品で学ぶ物語を面白くするポジティブ&ネガティブの行動デザイン” の続きを読む世の中には、沢山の物語があります。
別の物語同士を見比べてみれば、当然ながら全く同じ物語は一つもありません。
ですが、どこか似ている物語はあります。
それらを、一定のルールで分類する事をカテゴライズと言いますが、物語を構成する要素は大量にあるので、そのカテゴライズルールを決める切り口は様々です。
万人に意味のある切り口もあれば、一部の人を除いて意味のない切り口もあります。
ここでは、既存の作品だけでなく、創作中の物語が何の仲間になるのかまで見分けられる様になる方法を紹介します。
“コラム物語論。物語を132種類に分ける実践的で簡単な方法。” の続きを読むタイムスリップ物のパターンを紹介したいと思います。
こんな違いがあるのか、こんな構造なのかと、参考にして貰えれば幸いです。
現在は、主人公がタイムスリップをする物に限っています。
順次、追加していく予定です。
ここでは「裏切り者になって世界に挑む」をテーマにした物語を解説します。
白人酋長と言う呼び方で一般的には定着しています。
この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「禁忌を犯して、変わり者になる物語」となります。
“シナリオの書き方「白人酋長物語」の脚本構造を紹介!裏切り者が世界を変える!” の続きを読むここでは「変人が勝負の世界に関わり成長する」をテーマにした物語を解説します。
あらゆる勝負をテーマにした物語のパターンの一つです。
劇中ゲームもの、特にスポーツではお約束中のお約束です。
この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「成長の旅の中で、変わり者になる物語」となります。
“シナリオの書き方「変人が勝負の世界で成長する物語」の脚本構造を紹介!普通じゃないから強い!” の続きを読む