おすすめ海外アニメ「魔法が解けて」を紹介

最高のファンタジー×ブラックコメディ

ネットフリックスで配信されている海外アニメ「魔法が解けて(原題:Disenchantment)」をご存じだろうか?

ザ・シンプソンズそっくりの絵柄と空気を醸し出す、超良質なブラックコメディアニメなのだが、それもそのはず、ザ・シンプソンズのマット・グレイニング監督の新作アニメーションである。

キレッキレのブラックジョーク&ユーモアで構成されつつ、1シーズンに1回はちょっと感動する話があったりし、シンプソンズシリーズが好きな人は勿論、変わり種のファンタジー作品を見たい人にもお勧めできる作品となっている。

それでは、紹介しよう。

命の価値がとにかく軽い=全部コメディ!

死が軽い!

死が近い程この世界は痛みの表現が無い。

劇中とにかく人が良く死ぬが、9割に悲壮感が無く、作品を包む独特の空気が皮肉に満ちつつも可笑しい。

絶対に行きたくない世界だが見ている分には、こんなに面白おかしい世界は無いと言うぐらい、不思議な魅力がある。

気軽に打ち首が行われ、戦争や争いでは驚くほどカジュアルに人が死ぬ。

なのだが、どのキャラクターも死を恐れている筈なのに、いざ死ぬとなると「こんなモノだよ」と言わんばかりに死を受け入れ、わめいたり泣き言を言う事も無く、面白い死に方を披露する。

そんな世界観だから、死も含めて全てがブラックコメディとなっていて、1話30分の1シーズン10話構成の物語は飽きる事無くサックリと見る事が出来る。

不謹慎やエグイ描写も、シンプソンズタイプのデフォルメの利いた世界なので、どこまでも記号的でギャグとして昇華されているのだ。

勿論、シンプソンズやサウスパークの様なカートゥーン系のブラックコメディ作品が苦手な人には合わないだろう。

だが、そこに抵抗が無い人には、どこまでもブラックなファンタジー世界で繰り広げられるコメディがきっと癖になる筈だ。

一応、こんなストーリー

話は、一話完結型の小話で毎話進むが、全体を通して進むメインストーリーとして、シーズン1は

  • ゾグ王が石化したダグマー王妃を生き返らせる計画に振り回される話

シーズン2は

  • 蘇ったダグマー王妃不在のドリームランドが少しずつ新たな支配体制に変わっていく話

と言った感じだ。

このメインストーリーの流れが、各話の味付けが濃すぎる為、クライマックスまでは殆んど気にならないと言う構成も面白い。

「魔法が解けて」の物語としての面白さの醍醐味は、各話の中で展開する小さくまとまったキレッキレのブラックコメディが中心で、メインストーリーのクライマックスはあくまでもシーズンラストを盛り上げるご褒美の様な感じだ。

キャラが曲者ぞろい!

「魔法が解けて」のキャラクターは、とにかく曲者揃いだ。

  • ティアビーニー:通称ビーン。物語の主人公。ドリームランドの姫。賭け事と酒が好きで、根はとても優しいが、かなりの素行不良。トラブルに巻き込まれる事が多く、意図せず周囲や敵を殺してしまう事がある。
  • エルフォ:エルフの国を自分で追放された変わり者のエルフ。エルフの国の楽しい毎日と言う日常に嫌気がさして刺激を求めてドリームランドに旅立ち、ビーンの結婚式で出会い親友となる。かなり抜けた所がある。
  • ルーシー:自称ビーンのパーソナル悪魔。悪い道に引き込もうと口では言っているが、友に対して情が人一倍厚い。下級悪魔で、ある人物によってビーンを導く為に派遣されている。不死身だが痛みは感じる。ゾグにはネコと呼ばれる。

この3人組を中心に話が進むのだが「魔法が解けて」は、3バカトリオの友情が見所の一つであり、1シーズンに1度はうるっと泣かせに来る話がクライマックスに待っているのは大きな魅力だろう。

