変化と維持
まず、この世の中に不変なモノは、数えるほどしか存在しません。
その中で人の身近に関わるモノは、過去の事実程度の物でしょう。
つまり、あらゆる物が、自然な状態では変化している事実が大前提に存在します。
その自然な状態に逆らう事の一つが、維持です。
まず、この世の中に不変なモノは、数えるほどしか存在しません。
その中で人の身近に関わるモノは、過去の事実程度の物でしょう。
つまり、あらゆる物が、自然な状態では変化している事実が大前提に存在します。
その自然な状態に逆らう事の一つが、維持です。
これは、解決するべき問題が、主人公の所属環境の外にあるか内にあるかを表しています。
物語で描かれる主人公が所属する世界です。
例えば、主人公が家族の問題を解決する物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境内の問題です。
これが、主人公が家族を敵対者から守る物語で、家庭を中心に描かれるのなら環境外の問題です。
普遍的動機とは、国・時代・宗教を問わず誰でも理解が出来る動機を指します。
具体的には、死にたくない、何か食べたい、恋人が欲しい、家族を危険から守りたい、復讐したい、等の文明の種類や発展具合によって変化しない類の動機です。
普遍的であればある程、読者が動機に共感する可能性が高まります。 “物語に必要な普遍的動機とは?” の続きを読む
端的に言えば、「行先」と「過程」です。
ここで、普段から目的と目標を意識していない人に注意が必要なのが、常に目的があっての目標というのが健全な考え方と言う前提です。
目標だけを掲げるのは、まったく意味が無いと言う事です。
少し前にこんな例え話を見ました。
A「勇者の目的は?」
B「魔王を倒す事」
A「それは目標」
B「じゃあ、目的は?」
A「魔王を倒した先の世界平和」
この様な掛け合いです。
これが的確に目的と目標の関係を表しています。
まずは、物語を創る始点を、おさらいします。
あなたの書きたい物語を、ある種のマーケティング風に仮説を立て、「誰に」「何を」「どうやって」届けるかが決まっているとします。
あなたは、書きたい物語を抽象的なイメージやアイディアから、徐々に具体的な形に整えていく必要があります。
その際、何から具体化するかですが、「主人公」「行動」「世界」のどれかを具体的にする事で、次に具体的にする物が見えます。 “物語を創る時に絶対に決めた方が良い1つのポイント” の続きを読む