2020年4月開始、春アニメの超個人的感想まとめ

アニメ感想

あくまでも個人の感想です。

新型コロナウィルスのせいで延期作が多いけど、延期せずに作れてる所はどうやってるのかね?

天晴爛漫!

<ストーリー>

19世紀が終わりを告げ、20世紀の幕が上がろうとしている時代・・・ 天才だが社交性0のエンジニア『空乃天晴』と、凄腕だが臆病な侍『一色小雨』はある事故で日本からアメリカに漂流してしまう。無一文の二人が日本へ帰るために選んだ方法は、「アメリカ大陸横断レース」に参加すること。 スタートは西海岸ロサンゼルス、ゴールはニューヨーク。自作の蒸気自動車で荒野を駆け抜け、クレイジーなライバルと競い合い、アウトローや大自然から身を守り・・・果たして二人は過酷なレースに優勝し、賞金を手に入れ故郷へ帰ることができるのか!?

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

P.A.WORKS制作の、チキチキマシン猛レース的な感じ?

1話時点では、面白そうなのだが、まだまだ評価し切れない部分もある。

主人公の一人、天晴のデザインが歌舞伎過ぎてて、キャラクターとして見ると識別しやすく、個性的で良いのだが、好きかと言うとちょっと違う感じ。

各国のモチーフマシマシなマシンとキャラクターが出揃ってからが本番か。

大陸横断レース物は、ジョジョ7部やオーシャンオブファイアー等、かなり好きなジャンルなので期待して見守っていきたい。

追記:コロナで延期ですって。

アルゴナビス from BanG Dream!

  • 世界観・リアリティ:★★
  • ストーリー・予測不能:★★
  • キャラクター・感情移入:★★

1話目から、既視感と作品の出来に不穏な空気が流れている。

バンドリ第1期の時もそうだが、どうも物語の導入部分が、あまりスムーズじゃないのと、主人公がコミュ障なのだが、感情移入し辛いキャラ付けで、作品としてエンジンがかかるまで時間がかかりそうな始まり。

今後の展開次第だが、期待出来ないのが正直な感想。

アルテ

<ストーリー>

16世紀初頭・フィレンツェ。芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。 そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。 女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

同名の漫画原作作品。

1話の掴みは、かなりの好印象。

主人公のアルテが魅力的かつ嫌味が無いキャラで、見ていて素直に応援出来る。

16世紀のフィレンツェを舞台にしていて、時代考証にも気合を入れている様子。

1話時点でテーマとして「男女差別への抵抗」があり、メインのモチーフは「絵画」「工房」「師弟関係」等が表現に使われ、良い意味で分かり易く、見始めれば誰でも楽しめる良作感がある。

物語としては、変人主人公が良い師匠に出会う事で道を切り開くタイプで、前期で言えば「ランウェイで笑って」が構造的には近いかもしれない。

今期の中では平均以上に面白い事が「ほぼ確定」の印象なので、視聴継続していくと思う。

追記:2話も安定の出来で、アルテが頑張って、少しずつ認められつつ、アルテによって周囲が変わっていく展開が素直に心地良い。

追記2:最終回まで完走。

最終話が、少しとってつけた様な綺麗な纏まり方だったが、全体的に見ると良い意味で地味かつ堅実な作品でした。

基本的に根っからの悪人が登場せず、アルテの愛されるキャラクターと努力が報われる展開は見ていて気持ちよかったです。

テーマも分かり易く、伝わり易く、ブレる事も無く、纏まりがあったのも高評価。

イエスタデイをうたって

<ストーリー>

大学卒業後、コンビニでバイトをする魚住。そんな彼の前に、ある日カラスを連れた少女・ハルが現れた…。 「49%後ろ向きで、51%前向きで…」 へそ曲がりだけれども正直な彼らの心は、舞い落ちる桜のようにゆらゆら揺れて…。

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

同名の漫画原作作品。

懐かしい、と言う気持ちが強いが、最後まで読んだ記憶が何故かない。

刺さる人には刺さるが、刺さらない人には全く刺さらない、独特な作家性が光る作品と言う印象。

主人公が手放しに気持ちの良いキャラクターでは無い為、作品全体に漂う独特の空気感であったり、ヒロインの魅力を楽しむ気持ちで見て欲しい。

ハル可愛いよね。

ULTRAMAN

<ストーリー>

初代ウルトラマンであった早田進の息子・早田進次郎。彼は、父の身体に残っていたウルトラマン因子による影響で、生まれながらに特殊な能力を持っていた。平和と思えていた早田親子の生活は、突然仕向けられた敵の攻撃によって一変。進次郎は、抗えない運命に巻き込まれていく…

2019年4月開始、春アニメの超個人的感想まとめ

既に↑に感想在り。

ネットフリックス配信で視聴済み。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

<ストーリー>

頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。え、待って!ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!?結末は国外追放か死亡の二択のみ!?破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど……。悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!?恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

