やあやあ、こんにちわ

ストーリーテリング講座にようこそ

この講座シリーズでは、物語の作り方を体系的に学べる様に、なるべく優しく、時々専門的に講義をしていくよ。



なんだけど、まず最初に、下手な知識を身に着ける前に、好きな様に一度、物語を作ってみる事をすすめるね。

多くの場合、話はそれからなんだ。

例えば、ラブレターってあるよね。

誰かにラブレターを書きたいわけでもないのに、ラブレターの書き方を先に学ぶよりも、誰かを好きになってから、相手を想ってラブレターを書きたい気持ちになって、から興味を持つ方が健全だよね。

これは、物語でも同じこと。

好きなように書くって事は、とりあえずラブレターを自発的に書きたい気持ちになっているかのチェックにもなる。
そんな状態になるまで、自分を持って行く事が、まずは肝心。

ラブレターを一度、好き勝手書いてみて、上手く書けないな、と感じたら、それから必要な事を学んだ方が、自分の求める物が得やすくなるってわけ。

これは、スポーツでも同じだし、他の勉強でも同じだ。

当然、物語でも同じ事。

物語を作りたいとして、効率や近道を求めて、逆に難易度をあげない方が良いと言う事の注意喚起だね。

やり方をマスターしてから万全で始めるよりも、モチベーションが、どこにあるかの方が大事って言う話。

もし、成功したいとかチヤホヤされたいと言うモチベーションで作り始める場合は、センスや要領の良さが、かなり無いと、創作者となる道は、険しい事になる。

作りたい理由が、形にしたい作品、テーマ、表現、あらすじ、キャラクター、何らかが創作物に対してあるなら、道は開けやすい。

創作物を作った先の副産物を求めると、たどり着く前に息切れを起こす事が多いんだ。

さらに、自分がどうしても作りたい物で、それを見る人に、見て貰って、どんな気持ちになって欲しいかまで分かっているなら、恵まれたスタートだと言える。

創作物は、自分で作って見て楽しむのも良いけど、誰かに見て貰って初めて完成するからね。

わかったかな？

まあ、最初は、分からなくても良いかな。

じゃあ、なんとなく整っている人は、このまま講座をスタートしよっか。

明らかに整ってない人は、最低限、自分の好きなテーマやモチーフぐらいは認識してから講座を受ける事をおススメする。

テーマもモチーフも無いし、言葉の意味も分からないって人は、その辺は講座の中で説明するから、見ていく中で、ここから見直しても良いかもね。

じゃあじゃあ、まず、さっそくだけど、今回の講座の全体像から見てみて欲しい。

物語と言う物を、体系的に学んでいくための全体マップのイメージがこれだ。

これが、これから進む道しるべとなる地図って事。

実際は、内容が更に細分化されるけど、大まかな事はこの様な感じで行くと言うイメージ。

ストーリーテリングの世界地図がこれで、細分化される内容は、各地方の詳細な地図と言う違いだよ。

いきなりなんだけどさ。

いきなり講座否定みたいに聞こえるかもしれないけど、このマップの全てを講座内で言語化して理解する必要は無いと思うよ。

理由は、一度、何か物語を作ろうとした経験が、あなたにあるなら、上手く行った部分に関しては、感覚で無意識に出来ている筈だから。

なのでー、スランプに陥った時とかは、言語化した知識を学んで、今までオートマチック運転だった所を、創作技術としてマニュアル運転で動かすと、スランプ脱出の助けになるかもしれないし、知識として単純に知っておきたい所を見ても面白いかもしれない。

ぐらいの感じ。

逆に、一度作ってみて出来なかった部分は、講座を学べば出来る様に、解決法を示すので、安心して学んで欲しいかな。

って事で、簡単にだけど全体像を、かいつまんで説明するよ。

まず、そもそも物語とは何かについて。
実は、これを勘違いして苦しんでる人って、かなり多いんだよね。
この前提が分かっていると、この後で学ぶ事が全部、繋がって使える様になる。

次は、色々な基本の話。
ここは、どうしても他より退屈に感じる人もいると思うから、人によっては飛ばしたり、後回しでも良いかもね。
でも、基本を分かったつもりで、実は抜けてたりする人もいるから、出来なくて困った事があったら、もしかしたらって思いながら見ると発見があるかもね。

その次は、より具体的な内容になって行く。

ここからは、物語の制作段階や構造を分解していき、部分部分に対する理解を深めてもらう事になる。
全体を見て、その部分が、どんな役割があるかを理解する事は、非常に重要で、例えば、人体の心臓だけを見るより、人全体を見ながら心臓がどんな働きをしているかを理解した方が、心臓への理解度は深まる事と似ている。

部分部分の理解が深まったら、今度は、そのひとまとまりを理解してもらってを繰り返す事で、細部と全体を把握して貰えると思う。

そうして、一区切り毎に理解していったら、やがては物語の細部から全体までを、以前よりもロジカルに理解出来る様になる筈だ。

と言う事で、今回は前置きで、次回から本格的な講座を始めていくよ。

動画を聞いていれば分かるようにするつもりだけど、分からなかったらコメント欄で質問してね。

あと、講義内容のテキストと画像資料はブログの方に置いておく予定だから、ゆっくり見たい人は利用してね。


それじゃ、今回はこの辺で。

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