楽を求めるのは良いが、学ばない為のズルは危険
一足飛びに凄い物を作ったり、急に凄い技術を手に入れたり、実は特別な物を持っていた事に気付いたり。
そんな事を夢見る人は、結構多いだろう。
一個や二個であれば、何らかの状況的な歯車の噛み合いが良いとか、科学の進歩でツールが進化とか、技術やセンスの転用が出来るとか、運が良い事があるかもしれない。
だが、結局の所、地道な積み重ねが大半の部分で必要になり、いわゆる人生の一発逆転をするには、どれだけ積み重ねて来たかで、欲しい物を手に入れられる確率が大きく変わってくる。
要は、何を積み重ね、それを活かすか、そこが重要だ。
しかし、人は積み重ねるのが苦手だったり、何をすれば良いか分からない事が多い。
丁寧に積み重ねるなんて苦行や修行、好んでしたい人の方が、もしかすると少ないかも知れない。
そうなると、いかに楽をして、積み重ねてきた人と同等か、それ以上の物を手に入れるかと言う方向に思考が行きがちだ。
問題は、楽を求める事は非常に良いが、それは工夫や効率化と言う意味での楽だ。
いかに工夫せず、学ばないで楽をするかと言う、いわゆるズルを探すのは、かなり危険な楽探しになる。
今回は、そんな話。
“「楽を求める事」は、かなり大事と言う話。同時に、創作者は「丁寧に、積み重ねる事が出来る人」ほど強いと言う話。” の続きを読む