「なんだか古いんだよね」に対処するには?
長年、創作をしていると、こんな経験は無いだろうか?
「う~ん、なんだろう。全体的に、なんか古いんだよね」
曖昧ながらも、率直な作品への意見。
今までずっと積み重ねてきた技術が、通用しなくなる不安。
自分が慣れ親しんだ物が、過去の物となる恐怖。
今回は、この「なんか古い」と言う現象について説明していく。
その原因となる要素こそが、「表現」と「時代観」である。
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「う~ん、なんだろう。全体的に、なんか古いんだよね」
曖昧ながらも、率直な作品への意見。
今までずっと積み重ねてきた技術が、通用しなくなる不安。
自分が慣れ親しんだ物が、過去の物となる恐怖。
今回は、この「なんか古い」と言う現象について説明していく。
その原因となる要素こそが、「表現」と「時代観」である。
“コンテンツの新しさを決める、表現と時代観とは?” の続きを読む検索してみると、次の様に出ます。
ここで話題にしたいのは、1・2番目についてです。
検索結果を読んだだけでは意味が分からない方の為に、礼をあげます。
例えば、哺乳類と言う概念の下には、猫や人間があります。
哺乳類と言う概念の上には、生物があるでしょう。
この上位概念、下位概念の考え方は、マトリョーシカの様な入れ子構造になっていて、一番外側の概念に中の概念は従って行きます。
端的に言えば、「行先」と「過程」です。
ここで、普段から目的と目標を意識していない人に注意が必要なのが、常に目的があっての目標というのが健全な考え方と言う前提です。
目標だけを掲げるのは、まったく意味が無いと言う事です。
少し前にこんな例え話を見ました。
A「勇者の目的は?」
B「魔王を倒す事」
A「それは目標」
B「じゃあ、目的は?」
A「魔王を倒した先の世界平和」
この様な掛け合いです。
これが的確に目的と目標の関係を表しています。