「カルト宗教、新興宗教」モチーフ作品特集

新しい宗教は人を救うか、あるいは人を利用する為の装置か

新興宗教とは、設立が歴史的に見て新しい宗教の事を指す。

なので、新興宗教と言うだけで悪い物では別にない。

中には、真面目に世界の真理や神について考え、人を救おうと言う物もあるだろう。

一方、カルトは昔から宗教絡みの事件がある事で、元の意味で使われる事の方が減り、反社会的な集団に対して使われる言葉となっている。

これらはイコールでは無いが、カルトと呼ばれる集団の多くが新興宗教組織であった事で、世間一般の認識では近しいイメージが定着してしまった。

つい最近も、カルト宗教の被害者による元首相暗殺と言う重大な事件が起き、一部では暗殺犯に同情的な見方も出ているぐらい、カルトのイメージは悪く、カルトに触れると嫌がらせを受けたり身の危険を感じる思いをする人もいる為に、話題にする事も憚られる事も屡々だ。

実際、カルト宗教によって人生を滅茶苦茶にされた人は多い。

私の友人も家に某カルト宗教のワゴン車が乗り付けてきて入信を迫る為に拉致された事があるし、私自身何度も宗教二世の人や、勧誘から入信した友人から不愉快な勧誘をファミレス等でされ、友人を失った経験もある。

自身や周囲で、直接でも間接でも、そう言う経験をした人は必ずいるぐらいに、問題となっている。

だからこそ、このカルトと言う存在はフィクションのモチーフで使う場合、ナチスばりの「悪の象徴」や「問題を抱えた組織」として機能する為、モチーフ的に見ると一種の人気があると言える。

この記事では、そんな「カルト宗教、新興宗教」をテーマにした作品を紹介していく。

オウム裁判傍笑記(2007)

<内容>

この裁判、あまりに面白すぎて、酷すぎる!

オウム真理教が引き起こした一連の事件は日本中を震撼させ、前代未聞の犯罪を裁く「世紀の法廷」は、1996年4月、全国民注視のなかで開廷した。しかし、そこで繰り広げられたのは、あまりにも不可解で、あまりにも喜劇的な光景だった。そのとき、教祖はいかに振る舞い、弟子たちは何を語り、弁護人はどこにいて、裁判官は何を裁いたのか? そして、遺族が訴えたこととは? 8年間にわたり裁判を傍聴しつづけた著者が真実の法廷ドラマをつぶさに綴る!

カリスマ(2004)

<内容>

神と崇められし男に跪く無数の迷い人。神とは希望の光を与えし聖人。そして時に、絶望の闇を与えし俗人。カルト宗教の闇に迫る戦慄の黙示録-少年の心より光失われし時、闇の物語が動き出す。

カルト宗教信じてました。(2017)

<内容>

部活も自由にできない、希望する進路にも進めない、彼氏も作れない…そんな制限だらけの日々に耐えてきたけれど、息子の病気治療をきっかけに、宗教をやめました!

エホバ2世の著者が明かす、カルト宗教の世界と洗脳がとけるまで…

カルト宗教ヤバい体験記: ついていったらこうなった(2021)

<内容>

あなたは、カルト宗教の経験はありますか?

本当にヤバいです。

今、景気が悪く、コロナ禍の閉塞感で、みんな心が病んでいると思います。

そんな時、奴らは近づいてきます。

自分は大丈夫と思っていませんか。
でも、巧みな誘いにより、気がつくと罠にはまってしまうのです。

この本では、カルト宗教のヤバい体験談を集めてみました。

あなたの身を守るためにも、予習し、予防線を張っておくことをおススメします。

「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~(2021)

題材とされた「幸福の科学」から抗議申し入れがあったとされ打ち切られた作品。

SNSでは、圧力に屈したと出版社の姿勢に対して落胆する声が多く聞かれた。

カルト宗教やめました。(2020)

<内容>

幼いころに母親がエホバの証人に入信したため、2世として25年間エホバの証人の教えを信じてきたたもさん。

ひとり息子の病をきっかけに、エホバの証人を脱会することとなったのですが、もちろん一筋縄ではいかず…。

母との確執、一般の人との距離感、慣れない一般の人たちのルール…実際に信仰を捨てたら、こんなことが起きました!

