2020年2月10日
第92回アカデミー賞で、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」(原題:기생충(寄生虫)、英題: Parasite)が「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「国際長編映画賞」を受賞して話題となった。
この作品は、世界中で問題となっている「格差社会」をモチーフとした、「現代韓国」を舞台にした「ブラックコメディ」作品だ。
格差社会を使って描いているストーリーのテーマは、「這い上がれない社会システムに、間違った方法(パラサイト)で抵抗したら、どうなるか?」と言った具合だ。
劇中では、実際の格差社会を「富裕層、下層、最下層」と言う3つの家族をメタファーとして使って、富裕層の家族が暮らす一つの豪邸を主な舞台に描いている。
この記事では、ネタバレ有りで、作品についておよそだが脚本パラダイムで区切って説明していく。
あと、多分に個人の感想と解釈が含まれます。
“【歴史的快挙】『パラサイト 半地下の家族』をネタバレ解説【アカデミー賞受賞作品】” の続きを読む