ミステリーの基本的なトリックのパターン

car driving on road between trees against misty sky

トリック=勘違いの誘発

トリックと言えばミステリーの華。

面白いトリックを見れば、思わず誰かに話したくなるのが人情と言う物。

そんなトリックについて、今回は簡単に考察していく。

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なんでも面白くする「タイミング」の見つけ方

タイミングが分かれば面白くなる

Twitterで、面白さが分かっていない人は「タイミング」が分かっていない旨の書き込みが、えらくバズって流れてきた。

書いてある事は最もで、表現もウィットに富んでいて、私も思わず「いいね」を押してしまった。

だが、そこでふと考えた。

「言う・やる内容」と同じぐらいタイミングが大事なら、どのタイミングがその時か分かれば、もっと世界を面白いで溢れさせる事が出来るのではないか?

と。

そこで、この記事では、なんでも面白くする「タイミング」の見つけ方を解説しようと思う。

物語仕立てのギャグやコメディから、漫才やコントまで、なんにでも適応できる基本ルールを簡単に解説する。

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どんでん返しテクニック紹介「二段オチ」

オチを増やせ!

どんでん返しには、伏線配置と伏線回収が必要だ。

張り巡らせた伏線を、華麗に回収すれば物語には大きな衝撃が生まれる。

その衝撃を、更に上乗せするテクニックがある。

それが、今回紹介する「二段オチ」だ。

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【フィクションだけど】メタフィクション作品を解説!【フィクションじゃない】

メタフィクションは世界を繋げる

メタフィクションとは、創作物の中にある『フィクションの世界と現実世界の境界を曖昧にする手法』である。

ウェキペディアや他の説明サイトの例を挙げると、

  • 「フィクション内フィクション」
  • 「作者が登場する物語」
  • 「物語を創る・見る人に関する物語」
  • 表題、区切り、プロット、構成、キャラといった「物語の約束事や客観視点からでなければ分からない事柄に触れる物語」
  • 物語の登場人物として「期待される行動と自覚した上で行動をとる登場人物」
  • 自分が「フィクション内にいる自覚を表明する登場人物」
  • 物語に注釈を入れつつ物語を進める「叙述的脚注」
  • 「メタ視点によって通常と異なる順序で楽しむ事ができる非線形の物語」
  • 物語に対する「読者の反応を予想する物語」

等の条件に当てはまる作品がメタフィクション作品となる。

この記事では、例を多分に交えながらメタフィクション作品について分類と簡単な解説をしていく。

尚、記事の性質上一部の例は重大な「ネタバレ」を含む

一応、ネタバレに配慮はするが、嫌なら後で見よう。

また、複数パターンにまたがる物もあるが、複雑になる為、一つずつしか記載しない。

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燃える?切ない?主人公が偽物系物語特集

主人公は誰の偽物?

主人公が、実は偽物だった。

これほど衝撃的な、大どんでん返しが果たして他に、どれほどあるだろうか?

この記事では「主人公が偽物だった」と言う大どんでん返しが仕掛けられた物語を紹介していく。

記事の性質上、どうしたってネタバレが含まれてしまうので、気になる人は見ない様に注意して欲しい。

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魅力的な黒幕キャラの創り方

黒幕の条件

物語のクライマックス、満を持して判明する「黒幕」と言う役割の登場人物。

物語全体や一つの事件を、裏から操っている存在。

それは、非常に魅力的な役柄でもある。

黒幕次第で物語の評価が大きく変化する事まであるぐらい、超重要なポジションだ。

 

この記事では、そんな重要キャラクターである魅力的な黒幕について説明していく。

なお、黒幕と言う役柄を例を出して説明する為、重要なネタバレが多々含まれる事となる。

ネタバレを覚悟するか、後で読む事を推奨したい。

 

繰り返します。

今回の記事は、隠されていたラスボスや、大どんでん返しに関わるネタバレを含むので、注意して欲しいです

読むなら自己責任と言う事で、お願いする次第です。

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【単純明快】伏線と伏線回収のルールと使い方

伏線と伏線回収

面白く魅力的な物語に付き物と言えば?

