目次
場所のルールで狂って行く人々
環境を支配するルールや、管理する上位者の下に置かれ、人は次第に、その影響を受けていく。
法律や規律、教育と言った物は、その内容と管理する上位者が、社会的・文化的に広い範囲で正しい事を前提としている。
広く正しい事を教えられ、守るから、社会に順応する事が出来るわけだ。
仮に、その前提が崩れると、環境下にある人は、間違ったルールを守らされる事になる。
- 特定のグループ
- 家庭
- 学校
- 会社
- 宗教
- 牢屋
- 村
- 町
- 国
- 文明
等のそういう括りの中では守るべきとされるが、外に出ると通用しないルール(ブラック校則や戒律、等々)は、基本的に外から見ると「ローカル・ルール」であり、それを当たり前と思い込む事は、一種の『洗脳』である。
社会的・文化的に狭い範囲にしか適応出来ないルールに支配される事は、基本的に『洗脳』なのだ。
『洗脳』された人は、間違ったルールを守り、信じて、ルール下の環境を中心に生きる事となる。
ルールが適応されない環境に出ると、途端に生き辛くなる状態に調教された様な状態になってしまうからである。
そういう意味で、教育と洗脳は紙一重だ。
この記事では「異常な環境下に置かれ、洗脳されていく人々」を描いた作品を紹介していく。
これは、
の反対で、
の別バージョンの物語と解釈する事も出来るだろう。
ちなみにだが、狂った環境でこそ順応し、輝く人にとって、外の世界こそが異常になるのは、自然と文明と言った括りでも当てはまる。
野生動物が飼いならされ、自然に戻れなくなるのも、文明人が自然に投げ出されて成すすべもなく翻弄されるのも、そういう意味では立派な『洗脳』の結果と言えるわけだ。
アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2014)
<内容>
1961年、ミルグラム博士の実験が開始された。実験は一人が先生、もう一人は学習者となり、先生役が問題を出題。学習者役が答えを間違えると電気ショックが与えられ、間違えるごとに電圧は上げられる。くじ引きで役割は分けられたが、学習者役は実験の協力者で、被験者は常に先生役になるように操作されていた。学習者は次第に呻き声をあげるも、被験者=先生役の電気ショックの手は止まらない。ほとんどの被験者は戸惑いながらも実験の継続を促されると最後の450V(ボルト)まで電気ショックを与え続けた。この実験は、ナチスによる大量虐殺がどのように起こったのか?普通の人々が権威にどこまで服従するのか科学的に実証することが目的だったが、その結果は社会に大きな衝撃を与えることに…。
ウェイヴ(2008)
<内容>
ドイツのとある高校で行われた、“独裁制”をテーマとした授業。教師べンガーは、やる気のない生徒たちに困った末、ある提案を。それは、クラスを独裁国家に見立てた、心理実験のような授業であった。初めは誰もが嫌悪感を示すが、今まで経験したことのないクラスの一体感に魅せられていき…。走り出した集団は、コントロールを失っていった。
エクスペリメント(2010)
<内容>
人気海外ドラマ「プリズン・ブレイク」脚本・監督×アカデミー俳優 エイドリアン・ブロディ&フォレスト・ウィテカー競演!失業したばかりのトラヴィスに一件の求人広告が目に留まる。14日間の実験に参加して日給 1000ドルの高額報酬。“きわめて安全な環境で行なわれ、危険はない。ただし、人権を侵害する可能性がある”という。被験者たちは看守役と囚人役に分けられ、模擬刑務所で24時間それぞれの役割で振る舞う。監視カメラだけが彼らの様子を観察。トラヴィスは囚人役を割り振られる。彼と親しくなった誠実そうな男バリスは看守側に回った。実験はスタート。始まりはただの役割に過ぎなかったが、2日目には崩壊。常識者であるはずの被験者たちが変化し、閉ざされた場所で極限状態に置かれていく・・・。
es[エス] (2003)
<内容>
1971年、スタンフォード大学心理学部で実際に行われた実験を映画化。数々の映画賞を受賞したシチュエーションサイコムービー。無作為に“看守役”と“囚人役”に分けられ、監視カメラ付きの模擬刑務所に収容された24人が、驚愕の変貌を遂げる。
コンプライアンス -服従の心理-(2012)
<内容>
アメリカのあるファストフード店。朝からトラブル続きの金曜日、店は賑わいをみせていた。そこへ警察官を名乗る男から一本の電話が入る。その男は、女性店員に窃盗の疑いがかかっていると言い、店長のサンドラに、その女性店員の身体検査を命じた。警察官の言うことなら―と、サンドラはその指示に忠実に従うことに。しかしこれは、その後数時間にわたって行われる【信じがたい行為】のはじまりにすぎなかった―。
プリズン・エクスペリメント(2015)
<内容>
71年8月―。スタンフォード大心理学部のジンバルドー教授は、夏休みの校舎を利用して、とある実験の募集を開始する。それは、被験者として集まった男子学生を看守と囚人のグループに分け刑務所生活を再現、 “役割”が人にどう影響するかを調べるものだった。囚人番号8612となったダニエルは、実験室となる地下刑務所に収監されるが、反抗的な態度から看守の怒りがエスカレートし、遂には暴力に発展する。しかし、監視カメラで様子をみているジンバルドー教授は実験の続行を命令する。絶望する囚人たちの中、8612は脱獄を試みるが、その会話も盗聴されていた…。
フルメタル・ジャケット(1987)
<内容>
ジョーカー、アニマル・マザー、レナード、エイトボール、カウボーイ他、新兵たちは地獄の新兵訓練所ブートキャンプに投げ込まれ、残忍な教官ハートマンによってウジ虫以下の扱いを受けていくのだった。
※この記事は、追記・編集していく予定です。



