環境の内外とは?
これは、解決するべき問題が、主人公の所属環境の外にあるか内にあるかを表しています。
所属環境とは?
物語で描かれる主人公が所属する世界です。
例えば、主人公が家族の問題を解決する物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境内の問題です。
これが、主人公が家族を敵対者から守る物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境外の問題です。
これは、解決するべき問題が、主人公の所属環境の外にあるか内にあるかを表しています。
物語で描かれる主人公が所属する世界です。
例えば、主人公が家族の問題を解決する物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境内の問題です。
これが、主人公が家族を敵対者から守る物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境外の問題です。
普遍的動機とは、国・時代・宗教を問わず誰でも理解が出来る動機を指します。
具体的には、死にたくない、何か食べたい、恋人が欲しい、家族を危険から守りたい、復讐したい、等の文明の種類や発展具合によって変化しない類の動機です。
普遍的であればある程、読者が動機に共感する可能性が高まります。 “物語に必要な普遍的動機とは?” の続きを読む
事実とは、あるがまま、本当の事、真実と言った客観的な物です。
対称的に現実とは、誰かが観測した結果の事実を指し、主観的な物です。
一見どちらも同じ様に感じますが、大きな違いがあります。
客観的なものと主観的なものは、対極の概念です。
端的に言えば、「行先」と「過程」です。
ここで、普段から目的と目標を意識していない人に注意が必要なのが、常に目的があっての目標というのが健全な考え方と言う前提です。
目標だけを掲げるのは、まったく意味が無いと言う事です。
少し前にこんな例え話を見ました。
A「勇者の目的は?」
B「魔王を倒す事」
A「それは目標」
B「じゃあ、目的は?」
A「魔王を倒した先の世界平和」
この様な掛け合いです。
これが的確に目的と目標の関係を表しています。
それは、最後から考えた方が圧倒的に効率が良いからです。
今回は、なぜ効率が良いかについて説明します。
物語には、問題解決の考え方が必要である事は、前回書きました。
問題解決とは、あなたにも馴染み深い(かもしれない)学校の勉強で出てくる問題と同じで、答えを知っていれば逆算が出来ます。
問題解決方法を知っている事が、最も確実に問題を解決する方法です。
物語を作るにも、楽しむにも、そして分析をするにしても、その種類を正確に分かった方が効率がいいものです。
カテゴリーとは、枠組みの中にある物を、決まった法則で分ける事です。
つまり、分ける法則の数だけ無数にカテゴリーがあると言う訳ですが、今回はそれらをザックリと紹介します。
世間で最も重宝されているカテゴリーは、物語の見た目と、方向性のカテゴリーです。
後でもふれますが、ジャンルと呼ばれる奴ですね。
ですが、物語を創る人が知っているべきカテゴリーは、別に沢山あります。