同名の小説を原作としたメディア展開がされている作品。

今期の「なろう枠」。

悪役令嬢モノとして「なろう系」の一角を担うジャンルの数ある作品群の中で選ばれた初アニメ化作品。

選ばれた事だけはあり、1話目から「初見にも分かり易く、普通に面白い」と言うのが見た印象。

主人公のカタリナのキャラクターが、基本的に根が善人なのと、自分の破滅フラグ回避の為の行動が結果的に周囲を良い方向に変えていく展開が、見ていてテンポが良く、話運びとしても気持ち良い。

明確な主目的がある為、前期にやっていた「インフィニット・デンドログラム」や「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」等のなろう系に比べて、注目して見るべきポイントが分かり易い為、一つの物語として話を追い易いので、物語としてより広い層の人が楽しみやすいだろう。

追記:カタリナが関わる奴を片っ端から救済していくのだが、テンポの良い展開と感じるが、早すぎるとは感じない事件の大きさの丁度良さも手伝い、バランスが良い2話。

見ていると、どんどんカタリナと言うキャラクターを好きになる。

追記2:カタリナのムーブが「本来はゲームのメインキャラがする行動」で、ハーレムを着々と作っていく展開に違和感が無く、本当に気持ち良く見れて楽しい。

追記3:無事、完走。

途中ある人物も異世界転生した事が判明してからの展開では、涙を誘われる事も。

物語としては、綺麗にまとまっていて、最後までダレる事無く面白いまま走り抜けた。

ストーリーとキャラクターに★を一つずつ追加する。

かくしごと

<ストーリー>

ちょっと下品な漫画を描いてる、漫画家の後藤可久士先生は、一人娘の姫ちゃんが何にもまして、最優先。そんな親バカの後藤先生が、この世で1番恐れていることは、娘に仕事がばれること。漫画家だなんて知られたら、もしかしたら娘に嫌われるのでは!? アシスタントや編集者を巻き込んで、今日も心配症の後藤先生の1日が始まります!

  • 世界観・リアリティ:★★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

同名の漫画を原作とした作品。

原作者の久米田 康治 先生の作品を知っていると、作品自体が先生の心の叫びなのでは無いかと勘繰ってしまう。


久米田先生が得意とする「社会風刺」を多分に含んだ「マンガ家を描く作品」で、マンガ家を描く事で自虐にも聞こえるギャグの切れ味が、相変わらず凄い。

「行け!!南国アイスホッケー部」とか「かってに改蔵」を思い出しながら見るのが正解か?

追記:勘違いや在り得ない状況から沸き起こる皮肉な笑いと対比的に、姿が見えない母親の影と父子家庭と言う真面目なテーマのバランスが絶妙で、全体を通して一つの物語としてしっかり気になる為、単体のギャグ作品として以上の魅力がある。

追記2:各話プロローグとエピローグで入る娘秘密がバレたシーンの不穏さと、主人公と亡くなった妻のエピソードが、まあ刺さる事刺さる事、シンミリ来るオチで毎度切なくなる。

本編ではバカな展開でいつも通りなのだが、主人公の行動全てが娘への愛にちゃんと向かっているので話の帰結として良い話に落ち着く予定調和が心地よい。

追記3:最終話まで完走。

最後はベタながら、ちゃんと泣ける展開で、涙目での視聴となった。

主人公親子のお互い想いあっている描写が丁寧かつ、上手い差し込み方で、こんなのは泣くに決まってる。

登場人物の中で主人公の事が一番好きになった作品なのも、個人的には珍しかった。

キャラクターに★を一つ追加。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

<ストーリー>

秀才たちが集うエリート校・秀知院学園。その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行。誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!!“如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くす2人…。その類い稀な知性が熱暴走!!もはやコントロール不可能!!恋が天才をアホにする!!新感覚“頭脳戦”?ラブコメ、再び!!

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

かぐや様の2期。

1期に引き続き、安定感がある。

神之塔 -Tower of God-

<ストーリー>

塔を登れば、全てが手に入る。塔の頂上にはこの世のすべてがあり、この世界を手に入れる……神になれる。これは、ただ星空を見たくて塔を登る少女・ラヘルと、そんな彼女がいれば何もいらない少年・夜の、始まりと終わりの物語。

  • 世界観・リアリティ:★★
  • ストーリー・予測不能:★★
  • キャラクター・感情移入:★★

同名の漫画を原作とした作品。

原作は、韓国発、世界展開をされている人気web漫画、らしい。

物語としては、専門用語と独自設定でガンガン畳みかけてくるスタイルで、基本は登れば願いが叶う塔の中で先に登り始めた少女を追いかける少年の話、なのかな?

