「思わぬカミングアウト」登場作品特集

person holding multi colored heart shaped ornament

これが本当のカミングアウト

LGBTQ+をメインテーマに据える作品の多くは、初めから見る側がテーマを分かっている事で、当事者の葛藤が描かれる事が多い。

当事者視点や当事者を中心とする事で、カミングアウトをするまでを描くでも、カミングアウトを描くでも、カミングアウト自体に衝撃は、さほどない。

だが、当事者以外の人々がカミングアウト側として、カミングアウトをされる時の気持ちや感覚は、その中でどれほど体感出来るだろうか?

カミングアウト主が隠していたのであれば、全く予期していなかった相手からカミングアウトされる場合が、むしろ大半だ。

つまり、LGBTQ+をメインテーマにした作品の場合、むしろ、不意打ちを喰らうカミングアウトされる側の気持ちは、描きづらいと言える。

で、世の中には、メインテーマをLGBTQ+以外として物語を紡ぎ、その中で唐突に登場人物がカミングアウトする作品が存在する。

そう言った作品の場合、当事者の苦しみを描けない代わりに、カミングアウトを受け取る側の気持ちを見ている者が体感する事が出来る。

この記事では、そんな「思わぬカミングアウト」を、何らかの形で体感出来る作品を紹介していく。

これは余談だが、先日、総理大臣のスピーチライターもしている荒井秘書官の差別発言問題から、岸田総理が秘書官を更迭処分する事件があった。

LGBTQ+がドンドン世界で当たり前となっていく過程の時期だからこそ、新たな価値観や常識に抵抗感を持つ人には、頭ごなしに受け入れろと強要せず、何らかの心構えや変化の切欠が必要なのかもしれない。

自分の大事な家族や親友からのカミングアウトがあれば、価値観や受け取り方、気持ちを変えられる人は多いと思う。

だが、そんな都合が良い事は、そうそう無い。

なので、まずはフィクションの好きな登場人物のカミングアウトを受けて、作者を批判せずに設定を受け入れる練習をするぐらいから、始めるのが良いのかもしれない。

余談の余談だが、原作ファンが既にいる作品のキャラクターを勝手にポリコレフィルターで設定改変すると、作者批判しか起きないので、注意が必要だ。

やる時は、完全新作か、原作ファンが許してくれる方法を選ぶ事が肝心となる。

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【ネタバレあり感想】「シーラとプリンセス戦士 シーズン1~5」を見ました。

ファンタジー×SF超大作!

コツコツ見てたネットフリックス配信アニメ「シーラとプリンセス戦士」を全話見たので、感想を。

いや~、よかった、マジでよかった。

ほんと~に、よかった。

ネタバレ無しで楽しみたい人は、見てから読みに来てね。

面白いか分からないから知りたいって人は、面白い作品って事は保証する。

合うか合わないかは、出来れば数話見て決めて欲しい。

ちゃんと王道でストーリーラインもしっかりしていて、大人でも最後まで楽しめるよ。

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【ネタバレあり感想】「MAKE MY DAY」を見ました。

エイリアン(直球)

ネットフリックス配信アニメ「MAKE MY DAY」を見たので、感想を。

基本は、名作「エイリアン」の採掘惑星バージョンと言った所。

なのだが「モンスターパニック」部分よりも「人の命の価値の差」的なテーマに重きを置いたメッセージ性強めの作品でした。

自我が芽生えるAI好きとしては、その点も悪くない。

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【ヘイト管理】「指摘」と「制御」が可能な悪癖・欠点は、意外と嫌われないと言う話

a woman wearing robber costume

しっかりした手綱さえあれば、むしろ魅力?

実害のある行動は、迷惑を被る人から見れば厄介な物。

それは見ていて心地良い物でも無い。

悪癖や欠点に実害があるなら、人から嫌われても仕方がない。

しかし、実害を他人に与えるし嫌われて仕方がない筈の悪癖や欠点が、制御可能性次第で魅力になる事がある。

重要となるのは、「指摘」と「制御」だ。

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【ネタバレあり感想】「ロックウッド除霊探偵局 シーズン1」を見ました。

幽霊より怖いのは人間の業

ネットフリックス配信ドラマ「ロックウッド除霊探偵局」を見たので感想をば。

シーズン1だから謎だらけだけど、割と楽しめたかな。

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「ゴミ箱に入っている」キャラクター登場作品特集

multi colored trash bins with designated labels

ゴミ箱と言うアイコン

ゴミ箱、屑籠、ダストボックス(和製英語)、トラッシュカン(trash can)、ガベージボックス(garbage box)……

その場所で不要な物が辿り着き、処理場や集積場への回収を待たれる中継地点。

本来は、不用品を入れる為の物で、繰り返しの利用を大抵想定され、ゴミ箱自体が長年の使用によって汚れ、汚染されていく。

そんな物に入るなんて、本来は誰も望まない。

だからこそ、そこにキャラクターやシーンの特異性が現れ、印象に残る。

この記事では、「ゴミ箱に入っている」キャラクターや、印象的なシーンが登場する作品を紹介していく。

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【ネタバレあり感想】「ヴォクス・マキナの伝説 シーズン1&2前半」を見ました。

刺激的な、洋ファンタジーワールド!

Amazonprime配信アニメ「ヴォクス・マキナの伝説」の現状配信分を見終えたので、感想を。

はじめはどんな物かと不安もあったけど、軌道に乗ってからは面白い作品でした。

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「業界・界隈の入口、初体験」コントロールは、とても大事と言う話

handara gate uner blue sky

沼るか否か

どんな業界にも界隈にも、どこからだって入る事が出来る。

だが入った人が、そこで沼る(ハマる)か、拒絶反応を示すか、興味を示さないかは、入口によって決まってくる。

正しい入口、条件がマッチした入口こそ、沼るのに適していて、それ以外の入り口は実質的には初見さんお断りな壁となってしまう。

下手すると、トラウマや、強烈な嫌悪の対象となる事さえある。

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「不愉快な主人公」についての考察【無意識不愉快主人公あるある自己診断チェックリスト付き】

surprised black girl standing against blue wall

不愉快によって出来る表現について

主人公が不愉快な事は、作品にとって大きなリスクとなると同時に、強力な武器となりえる。

不愉快な言動や見た目は、それだけで作品を多くの人に見て貰える可能性を下げ、時に作品や作者への攻撃の対象とさえなり得る。

そんなリスクがあるが、同時に、不愉快な言動を許容しなければ表現し得ない物も、この世には存在し、それを上手に使う事は、強い刺激や、高く遠くに飛び愉快な状態を得る為の助走として機能し、強い武器にもなり得る。

要は、使い方の問題。

だからこそ、この「不愉快な主人公」と言う存在を、不愉快さを意識出来ず、何となくで使ってしまう場合、作品にはリスクだけが残る事になりかねない。

そこで今回は、不愉快な主人公について、簡単に考察してみる。

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