登場人物が知る情報をコントロールしよう
登場人物を実在する様に扱う場合と、物語を構成する材料や一要素に過ぎないと扱う場合とで、どちらの比率が多いかによって登場人物への認識に差が生まれる。
登場人物とは、フィクションの世界を一人称視点で生きる一個人である。
少なくとも、そう見る人が感じられるリアリティを備える事が重要で、ここにリアリティが無いと極端な場合、舞台の上に置かれた人形程度にしか感じられなくなってしまう。
このリアリティを生み出すのが、登場人物が判断する時に、登場人物が持っている情報を使い、そこが現実だと考えた上で判断を下す事である。
それを実現するには、登場人物は、劇が始まる以前の登場人物の人生から劇中の現在までの間に得た情報以外で判断をしてはいけないと言う鉄則を守る必要がある。
一見すると当たり前の事だが、これが、登場人物を人としてシミュレーション出来ていない場合に、作者は与えられた情報以外で判断させてしまう事がよくにある。
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