『カルト宗教信じてました。』待望の第2弾!!

カルトの泉~オカルトと猟奇事件~(2008)

<内容>

この閉塞的で不機嫌な時代にカルトな神々が降臨する……

スピリチュアルな事象に希望と救いを求めるニンゲンの信仰と猟奇の関係に注目し、

過去のカルト宗教絡みの事件を通して、都市伝説、心霊体験、スピリチュアルブーム等、

今再び、オカルト世界に傾倒していく現代ニッポンを考察する教養マンガエッセイ!!

カルト村で生まれました。(2016)

<内容>

「平成の話とは思えない!」「こんな村があるなんて!」と、WEB連載時から大反響!!
衝撃的な初投稿作品が単行本に!

「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のときに自分の意志で村を出た著者が、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送っていた少女時代を回想して描いた「実録コミックエッセイ」。

〈カルト村ってどんなとこ?〉
●大人と子供の生活空間が別々 ●朝5時半起床で労働 ●布団は2人で1組
●食事は昼と夜のみ ●卵ミルクを飲ませられる ●お小遣いはもらえない
●すべてのモノが共有で、服もお下がり ●男子は丸刈り、女子はショートカット
●ビンタ、正座、食事抜きなど体罰は当たり前 ●手紙は検閲される
●テレビは「日本昔ばなし」のみ ●漫画は禁止、ペットも飼えない
●自然はいっぱい。探険など外遊びは楽しい♪

カルト村の子守唄(2021)

<内容>

自由だった村は、どうして「カルト」化してしまったのか?
村の過渡期を描く、人気シリーズのエピソード0!

親子が離されて別々に暮らし、子供も朝5時半起きで労働をさせられ、布団はふたりで一組、食事は1日2回のみ、すべての物は共有で服もお下がり、男子は丸刈りで女子はショートカット、お金を持っていたら即没収、ビンタ・正座・食事抜きなど体罰は当たり前……。そんな「お金のいらない平和な社会」を目指す「カルト村」での驚愕の日々を描いた人気シリーズの最新作。

今回描かれた時代は、著者が生まれてから小学校に上がるまでの幼少期。このころの村はもっとゆるくて、のちにNGとなる「お酒、タバコ、テレビ、漫画、ゲーム」はすべてOKで、村の外の温泉に行ったり、デパートにクリスマスプレゼントを買いに行ったり、いち早く宇多田ヒカルのCDを手に入れたり……なんて思い出も。
ところがある日突然「新しい世話係さん」が現れて、漫画やゲームは没収され、テレビも禁止になり、髪を短く切られて、両親に会える回数も減っていき……。
のんびりしていた村が、過酷で理不尽なカルト村に変化していく転換期のエピソードを、丁寧な絵と手書き文字で描いた「実録コミックエッセイ」。
両親がなぜ村に入って結婚したのかを、著者自らが探る「カルト村で出会いました。私の両親編」も収録。

さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで(2017)

<内容>

「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、過酷な労働や理不尽な掟に縛られた村の暮らしを受け入れて育ってきた著者は、なぜ自ら村を出たのか? 村で過ごした13歳から19歳までの青春期を描き、当時のマスコミを騒がせた村の実態に迫る、衝撃の実録コミックエッセイ。朝日新聞、毎日新聞、新潮45、TVブロス、アンアンなど、数多くの書評欄で取り上げられ、「その後の話が読みたい!」の声が殺到した話題作『カルト村で生まれました。』の待望の続編!

