現実感は、こう上げろ!
物語を見てみて、読んでみて、人は言語化せずとも何かを感じている物だ。
その際、悪い意味で
- 薄っぺらい
- 嘘くさい
- 作り物っぽい
等と言う感想を読者・視聴者に持たれると、作品によっては大きくマイナスに働いてしまう。
そこで今回は、世界観のリアリティを損ねる原因と、効率的に高める方法を紹介する。
“リアリティが高い世界観を作るには、どうすれば良いか?” の続きを読む物語を見てみて、読んでみて、人は言語化せずとも何かを感じている物だ。
その際、悪い意味で
等と言う感想を読者・視聴者に持たれると、作品によっては大きくマイナスに働いてしまう。
そこで今回は、世界観のリアリティを損ねる原因と、効率的に高める方法を紹介する。
“リアリティが高い世界観を作るには、どうすれば良いか?” の続きを読むこれは、主人公の所属環境の性質で、主人公の所属環境を、秩序が支配しているか混沌が支配しているか、を表しています。
物語で描かれる主人公の所属環境は、ルールによって支配され秩序をもっているか、ルールが壊され混沌に支配されているかで分類できます。
ユートピアやディストピアは、秩序に支配された環境の行きつく先と言えます。
災害や事件が起きる状況は、混沌に支配された環境であると言えます。
これは、解決するべき問題が、主人公の所属環境の外にあるか内にあるかを表しています。
物語で描かれる主人公が所属する世界です。
例えば、主人公が家族の問題を解決する物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境内の問題です。
これが、主人公が家族を敵対者から守る物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境外の問題です。
事実とは、あるがまま、本当の事、真実と言った客観的な物です。
対称的に現実とは、誰かが観測した結果の事実を指し、主観的な物です。
一見どちらも同じ様に感じますが、大きな違いがあります。
客観的なものと主観的なものは、対極の概念です。
作ろうとしている物語の「物語上の目的」を決めると言って、すぐに出来るでしょうか?
出来るならそれは、明確に物語の方向性が決まっている事になります。
その際、「物語上」と「物語自体」の目的は別にある事を意識した事が無いなら、密接な関係がある事を意識して下さい。
出来ないなら、物語上の目的を探さなければなりません。 “物語上の目的の決め方とは?” の続きを読む
まずは、物語を創る始点を、おさらいします。
あなたの書きたい物語を、ある種のマーケティング風に仮説を立て、「誰に」「何を」「どうやって」届けるかが決まっているとします。
あなたは、書きたい物語を抽象的なイメージやアイディアから、徐々に具体的な形に整えていく必要があります。
その際、何から具体化するかですが、「主人公」「行動」「世界」のどれかを具体的にする事で、次に具体的にする物が見えます。 “物語を創る時に絶対に決めた方が良い1つのポイント” の続きを読む
物語を作る時、何から考えるでしょう?
今回は、それを考えてみたいと思います。
自分のスタイルがあるとは思いますが、他にもこんな考え方があるよ程度にお読みください。
物語は、次の
この3つがあれば、そこから想像が広がります。
これが一つの基本です。
どこで、だれが、なにをした。
これは、以前の記事「物語に対する見方について」にも出てきました。
この始点で作り始める場合、大事なのは「なぜキャラクターはそんな事をしたのか」です。
他には、何があるでしょう? “物語をつくり始める時の始点を考えてみた” の続きを読む