その塔の中で階層ごとに危険なゲームをさせられる話っぽい。

絵柄とか雰囲気には光る物を感じるが、そもそも世界観を掴むのが難しい。

また、主人公の描写がこれからな様で、1話時点では感情移入もへったくれも無い。

先にも書いたが未説明で見せて察しろ系の設定が多く、足場がグラグラの状態で状況だけが動き、その中で主人公が翻弄されるかの様なのだが、基本的に主人公が強い武器を借りれたり、竜に食われたらそれが正解と言われてみたり、納得感もリアリティも低め。

1話までだと、雰囲気作品以上でも以下でも無い為、ここから数話の間でどう展開するか次第で評価は変わってくるだろう。

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd Season

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

ビルドシリーズ、リライズの2期。

地味に優遇されるコーラサワー。

絶望から希望へと橋渡しをする1話目。

追記:2話で転送装置の秘密がわかり始め、新たな展開になり、目が離せない。

ギャルと恐竜

<ストーリー>

ノリで始まった恐竜とのルームシェア!フツーにご飯食べるし、オシャレも楽しむ恐竜だから、ギャルといっしょの生活だって結構イケる。ムズかしいことはよくわかんないけど、毎日が楽しければ問題ナイっしょ!雑誌掲載用にギャルたちに描いてもらったロゴも収録なんで、よろ。

  • 世界観・リアリティ:★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

同名の漫画を原作とした作品。

何の脈絡もなく、現代でギャルと緩いデザインの恐竜がルームシェアを始める。

悩まないギャル系主人公が恐竜の存在を受け入れ、恐竜は恐竜で喋れないが一定の知性があり、ペットと言うよりは本当にルームシェアをする同居人と言う感じ。

その、言葉も意思も通じているが、コミュニケーションが満足では無い不思議な関係が、見ていて心地いい。

純粋に、作品として見ても不思議な日常系の作品として十分面白い作品なのだが、まさかの「ポプテピピック方式」での作品化によって、実写パートを含む様々な表現のアニメーション等があり、それも面白い。

その中でも、実写パートのギャルポジションをタレントの見栄晴さんが演じると言うキャスティングが凄まじい破壊力を有しているが、ちゃんと主人公していて着ぐるみの恐竜と仲良くルームシェアしていて微笑ましい。

1話目にして蒼井翔太を実写パートにぶっこんできたのも実験アニメ感があって、振り切った感じがすごくすごいです(語彙)。

追記:コロナ延期。

グレイプニル

<ストーリー>

山間の小さな町に起きた異変――それは、加賀谷修一の望んだ平穏を奪い去った。どうして僕はこんな姿に変身してしまうのか? そして、どうして僕は彼女と出会ってしまったのか? 武田すんが描く「着ぐるみ生命体」と「勝利の女神」の奇想天外な物語。決して離れられない2人は、奇妙に歪んだ世界の中で自分たちの運命を切り開く――!!

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★

同名の漫画を原作とした作品。

いつの間にか「着ぐるみ」に変身出来る様になっていた主人公が、火事で死のうとしていた少女を救った事が切欠で、戦いに巻き込まれていく、的な話っぽい。

コインを巡って能力者が競い合うのが基本の流れになるのかな?

話の入りが「既に何かが起きて、始まっている」状況かつ「主人公が変化に気付いているが隠している」と言う、珍しいシチュエーションで始まるのが面白い。

アニメーションとして作画が良く、どのキャラクターも見た目に魅力的なのは良いポイント。

1話目だけで「パンモロ」「脱ぎかけの下着」「淡々とした着替え」等のこだわりの感じられる描写が隠されずに描かれる為、アニメーションは気持ち良いが、作品としてはエロティックな表現が人を選ぶ印象。

攻殻機動隊 SAC_2045

  • 世界観・リアリティ:★★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

ネットフリックス配信分の12話を2日で一気に視聴。

見る前の印象としては、フルDCG化によってキャラクターがフィギュアっぽくなり、一昔前のゲームのムービーを見ている様な感じもあった。

だが、一度見始めれば、一部人形っぽさが気になるシーンもあるにはあるが、視聴を妨げる物では無く、全体として見ると圧倒的な映像クオリティを終始維持していて、流石としか言いようがない出来だった。

物語としては、前作から時が経った2045年、世界同時デフォルトや、そこから発生したサスティナブル・ウォーと呼ばれる内戦やレイドと呼ばれる戦闘が常識になった、新たな社会構造に世界がシフトした中で再び公安9課に重要なミッションが……

と言う感じで、前半は解散した9課の再招集、後半は9課として事件を解決しようと奮闘する展開で、物凄く気になる所でシーズン1は、途中で終わっている。

そこまで見た感想として、物語としては、基本プロットはいつもの攻殻機動隊をしっかり踏襲していて、隙が無い。

「笑い男」「個別の11人」「傀儡廻」の様な、今回も象徴的な犯罪者が登場し、物語を大いに盛り上げてくれるし、9課は一つの大きな事件を追う内に、悪い権力者が隠した社会の闇の部分とも向き合う事になっていく。

攻殻機動隊と言えば、こうじゃなくちゃねって感じだ。

SACシリーズの設定と声優が続投しているのと、タチコマが変わらず可愛く、頼りになる等、旧シリーズを見ていて「でも3Dだし」とか「ネットフリックス配信かぁ」と思ってる人は、迷わず見る事をおススメする。