華麗な伏線回収や大どんでん返し!

物語の華ですよね。

その為には、伏線を張って、それを回収しなければなりません。

今回は「伏線」と「伏線回収」について解説します。

目次

  1. 基本
  2. ルール
  3. 放置
  4. 二次利用による伏線化
  5. 終わりに
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【創作テクニック】「連想への入口」を作れば、魅力的になる?

魅力アップの鍵は「連想」!?

「連想」って、何を思い浮かべますか?

連想ゲームとか、ありましたよね。

一つの物を起点に、共通点のある別の物を想起させる、それが「連想」です。

この「連想」って、かなり重要な要素で、創作ツールとしても、大変有用です。

「連想」自体は、受け取り手側が行う行為です。

ですので、創作者側は、どういう連想をして欲しいかの「連想への入口」を用意する事になります。

「連想への入口」の用意が上手い人は、絵でも、文章でも、映像でも、音楽でも、あらゆるコンテンツで、少ない労力で最大の効果を発揮して、魅力的に見せる事が出来ます。

今回は、そんな創作ツールによるテクニック「連想への入口」について、説明していきたいと思います。

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「実は」「もし」「その後」で考え始める物語創作

「ネタが浮かばない!」そんな時

良いネタが浮かばない、だが時間もない。

ストーリーテーマ、モチーフテーマ、コンセプト、ログラインなんて基礎部分から考えたくない。

と言うか、考えている時間が無い。

考えれば考えるだけ混乱し、まとまる気がしない。

そんな時、役立つのが「実は」「もし」「その後」だ。

結論から言えば、既にある物語の「ミッシングリンク」「もしもの世界」「予測される未来」を想像して、物語を作る手法になる。

この手法の何が優れているかと言うと、ストーリーテーマやモチーフテーマ、基本のコンセプト、上手く行けばログラインさえも既存の作品から、ある程度の流用が出来ると言う所だ。

だが、流用しつつも、これはコピーではない。

もちろん、パクる事も出来るし、同人誌的な事も出来るが、それを避ける事も十分出来るので、オリジナル作品として発表できるのだ。

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効果的な「どんでん返し」の基本と手法について

今回は「どんでん返し」

このサイトにわざわざ足を運んで来る時点で、知ってる人も多いかも。

http://www.0874296.com/kiso_donden/3monsters_08等のサイトや、物語作りのハウツー本を出している★どんでん返しマイスター・ぴこ蔵★こと、今井昭彦(ぴこ山ぴこ蔵)先生が、『どんでん返しの原型10タイプ』と言う物をサイトや本で紹介している。

その内容は、

(1)敵の正体はこいつだ、と思っていたら、実は、同じような立場のあいつだった!

(2)敵は「主人公の内部に巣食う恐怖」だと思っていたら「主人公の外部に存在する恐怖」だった。

(3)敵は「主人公が生み出した恐怖」だと思っていたら「主人公の外部に存在する恐怖」だった。

(4)敵は「主人公の外部に存在する恐怖」だと思っていたら「主人公の内部に巣食う恐怖」だった。

(5)敵は「主人公が生み出した恐怖」だと思っていたら「主人公の内部に巣食う恐怖」だった。

(6)敵は「主人公の外部に存在する恐怖」だと思っていたら「主人公が生み出した恐怖」だった。

(7)敵は「主人公の内部に巣食う恐怖」だと思っていたら「主人公が生み出した恐怖」だった。

(8)敵は死んだと思っていたら、実は死んでいなかった!

(9)目的は死んだと思っていたら、実は死んでいなかった!

(10)目的はどこか遠くにあると思っていたら実は主人公のそば(内側)にあった!

と言う物で、これ等は、物語に対しての「どんでん返し」からのアプローチであり、詳しくは先生の著書やサイトを見て欲しい。

で、今回は、

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