物語の種の育て方
この記事では、誰でも簡単に物語の種を育てる事が出来る方法の一つを紹介します。
ここでは、例として「このマンガがすごい!」でも話題になった「ダンジョン飯」を想定して、シミュレーションしていきます。
この記事を読まれる方は、創作者であれば自身の作品に当てはめたり、創作中の物語や、新たな物語を想像しながらお読み頂ければ幸いです。
創作者で無くとも「ダンジョン飯」や、ご自身の好きな作品を思い出しながらお読み頂きたく思います。
※本記事は、あくまでもシミュレーションなので「ダンジョン飯」が実際に作られた工程とは一切関係ありません。
その点は、ご了承ください。
その1:ネタ出し
物語を書き始める始点で以前も触れましたが、物語を作るには最低限、
- 世界観
- キャラクター
- キャラクターの行動
の3点が必要となります。
「どこで」「誰が」「何をする」
この3点の内の、どれかを考え始める始点に据えて、今回は、そこから物語作りを始めましょう。

世界観
まずは、どういう世界を舞台にするかです。
- 現実
- サイエンスフィクション
- ファンタジー
ザックリと、この3つを選ぶだけで、世界観の方向性は見えてきます。
現実的か、空想科学的か、超自然的か。
これらを合わせる事も勿論可能です。
他にも「時代」や「場所」を指定すれば、世界観は更に固まります。
ダンジョン飯では、もちろん「ファンタジー」を選ぶ事になります。
キャラクター
これは、物語の登場人物のイメージが先行して思い浮かんでいる場合です。
これが決まっていると、同時に世界観も見えて来る事もあります。
登場人物を構成する要素について以前に書きました、4つのキャラクターを構成する要素があります。
- パーソナル情報:個人を特定する情報。名前とか誕生日とか。
- フィジカル情報:肉体の情報。金髪碧眼とか中肉中背とか。
- メンタル情報:優しいとかズボラとか。人生で培った価値観とか。
- キャリア情報:今まで何をしてきたか。
この4要素から、まずは難しい事を考えず、どれかを選んで大まかな登場人物を考えましょう。
一番イメージが湧きやすく、おススメしたいのはキャリア情報です。
登場人物ですが、ダンジョン飯では「冒険者」とします。
つまり、キャラクターは冒険者として生きて来た、またはこれから冒険者を目指す人物と言う事になります。
ここで冒険者を選ぶと、自動的に冒険者が存在出来る世界観をイメージする事となります。
これがフィジカル情報になれば、例えば主人公をエルフやヴァンパイアにしたいなんて考え始め方も可能です。
行動
登場人物達に何をさせる物語なのかが、先に決まっている場合です。
- 恋愛(ラブストーリー)
- 友情(バディ)
- 推理(ミステリー)
- 試合(スポーツ物)
- 旅(冒険物)
- 対決(ヒーロー)
他にも選択肢は、実に膨大です。
ですが、行動の方向性が決まると言う事は、ネタ出しに置いては、重要な事です。
行動が決まると、使える物語の構造の種類が一気に限定されるからです。
つまり、一番描きたい行動に「恋愛」を考えている場合、物語カテゴリーは当然ながら「恋愛物」になります。
「恋愛」を描きたいのに「推理」を選ぶ事は、出来ません。
「推理」の中で、サブプロットとして「恋愛」を選ぶ事は出来ますが、それならば「推理」を一番描きたい行動に選ぶべきと言う事になります。
行動ですが、ダンジョン飯では「冒険」とします。
行動は、先に決めても後に決めても登場人物や世界観には左右され難い要素ですが、物語のカテゴリーやジャンルを決める重要な要素ですので、ここで描きたい行動を出来るだけしっかりと選びましょう。
ここまで来ると、ネタ出しの段階で順番は問いませんが「世界観」「キャラクター」「行動」が決まった筈です。
それでは、ここから先は、それらのネタを育てていきましょう。
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