OP、ED抜かして約19分が12話なので、映画2本分ぐらいの時間でサックリと見られるので見始めるとスグだ。

コロナで家に引きこもってる時を利用しよう。

一気に終わりまで見たい人は、シーズン2の配信まで待つのも手だろうけどね。

邪神ちゃんドロップキック’

<ストーリー>

ある日、邪神ちゃんは、花園ゆりねに召喚された日のことを想い出していた。ゆりねが生きている限り、魔界に帰れない。そこで、邪神ちゃんは「ですのっと」に、ゆりねの名前を書き、今度こそゆりねにドロップキックを決めようとするのだが…。 一方、ぺこらとぽぽろんの前に、かつての部下ぴのが現れる。ぺこらは、主からようやくお迎えが来たと喜ぶが、ぴのの手には武器が握られていた…。

  • 世界観・リアリティ:★★
  • ストーリー・予測不能:★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

同名の漫画を原作とした作品の2期。

邪神ちゃんが不死身故の「死にオチ」までのパターンが出来上がっていて、ギャグに安定感がある。

メタなネタから、成年漫画発のネタにNHKのチコちゃんまで、幅広くギャグのネタを取り揃えていて、1話が面白ければ最後まで面白さが保証されている点では、本当に優秀。

アマプラで11話まで先行配信されているので、気軽に見れるのも良い。

社長、バトルの時間です!

<ストーリー>

世界の中心、ゲートピア…。かつて世界は果てしない荒廃が続くばかりの魔境だった。

そこへ天から女神が舞い降り、天空に巨大な「門」が出現。人々は「門」の中に世界を維持する奇跡のエネルギー、キラクリが存在することに気づく。

月日は流れ、ゲートピアは都市として発展。「門」のダンジョンの中で専門的にキラクリを採取するトレジャーハンターが登場。

世界を維持する奇跡のエネルギーは、キラクリハンターの手にゆだねられている。

主人公・ミナトはある日突然、幼馴染のユトリアに呼び出される。淡い期待を持って向かったその場所で、ミナトはユトリアに告げられる――

「わたし、あなたのこと…社長に向いていると思ってたの!」

こうして先代の跡を継ぎ、ミナトの冒険社長ライフが始まったのだった。

  • 世界観・リアリティ:★
  • ストーリー・予測不能:★★
  • キャラクター・感情移入:★

同名のソシャゲを原作とした作品。

まず、ポニーテールにリボンの、見た目に可愛い主人公が「男」である事で、視覚情報と聴覚情報がケンカをするのは、自分のジェンダーに対する認識が甘いのでは無いかと不安になった。

いや、可愛い顔の男性がポニーテールでリボンをしていても、現実であれフィクションであれ、なんら問題は無いのだが、この何とも言えない違和感は、洋画にタレントの下手吹替えとも違う違和感。

例えるなら「モノマネ芸人のリンゴちゃん」が女装に女性声で喋っていたら歌う時に急に「武田鉄矢」声に切り替える時に感じる様な、ギャップによる違和感が、比較的近いか。

まあ、キャラデザに感じた違和感以外にも、コンセプト先行のソシャゲでありがちなファンタジー世界で会社ではなく、ファンタジーと会社を足しただけみたいな、独特な世界観でありながら、変な既視感がある世界も、何とも言えない味わいがある。

1話時点では「う~ん」と言う印象。

シャドウバース

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★
  • キャラクター・感情移入:★★★

同名のゲームを原作とした、子供向け販促作品。

スマホの奪い合いゲームな第一話。

スタンダード環境で、壊れ性能なカードで無双する主人公。

これがシャドウバース。

子供向けなのでエロメンコ要素は封印か。

追記:あっさり返ってくるスマホと、プレイヤーは先が読めるゲーム展開の2話目。

煽って相手を引退させるのは、割と現実のシャドバでもある気もする。

白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE

<内容>

ゲーム公式ライター完全書き下ろし!あの大人気シナリオがついにノベル化!

この世界には天空に浮かぶ『白の王国』、地を這う『黒の王国』が均衡を保ちつつ循環していた。しかし、その均衡は魔獣バールによって崩され、二つの国は共闘することに なるが、あらゆる陰謀がうごめき――?

