シナリオの書き方「管理システムに抗う物語」の脚本構造を紹介!愛の無い効率化は人を殺す

「管理システムに抗う物語」とは?

ここでは「社会を効率的に回す為の管理システムに抗わざるを得なくなった人」をテーマにした物語を解説します。

管理システムと聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?

ディストピアを思い浮かべたのでしたら、かなり分かっています。

ここで扱う管理システムとは、大多数が安定して暮らす為に、一部の少数を切り捨ててでも効率化を図り、個の幸せを考えずに全体での利益を優先して管理をしていくシステムです。

本来は困っている人を助けてくれたり、人の為に動くはずのシステムが、一定以上の弱者や、システムが決めた「切り捨てても構わない人達」を勝手に決めてきたら?

どうしようもなく「切り捨てられる側」に立ってしまった人は、いったいどうすれば良いのでしょうか?

この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「組織の問題に向き合って、禁忌を破る物語」となります。

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シナリオの書き方「王座で椅子取りゲーム物語」の脚本構造を紹介!王になるのは誰だ?

「王座で椅子取りゲーム物語」とは?

ここでは「王座で椅子取りゲーム」をテーマにした物語を解説します。

王座というのは、そのまま王座や玉座の時もありますが、重要なアイテムの場合もあります。

この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば成長の旅をする中で、組織を変える物語」となります。 

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「人々の用心棒」系作品特集

変わり者達が巨悪に立ち向かう

用心棒は、厄介事に巻き込まれそうだったり狙われたりする”可能性”がある人が保険や抑止力の為に、本来は雇う存在だ。

しかし、この作品群では、”既に巨悪に脅かされている”人々によって、切羽詰まって助けを乞われる事になる。

敵が圧倒的に強大と分かっていて、関わりたいか?

好き好んで圧倒的な弱者を、それも赤の他人を助ける事は、本来なら対岸の火事であって在り得ない。

どう考えても、期待出来る報酬が、仕事の割に合わないのだ。

そこで、この作品群は用心棒と人々の間を、「高潔さ」や「勘違い」が橋渡しをして、用心棒達を人々を守るポジションに放り込む。

一度関わったら、もう赤の他人ではいられない。

報酬の為でなく、人々の為に戦うしか道はない。

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実話を基にした名作映画「ダラス・バイヤーズクラブ」を紹介

おすすめ映画紹介

ネットフリックスでも配信中(投稿時現在)

  • 監督:ジャン=マルク・ヴァレ
  • 主人公:ホモ嫌いのカウボーイ、ロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー/声:藤原啓治)
  • 相棒:トランスジェンダーのジャンキー、レイヨン(ジャレッド・レト/声:小倉直寛)
  • ヒロイン:HIV患者を助けたい医者、イヴ・サックス(ジェニファー・ガーナー/声:渡辺ゆかり)
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シナリオの書き方「社会の規律に立ち向かう人々の物語」の脚本構造を紹介!絆を示せ!

「社会の規律に立ち向かう人々の物語」とは?

ここでは「社会の規律に立ち向かう人々」をテーマにした物語を解説します。

社会の規律を乱してまで、守りたい人の為、社会と戦う物語です。

この形式の物語は、構造カテゴリーで別の言い方をするならば「タブーに触れる事で、組織を変えようとする物語」となります。

目次

  1. 解説
  2. 必須要素
  3. 該当作品
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物語が生まれた順番について、あれこれ「実話から寓話」「失敗から成功」「悲劇から喜劇」

物語の発生と進歩、その利用

いきなり始めよう。

まず、物語には実話と寓話が存在する。

創作難易度が最も低いのは「実話」である。

実話は、体験や伝聞によって容易に創作可能だ。

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有名作品で学ぶ物語を面白くするポジティブ&ネガティブの行動デザイン

行動デザイン事例集

部分的なネタバレが含まれた記事です。

ポジティブ要素とは、物語の中で登場人物が「したい」「やらなければならない」目標や目的に向かう為の動機となる要素。

ネガティブ要素とは、物語の中で登場人物が「したい」「やらなければならない」目標や目的に向かう為の行動に付いて回る、「出来ればしたくない」行動や、伴うリスクを指します。

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コラム物語論。実際の政治劇に見る物語

政治劇に見る物語の構造を解説

政治と聞くと、どんな印象を受けるでしょうか?

硬い、難しい、面倒臭い、自分に関係無い、と言ったネガティブな印象を持つ人もいると思います。

ですが、この記事では、難しい話も左右派と言った話も、執筆者の政治思想の話も出て来ません。

あくまでも、政治劇を通して物語の構造の解説を行っていきます。

物語構造が分かると、なぜ政治劇が面白いか、または下らなかったり詰まらないかの理由も分かります。

政治劇での主人公は、当たり前ですが政治家となります。

政治家全員がある意味で政治劇では主人公の筈です。

しかし、実際の政治を見ていると、誰も主役だと思わない脇役やモブに甘んじている政治家も大勢います。

この記事を読めば、その理由も少し分かります。

あくまでも、この記事では物語の構造と言う観点で説明をするので、政治家を称賛したり否定、批判をする意図は無く、政治自体の良し悪しを評価する物でも無いので、その点はご了承ください。

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話の種。【実話】身に覚えのないクレジットカード請求が来た話。

まさか自分が不正使用されるとは

始まりは、珍しくクレジットカードの明細書を見ていた時だった。

私のクレジットカードに記載されている文字は、毎度同じ様な物だ。

携帯電話、インターネット、保険料等々の自動引き落としが精々で、時々Amazonやsteamに始まるオンラインサイトで本にマンガにゲームやガジェットを買う程度の物。

その中に、見慣れない文字がある事に気付いた。

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コラム物語論。物語を132種類に分ける実践的で簡単な方法。

物語の種類を見分ける!

世の中には、沢山の物語があります。

別の物語同士を見比べてみれば、当然ながら全く同じ物語は一つもありません。

ですが、どこか似ている物語はあります。

それらを、一定のルールで分類する事をカテゴライズと言いますが、物語を構成する要素は大量にあるので、そのカテゴライズルールを決める切り口は様々です。

万人に意味のある切り口もあれば、一部の人を除いて意味のない切り口もあります。

ここでは、既存の作品だけでなく、創作中の物語が何の仲間になるのかまで見分けられる様になる方法を紹介します。

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