「ダンジョン、地下迷宮」モチーフ作品特集

Glendurgan Gardens - maze

ダンジョンって何の為にあるの?

ダンジョンとは、元々は地下牢を意味し、主に城などの地下に造られた監獄や地下室を指していた。

後にゲーム内に登場し、日本では特に「敵や罠や宝が設置された地下迷宮」的イメージが強くなった。

初期は、奥には魔王や悪魔がいたり、宝があったり、それを封じたり守る為にダンジョンは存在してきた。

しかし、地下牢や危険な地下迷宮と言う基本イメージから、昨今では大分自由なモチーフとなり、ゲーム的稼ぎ場、モンスター発生スポット、ダンジョンと言う生物、ダンジョンと言う生態系、そもそも危険な場所ではないとか、運営対象だったり、ピンポイントな要素を強めた作品が増えているのが特徴的で、非常に面白い。

この記事では、そんなRPGやファンタジー作品内におけるフィクションの「ダンジョン」を主にメインのテーマとした作品を紹介していく。

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NTRについて解説してしまうのだわ

Stone brain

接種で脳を壊す禁断のジャンル

NTRと言うジャンルをご存じだろうか?

知らないなら、幸せなので回れ右。

一生知らないまま生きる方が良いだろう。

未成年も回れ右。

逆に、既に知っていて、なんなら自分でも書いてみたいぐらいまで脳を破壊されていたり、他人の脳を破壊したいという過激な思想を持っている人は、続きを覗き見ると良い。

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「人工の上位世界と天然の下位世界の接触」系作品特集

Rocky Mountains From Orbit

「自然が一番とか、価値観古くない?」→「やっぱ自然って良いわ!」

科学が進み、人間と言う概念が拡張した未来。

人は機械の身体を手に入れたり、肉体を捨てて情報生命体である事が当たり前。

それが常識の世界で人の肉体に縛られている文化や文明レベルの人々を見ると、まあ、なんと前時代的だこと。

しかし、二つの世界をまたいで見ると、あれ?

天然の世界には、天然の世界の良さがある。

不便で危険な世界を受け入れるだけの価値がある、強烈な生きている実感。

身体や命の価値が重い事で、刹那的な存在が、貴重で愛おしく思える。

限られた時間しか楽しめないかもしれないが、それだけの価値がある。

この記事では、そんな「人工の上位世界と天然の下位世界の接触」からの「やっぱ天然にこそ価値があるんだわ」と最後になっていく作品を紹介していく。

ちなみに、白人酋長物語と構造的に近く、白人酋長の場合は白人の世界が上位、侵略する世界が下位だが、この記事テーマの場合、白人の世界に当たる世界が下位で、その上にSFな上位世界が存在すると言う形になっている。

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「実は仮想世界、機械的シミュレーション仮説世界」登場作品特集

Green coding screen

実はコンピュータ内に作られた閉ざされた世界

シミュレーション仮説とは、現実だと人々が思い込んで生活しているこの世界が、シミュレーテッドリアリティであるとする仮説を指す。

この記事的には、現実世界だと思っていた世界が、実はコンピュータ内に作られた仮想世界だと途中で明かされる類の物だ。

人類がコンピュータの外に出たり、管理権限を奪う、あるいは回復させる様な展開が基本となる。

この記事では、そんな作品を紹介していく。

要素の構造的には、夢オチ系の作品と近い部分があるが、夢オチと世界構造や実体性に違いがあり、出来る事が少し変わって来るのが特徴だろう。

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「落語」モチーフ作品特集

French folding fan with a satirical scene of the comet of 1811 (fan - costume accessory)

伝統話芸

落語とは、江戸時代に成立した日本の話芸である。

主に落語家と呼ばれる公演者の「はなし」だけで演じられ、道具は基本的に使わず、使っても扇子や手拭い等の簡単な物に限られる場合が殆どだ。

一人の演者のみで、ほぼ全てを表現する事になる為、非常に高度な技術を求められる。

同じ内容の「はなし」であっても、演者が違えばガラリと印象が変わり、噺家毎の録音を収集する愛好家も存在する。

この記事では、そんな伝統芸能「落語」をテーマにした作品を紹介していく。

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仲間とは、問題の共有者と言う話

Expedition 61 crewmembers share a game of ping-pong

問題を共有すれば仲間、共有できないと?

  • 問題を共有すると仲間になる
  • 問題を引き起こすと敵になる
  • 問題が共有されないで提示されると興味の対象になる

会話でも、物語でも同じ事と言う話の解説。

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「居候する不思議な同居人との日常」系作品特集

hands of black people in black and white shirts

日常に介在する非日常の存在

日常の中の異物の日常とも近く、中には同じ物も含まれる形式の作品。

いわゆる「ドラえもん」系を起点とした作品で、日常を生きる主人公の所に、非日常の存在が居候等の形でやってきて、主人公の日常を少しずつ非日常が侵食していく事で話が前に進む。

大抵の場合、非日常の存在には不思議な力があったり、その存在由来の不思議な機能を備えた道具が登場する。

不思議な同居人との夢の様な、あるいは騒がしい日常と言う非日常を楽しむ作品であり、不思議な同居人には同居する目的や目標があり、それが物語のメインストーリーラインとして背骨を支える。

あくまでも主人公の日常を彩る相棒となる事もあれば、主人公の日常を完全な非日常に引きずり込む導き手となる事もある。

基本的に、遠出をする事こそあるが、主人公の自宅から遠く離れる事無く話が進むのも特徴だろう。

オチとしては、同居人とお別れとなるか、ずっと一緒にいるか、と言った関係性を決める決断が下される事が多い。

この記事では、そんな「不思議な同居人」が登場する作品を紹介していく。

何と、誰と同居したら人生変わりそう?

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「重要人物の目標が集団のリセット、過激な革命」系作品特集

grayscale photo of explosion on the beach

間違った歴史を無理やり修正する為に

政府や民衆が腐敗してしまった。

政治家や指導者が選択を大きく誤ってしまった。

酷く歪んだルールが世界を蝕んでいる。

長い歴史のせいで、激しい憎しみの連鎖を取り除くのが難しい。

社会の病巣があまりにも深く、国家や集団としてやり直すには、腐敗部位を切除した方が早い。

未来の清く正しい誰かに希望を託し、過去の淀み間違った罪人は、罪の大きさ関係無く丸ごと清算だ。

革命やクーデターと言う言葉では生ぬるい、社会への絶望から来る邪魔者や責任ある罪人道連れの集団自決。

この記事では、そんな「世界のリセット」を、敵や、時に主人公が狙い暗躍する作品を紹介していく。

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「蛙、フロッグ」モチーフ作品特集

woman wearing crown holding frog figurine

ケロケロ

日本の古称で「かわず(かはづ)」。

成体になると尻尾が無くなる、両生類の一種。

世界中広く様々な種類が分布しているので、モチーフとしては一般的と言える。

学生の解剖実験に使われたり、食用で養殖されたり、川魚ぐらいの感覚で命が扱われる事が多い。

オタマジャクシと呼ばれる幼体で卵から生まれ、足が生え、尾が無くなる大幅な形態変化を辿って成体になる事、ジャンプ移動、特徴的な鳴き声等から、生物が好きな子供からは結構人気。

毒を持つ種類や、背中で子育てをする種類等、特殊な能力を持つ個体が多い事もペットや研究対象としての人気を後押ししている。

この記事では、そんな「蛙」をテーマや、要素に使った作品を紹介していく。

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