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★

ゲームを原作としたアニメで、ゲーム未プレイ。

1話からハードなスタートだが、とりあえず作品の世界観が初見には、ふんわりとしか分からないゲームを少しでも知っている事を前提とした構成か。

ソシャゲ然としたキャラデザは、カッコいいが、同時にリアリティが低くいと言う微妙なライン。

好きな人は気にならないが、地味デザインが好きだと違和感バリバリ。

話的には、面白そうな展開もあるが、そこまで入り込めなかった印象。

現闇の王が悪いヤツで、世界平和の為に新闇の王の座を巡って戦う、的な話っぽい。

新サクラ大戦 the Animation

<ストーリー>

太正三十年(1941年)、平和な日々を取り戻した帝都・東京――。

「帝国華撃団・花組」は、欧州へ赴任した隊長神山誠十郎に代わり、天宮さくらが隊長代理に就任し

ていた。日々奮闘している花組の元に、神山が見知らぬ少女を連れ一時帰国する。少女の名はクラー

ラ。壊滅した莫斯科(モスクワ)華撃団の唯一の生存者だという。クラーラを快く迎え入れる花組だ

ったが、そこにしばらく影を潜めていた降魔の群れが出現。大帝国劇場に迫る降魔を迎え撃つ花組だ

が……。帝都・東京を舞台に、新たな戦いの幕が開く!

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

同名のゲームシリーズを原作とした作品。

ゲーム後日談なのかな?

ゲームシリーズのプレイが「4」で止まっている身としては、「新」をプレイしない事には分からない事も多いが、ゲーム版発売の際にも言われていた事だがキャラデザ変更は往年のファンには、小さいながらもハードルを感じた。

しかし、オープニングを含む「音楽」で、一気に世界に引き込まれる。

このサクラ大戦と言うシリーズを支え続けている音楽の存在は、本当に重要な柱だと改めて思った。

オープニングのイントロが流れ始めるだけで、ファンは調教済みなので「とりあえず見よう」と十分思える。

これからの展開に期待。

球詠

<ストーリー>

野球イズCUTE!! まんがタイムきららが贈る本格派美少女野球漫画!!

中学時代、1回戦負け野球部の投手だった武田詠深(たけだ・よみ)。
捕手が捕れないため、投げることができなかった「魔球」への後悔を抱えたまま、
野球部が停部中の新越谷高校に進学する。
そこで詠深が再会したのは、幼なじみの山崎珠姫(やまざき・たまき)。
捕手として力を付けていた珠姫は、詠深の全力投球を受け止めることができた。
幼い頃に誓った約束を果たし、めぐり逢ったバッテリーは、
一度は立ち止った「球道」を再び歩みはじめる……
白球に恋する少女達の物語、開幕!

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

今期の「きらら」枠。

「野球×女子」で「大正野球娘」や「八月のシンデレラナイン」とかを思い浮かべるが、どんな物かと思いながらの視聴。

野暮ったさを感じる作画、安定のきらら感に、そこまで大きな期待も持たず、と言って失望も無く見始めたが、1話のキャッチボールが始まってからの展開で「王道のスポコン」である事が示され、主人公の努力が報われる展開、「この為に頑張って来た」と言う流れで、一気に空気が変わって感じた。

「ハイキュー」と同系統の、仲間や環境に恵まれずに実力を出せなかった主人公が、ついに仲間と出会える始まりは、王道だからこその熱さがあり、そこにきららの優しい世界が合わさる事で良い化学反応が起きている。

まだ1話だけだが、良い作品なのは間違いないと自信を持って言える。

追記:2話目も、とても良かった。部活を守ってくれてた先輩との合流。良かったよ。

追記2:なんとか完走。

作画の不安定さが目についたが、野球アニメとしては、まずまず満足寄りの出来だった。

継つぐもも

<ストーリー>

ある日突然、『あまそぎ』と呼ばれる怪異に襲われた『加賀見かずや』は、謎の少女『桐葉』に命を救われる。自らを帯の付喪神であると名乗った桐葉は、当然のことのようにかずやの部屋に居着いてしまう。

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

漫画原作アニメーション「つぐもも」の二期。

原作の画力が凄まじく、その絵力がアニメーションでは使えない点で、ベルセルク的な損をしているアニメ。

また、原作はバトル描写と共に、振り切ったエロ描写も魅力の作品の為、それが使えない点で、アニメは一種の縛りプレイをしている風に感じる。エロい意味で無く。

2期1話の感想としては、1期がどこで終わったか失念して見始めたが、いきなり「学級裁判回」で「おっ!?」と思ったが、アッサリ終わってしまって少し残念。

1期が面白かったり、原作が好きな人だけ見れば良いと思った。

漫画の出来は、本当に凄いのでおススメ。

画力もさることながら物語も面白いけど、画力がとにかく高いのに目が行く圧倒的漫画力。

後半に行くにしたがってエロがえげつない事になってるけど。

デジモンアドベンチャー:

<ストーリー>

サマーキャンプにいた7人は何も知らずにいた。 それが誰も知らない世界への冒険のはじまりになることを……。 洪水。干ばつ。真夏にふる雪……。 世界中がおかしかったその年の夏。 サマーキャンプに来ていた太一たち7人の少年少女は、日本では見えるはずのないオーロラから飛来した謎の機械の力によって異世界デジタルワールドに吸い込まれてしまう。 謎と危険に満ちたその世界で彼らを待っていたのは、なぜか太一たちの名前を知る奇妙な生物、デジタルモンスターだった。 世界を狂わせる黒い歯車。 次々と襲いかかる強大な敵。 戦いの中で進化するデジモンたちの火花散る熱いバトル!! はたして太一たち7人の少年少女は無事に元の世界に帰ることが出来るのだろうか? そしてデジタルワールドに隠された大いなる秘密とは……!?