そんな3人の前に立ちはだかるキャラクターは、実に多岐にわたる。

シーズン1キャラクター

  • ゾグ:ビーンの父親の王。石化した亡き王妃の事を想い続けている暴君。王妃復活の為に魔法を求めていて、その為にエルフォの血を狙っている。
  • ダグマー:ゾグの前妻。ビーンの実母。石化して城の中に飾られている。
  • ウーナ:ゾグが再婚した現王妃。亜人で、爬虫類の特徴がある。ゾグとは冷え切った関係。
  • デレク:ゾグとウーナの息子で、ドリームランドの王子かつ王位継承権第一位。ボンヤリした少年。
  • オドヴァル:ドリームランドの大臣。実は三つ目。秘密結社の一員。
  • 城の魔術師:科学に傾倒しているが、レベルは低い。実は31歳。
  • 女司祭:オドヴァルと悪だくみをする仲。
  • 拷問・死刑執行人:気さくなオジサン。悪い人ではない。
  • 道化師:よく落とされる。
  • ギーズバード:教会にあった剣の玉座?が頭に刺さってしまう不幸な王子。ビーンの婚約者1。
  • マーキマー:ギーズバードの弟王子。エルフの代わりに豚を使った薬の実験台となり、豚の姿に。ビーンの婚約者2。シーズン2にも登場。
  • ヘンダーガスト:隻眼の騎士団長。ナンパ塾に通ったりしてる。
  • タービッシュ&メルツ:ドリームランドの騎士。のっぽとぽっちゃり。
  • バンティ:ビーンのメイド。怒りを内に秘めている。大家族。飼い犬が良く死ぬ。
  • ビッグ・ジョー:エクソシスト。悪魔に容赦ない。
  • チャズ:ヤバそうな医者。
  • スヴェン:マッチョなイケメンのヴァイキング。
  • ヘンゼルとグレーテル:お菓子の家に住む兄妹。食生活が独特。
  • テス:隻眼の巨人の女。大学院生。
  • グリフィン:ジェンダーが複雑なレディ。鳥とライオンの特徴がある。
  • キッシー:エルフォの彼女。エルフの王の娘だが性に奔放。
  • リーヴォ:エルフォの前にエルフの国を出た先輩。海賊船の船長になっている。
  • クロイド:ビーンのおじで、ダグマーの兄弟。眼鏡をかけている。
  • レベッカ:ベッキー。ビーンのおばで、ダグマーの姉妹。
  • ジェリー:知能が10歳児並。ビーンと友達になる。

シーズン2キャラクター

  • 神:全知全能の存在。粋な事もするが、基本的に碌な事をしない。
  • アズモディアム:闇の魔王。地獄の勤続400万年。悪魔を昇進させる権限がある。
  • ヴィップ&ヴァップ:小人。ゾグの使用人。
  • ウルスラ:シーズン2に登場。本当は熊だが、皮を脱ぐと人に変身できる能力を持つ。傷心のゾグが一目惚れしてしまう。
  • ハンサム・ウェイド・ブロディ・ジュニア:エルフを流行り病から救う為に立ち上がった冒険家。
  • グリフト:ビーンの強盗計画に協力を申し出た男。
  • パイロ:グリフトの仲間で火の使い手。
  • シェリー:グリフトの仲間で怪力のシングルマザー。
  • エラスティコ:グリフトの仲間で軟体芸の王者。
  • スラッポ:グリフトの仲間で猛獣使い。手を叩くと猛獣が従うのだが左手が無い。
  • トゥインクルタウンの公爵:痛風持ち。貴族のステータスだと痛風を思っている。
  • スライミー:デレク唯一の友達。単眼蛸。
  • ミリ:コーヒー好きの女性。23歳。
  • ムーンペンス:壁の中にいる女。オドヴァルの部下だが給料が不満。
  • スカイバート:飛行船でドリームランドに来てドラゴンと間違われる男。
  • ハリエット:スカイバートとある計画を進めていた女。

ドリームランド以外の主な国

  • ボザック:同盟国。オーガの様な見た目の人々。劇中不幸がある。
  • ダンクマイア:ウーナの故郷。アジアンテイスト。
  • マルー:ダグマーの故郷。住民がゴブリンやグレムリンっぽい。
  • スチームランド:科学の国。

癖が強すぎるキャラクター達によって紡がれる物語は、ウィットに富んだセリフ回しの化学反応によって変な魅力と言う輝きを放ちます。

おススメのキャラクター

とにかくパーソナル悪魔ルーシーのキャラクターが良い。

もっと、日本でもグッズ展開をして欲しい。マジで。

超良いキャラクターだから。

こんな悪魔になら取りつかれても悪くないのでは無いかと思えるぐらい、ルーシーは、口こそ悪いが根が良いやつ過ぎるので、ルーシーの活躍を見る為だけでも未視聴の人には見て貰いたい。

悪い事を吹き込みながら助けてくれるスタイルは、かなり良い味を出している。

現在、ネットフリックス独占配信なので、会員じゃなくて気になった人は無料期間にでも見るのがおすすめだ。

見てハマった人は、グッズ紹介の記事もあるので、良ければ参考にして欲しい。

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