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

↑の続き。

舞台は2020年。

トライなんて無かった、いいね?

追記:コロナで延期だって。

波よ聞いてくれ

<ストーリー>

舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!

  • 世界観・リアリティ:★★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

同名の漫画を原作とした作品。

原作者である沙村広明先生は「無限の住人」の印象が強いが、エログロが無くても作品が発する独特の空気が心地よく、主人公ミナレの破天荒さと、やたら出来の良いアニメーションが見ていて気持ちが良い作品。

追記:最終話まで完走。

主人公の破天荒な魅力が最後まで維持され、謎は残り、話半ばではあるが、仲間達と「地震」を乗り越えた事で一定の満足感を感じられる最後だった。

八男って、それはないでしょう!

<ストーリー>

主人公の信吾は、ある日目覚めると異世界の貧乏貴族の八男ヴェンデリンに憑依していた。何の知識も権利も無い我が身の現実に絶望しながらも、恵まれた魔法の才能を突破口に独立を目指す。当面の目標は「脱ボッチ」!

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★
  • キャラクター・感情移入:★★

同名の小説を原作とした作品。

今期のなろう枠、その2。

作画は悪くなく、導入も悪くないが、プロローグで登場する主人公の周囲を固めるヒロイン達に悪い意味で「なろう感」があり、先行きに不安を感じた。

幼年期の丁寧な状況説明は良いのだが、異世界転生の描写がなろう系の中でもアッサリ目かつ、主人公が受け入れるのが早く、なろう系の訓練を受けいているから気になるのか、なろう系の訓練が足りないから気になるのか、もう自分でも分からない。

小枝でピタゴラスイッチを起こしたり、細部の雑な表現なのか、説明不足なのか、変な所がかゆくなる風に見ていて感じた。

追記:2話は、不安を抱えながら見たが、想像していたよりは悪くなく、師匠との修行の日々と別れまでは良いと感じた。

問題は、物語として動き出す3話目、7年の時間が経ち、主人公が学校に入る話なのだが、テンポが良いと言うよりは、展開が恐ろしく早く、色々と雑。

3話目で以降の話に期待出来ない事がある程度知らされたような、不穏さがあった。

コテコテのザ・なろう系が好きなら見れるかもしれないが、個人的にはキツさを感じた。

BNA ビー・エヌ・エー

<ストーリー>

アニマシティを築いた市長バルバレイ・ロゼがまだ少女(ナタリア)だった頃の物語。

獣人と人間の共存を模索しているナタリアと、過去の惨劇に囚われ人間を許せないでいるオオカミ獣人の大神士郎。二人は獣人を助けながら世界中を旅していた。

彼らの役目は人間に迫害されている獣人たちを新天地へ脱出させること。

ナタリアは士郎と共に知恵を絞り、心優しいヤギの獣人や人間と信頼関係を築いたクロヒョウの獣人たちを救い出していった。

いつしか士郎に認められ彼の相棒となったナタリアだったが、獣人たちに一途に尽くす士郎の孤独な姿に気づき、彼を救いたいと願うようになる……。

獣人と人間が相容れない時代。長い旅を通して二人が見つけた希望とは――。

アニメ『BNA ビー・エヌ・エー』の前日譚を描いたスピンオフ小説。

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

↑の元アニメで、安定のTRIGGER作品。

ネットフリックスで少し先に視聴。

獣人が差別を受ける世界、タヌキ獣人になってしまった人間の主人公が、獣人が隔離されて暮らしている獣人の町に行き、元に戻る為に行動する中で獣人達と触れ合う、みたいな話。

気持ちの良いアニメーション、可愛い獣人のデザイン、獣人と言うモチーフに包みながらも種族や男女を含む差別と言うテーマの重さ、等々見所が多い印象。

獣人社会を描いた作品で記憶に新しい「ビースターズ」や、前期にやっていた「群れなせ!シートン学園」、等のケモナー作品を思い浮かべる所だが、人と並ぶ存在としての獣人設定では「シートン学園」的であり、獣人社会を裏まで描くと言う意味では「ビースターズ」的な部分もあるが、根底には「天元突破グレンラガン」で描かれた人と獣人が共に暮らす世界からロボットを抜いて、獣人側にフォーカスした様な風に感じた。

見た目のキャッチーさに比べて、中身はマフィアみたいなのが出たり、売春街があったり、人身売買があったり、割とハードボイルド。

富豪刑事 Balance:UNLIMITED

<ストーリー>

ケタ外れの資産をもつ神戸家の御曹司・大助が赴任したのは、警視庁で問題を起こした人間だけが送り込まれる「現代犯罪対策本部準備室」、通称「現対本部」。そこで大助は情に厚い男・加藤 春とバディを組まされる。人の命すら値踏みする大助に対して「世の中金じゃねぇ」と反発する加藤。対立する2人の前に立ちはだかる、様々な事件と謎。常識を超えた捜査が今、始まる–!筒井康隆作・伝説のミリオンセラー『富豪刑事』(新潮文庫刊)。型破りな刑事・大助が現代を舞台にしてより華やかに、より大胆に生まれ変わる。

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

同名の小説作品のアニメ化。

原作を知らないので比較は出来ないが、1話目の無駄に金をかけた事件解決は、客観的に見ると「頭が悪い」のだが、金の力で無理やり解決する強引さには、かなりの爽快さがある。

パワードスーツの無いアイアンマン的な、札束で解決を地で行く設定は、見ていて面白い。

アニメーションとして金を使う事への演出がスタイリッシュなのも、見ていて気持ち良い。

最後の橋のシーンとかどうやって止まってるとか立ってるとか、もうどうでも良いと言うか、馬鹿馬鹿しさをオシャレとカッコよさで押し切る力業を楽しめれば気にならない。

追記:コロナで延期ですって。

プリンセスコネクト!Re:Dive

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

同名の、アニメーションを売りにしたアプリゲームのテレビアニメ化作品。

記憶喪失の主人公が異世界で美少女と出会い、仲間を増やして事件を解決する、的な話。

ゲームは、一応プレイしている。

ネットでも話題になっている記憶を失っているが故の「赤ちゃん状態」主人公が、アニメ化によって、無個性なプレイヤーだったものが無垢な主人公に再定義されていて、予想外に好感度が高いのが面白い。

コインかじったり、年下のママ(?)におこずかい貰ったり、と言うネタ的なシーンが、ギャグとしてちゃんと機能している。

自己犠牲的な精神で母の様に主人公に尽くすコッコロと、コッコロをちゃんと気遣い、心配出来る良く出来た年端もいかない息子の様な関係は、ハマれば見ていて応援したくなる筈。

アニメーションとしては、全体的に優秀で、バトルシーンの作画は非常に見応えもあった。

あと、ペコリーヌを主人公の所に導いた泥棒コンビの声が「このすば」っぽかったり。

追記:2話目、OPとED、いよいよ始まるキャル虐、と見所沢山だが、ハッキリ言おう。

原作プレイヤー云々を抜きにして、作画、話運び、構成、バランス、あらゆる面で、高い水準。

かなり良かった。

同社のグラブルが抱える壮大なのにストーリーがチープや雑みたいな所が、この作品では見られない。

色々な意味で「このすば」に似た小さなスケールで、スケールに合った大事件を解決すると言うバランスが取れていて、話としても構成や設定が近く、見ていて違和感もない。

作品テイストもユウキとコッコロの疑似母子コンビと、ペコリーヌの天然チートの噛み合いでギャグとして機能していて、すぐに食われたりさらわれる主人公とコッコロが助け合ってチャンスを作り、本気を出すと一撃必殺級のペコリーヌで敵を仕留める役割分担と攻略パターンが出来ていて、そこにキャルが加わる事で更に動きが生まれる。

別の形の「このすば」と言ってよく、製作側もそれが分かっている様で「このすば」ネタを入れている。

そして、その戦略は大正解だ。

キャラの役割的には、

  • ユウキ≒カズマ
  • コッコロ≒めぐみん
  • ペコリーヌ≒ダクネス
  • キャル≒アクア

と言う感じで、キャラクターの性質が

  • やる時にはやる:赤ちゃん⇔ニート
  • 主人公に尽くす:お母さん⇔中二病
  • 身分を隠して、欲望に忠実な:大食⇔ドМ
  • 主人公達に仕方が無く付き合う:訳ありの敵⇔訳ありの女神

と、キャラクターの一部の性質が別の物に置き換わった様な状態だ。

構造が近いと言う事なので、「このすば」好きにはプリコネも刺さり易い筈だ。

追記2:リマ人化早い。

追記3:11話までの感想。

プリン回の「死にオチエンド」のインパクトは凄まじく、あれは腹を抱えて笑った。

キャル虐等のお約束も安定して面白く、登場数を絞ったキャラクター達の再登場や活躍は、素直に原作ファンとして嬉しかった。

ムイミ推しとしては、登場出来ない事に仕方なさを感じつつも、少し寂しさは否めないが、ソシャゲのアニメ化作品としてはトップクラスに出来が良い作品なのは間違いない。

放課後ていぼう日誌

<ストーリー>

海野高校1年生の鶴木陽渚は生き物が苦手なインドア派。堤防を散歩中、先輩の黒岩と出会ったのをきっかけに謎の「ていぼう部」に入部させられ釣りをはじめることに! 個性的な部員たちに囲まれて、陽渚の高校生活どうなるの!?

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

同名の漫画作品のアニメ化。

いわゆる部活物で、モチーフは堤防釣り。

生き物が苦手な主人公が、無理やり入部させられる展開からの、最初は嫌がりながらも徐々に沼にハマっていく様はコミカルで可笑しい。

少ない登場キャラも皆、地味デザインながら魅力的で、優れて感じた。

今期の中では、かなり楽しみな作品。

追記:悲しいかなコロナの影響で延期が決まったらしい。

残念。

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

<ストーリー>

目覚めると、そこは本のない異世界だった–活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。兵士の娘では、とても手が届かない。どうしても本が読みたいマインは決意する。「本がなければ作ればいい」体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。果たして、マインは本を作ることができるのか!?マインの本を作る冒険が、いま始まる。

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★

同名の小説作品のなろう系アニメ2期。

丁寧な描写で、現代知識チートによる成り上がりを気持ち良く描く作品。

追記:孤児を救おうと動き出す所まで視聴。

話として大きく動き出し、2期目として面白くなり始めた印象。

追記2:残すところ1話って所。

丁寧な展開、安定した面白さで、派手さは少ないが間違いない作品と言う印象。

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸

<ストーリー>

またも訪れた創界山の危機に駆けつけたワタル。 しかし、正体不明の敵『ドバズダー』との戦いで、龍神丸がバラバラになってしまった! 絶望するワタルのもとに龍神丸の声が届く。 自分はまだ、辛うじてその命を繋いでいる、と。 そして夢の中でワタルは、逆さまの創界山を目にする。 『無想界山』『龍の見る夢』とも呼ばれるそれは、ここではないどこか、いまではないいつかの世界。 龍神丸はそこにいると感じたワタルは、虎王、ヒミコと共に、いま再び冒険に旅立つのだった。

  • 世界観・リアリティ:★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★★★

オープニングの「STEP」エンディングの「アチアチアドベンチャー」、シバラク先生、虎王、ヒミコ、懐かしさだけで満点にしたい。

したいのだが……いきなりのラストバトル、自爆して敵を倒す龍神丸、相棒復活の為に旅に出るワタル達、と言う急展開は、古参ファンに向けた割り切り方が清々しく、新規さんに優しい作りとは言えない。

作風も、どちらかと言えば古さが目立ってしまい、あくまでも「大好きな作品の続編が見れるだけで幸せ」感でもっている部分がある。

本編よりもOPで一番テンションが上がった気がするが、2話目以降も見守りたい(ドンピシャ世代)。

無限の住人-IMMORTAL-

<ストーリー>

武士というものがまだ存在していた江戸の世──。百人斬りと呼ばれた【不死身】の男がいた。その男の名は「万次」。万次は、父母を殺され復讐を誓う少女「凜」と出会う。凜は万次に、復讐の旅の用心棒になってくれないかと言う。初めは断る万次だが、凜に亡くした妹の面影を見た。一人では危うい凜の姿に、仕方なく手を貸すことに決める。しかし凜の仇は、剣の道を極めんとする集団──逸刀流。それは、不死身の万次すら追いつめる凄絶な死闘の始まりを意味していた。

2019年10月開始、秋アニメの超個人的感想まとめ

既に↑に感想在り。

Amazonprimeビデオ配信で視聴済み。

LISTENERS リスナーズ

<ストーリー>

がれきの山で出会ったのは、腰にジャック穴のあいた少女─!?スクラップ拾いの少年・エコヲと、腰にインプットジャックの空いた記憶喪失の少女・ミュウ。二人出会い、記憶をたどる旅に出る─。

  • 世界観・リアリティ:★★★★
  • ストーリー・予測不能:★★★★
  • キャラクター・感情移入:★★★

アニメオリジナル作品で、ロボット物。

初見の印象は「エウレカセブン」「グレンラガン」を音楽や音をモチーフにした様な感じ。

画作りが良く、その点でエウレカセブン感をグラフィティに感じ、主人公の特技持ち根暗設定でグレンラガン感を感じたと思われる。

主役メカのデザインは、まだ何とも言えない。

ストレートにカッコイイデザインでは無いが、悪くも無い。

なぜか「バスカッシュ」を思い出したが、それとも違う。

「音」をモチーフに、アンプ、ジャック、楽譜、等の象徴的なモチーフの統一感は面白いが、どこまで今後の流れでリアリティを込められるか次第で、作品の厚みと重みが変わるので、その点などを注目して見守りたい。

正体不明の敵「みみなし」が耳しか無いデザインとか、どうオチに繋がるのか気になる設定もあり、期待値は割とあるかなぁ。

※他のアニメも視聴次第追加します。

※おススメがあれば今期に限らず教えて欲しいです。

※この記事は、加筆・修正する予定です。

※4月6日までで見た作品です。7日、11日、17日、5月2日、6月22日更新。

※★の評価は、個人的主観による所が大きいです。

※評価項目は、仮ですので、今後改善する可能性があります。

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“2020年4月開始、春アニメの超個人的感想まとめ” への2件の返信

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