 思春期をむかえた村の子の毎日(音楽、男女交際、一般の本を読むことは禁止。男子の部屋も女子が掃除!)。「個別ミーティング」や内容を大人にチェックされる「日記」など、思想をコントロールする村独自の新たなシステムがスタート。結婚相手は年の離れたおじさん!? 村の「調整結婚」など驚愕のエピソードが明らかに――。

真相究明!セックスカルト集団「ネクセウム」(2019)

<内容>

危険なセックスカルト集団、ネクセウム。ジャーナリストのグレッチェン・カールソンが、娘を救い出すためにこの集団に闘いを挑んだ女優、キャサリン・オクセンバーグを追う。自助グループだったはずの集団はいかにして危険なカルト集団になったのか?教団の恐ろしい姿が明かされていく。

てい少年シリーズ(2021)

<内容>

カルト宗教の狂信的信者の母親に育てられた筆者が一般社会で生きていくのに必要な経験、スキル、人脈、感覚を奪われながらも洗脳の呪縛を解き放ち、夢の一般人を目指す実話です。教団からの脱会を決めるきっかけになる妻の失踪を経て、世の中で一般人に溶け込むため悪戦苦闘する壮絶な半生をゆるく、緊張感ゼロのコミカルタッチで執筆!この本を読めば人生変えたいけど踏ん切りがつかない人や自分はついてないとぼやいてる人は「この人よりはまだ環境的にましかも・・」と勇気をおすそ分けできると思います!! もちろん同じように何かの宗教の二世信者で思い悩んでいる若者には特に背中を押せる力になれれば幸いです。記念すべき「てい少年」シリーズの1つ目です!!

テロール教授の怪しい授業(2018)

<内容>

泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「あなたたちはテロリスト予備軍です。」予想だにしない一言に愕然とする生徒たち。脱落=テロリスト認定。恐ろしすぎる授業が始まる――。そもそもテロリズムとは何か? 日常に潜むテロの根っことは? 今までメディアで語られてきたテロ論は全部ウソ。テロ教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い「テロとカルト」の真実。

毒親介護 新興宗教にハマった母がやっと死にました\(^o^)/(2022)

<内容>

「教祖様が早く死にますように……」

札束が供えられた祭壇の前で、僕は毎日そう祈っていた。

BN教の妄信的信者となった母が、信仰の名の下にわが子や夫を虐待し、家庭は崩壊!

そんな狂母の奴隷と化した少年は、母のガン発覚により今度は介護を強いられることに。

“宗教2世”ヤングケアラーの壮絶な30年間の記録ーー!

根無し草: ヤマギシズム物語(2019)

<内容>

365日休みなく農作業に駆り出され、趣味や娯楽は一切なく、恋愛も禁じられた高校生。

指導者に仕向けられた競争と退学の恐怖、そして躾という名の体罰に支配された彼等は、一体どのような人間に成長していったのか?

1988年。カルト的な農事組合法人『ヤマギシ会』は絶頂期にあった。

その活動の原動力とも言えるのが『ヤマギシズム学園高等部』の存在である。

『ヤマギシズム学園高等部』の子供達は、親や先生に一切反抗せず、何でも素直に「はい」で実行する理想的な子供として話題になった。そして多くの親達が、月8万という高い学費を収めてでも、我が子をこの学園に入学させようと躍起になったのだ。

しかしその実態は、非常に苛烈なものだった。

本書は、その学園を卒業した著者が、当時実際に経験したことを未熟な少年の視点から描いた、真実の物語である。

ビリーバーズ(2013)

<内容>

仲間たちと共に「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送っている、「ニコニコ人生センター」という宗教団体に所属する「オペレーター」。満ち足りていた生活は、やがて追い詰められていき、移住してくる「みんな」と混乱の道へ…。様々な人間模様が交差する、世紀末輪舞!!

閉鎖された空間での規則的な自己運動と内部崩壊を、山本直樹ならではの醒めた視線でありながらユーモラスに描く本作は、今もなおリアルなものとして切実に訴えかけてきます。必見の作品です!

ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~(2018)

<内容>

ウチのママ、知らない間に洗脳されちゃってる!?教祖様のDVDに涙し、謎の合宿に連れて行かれ…信仰をやめる気はないママと一緒に暮らすって大変!純粋が故に宗教にハマるママと一家を描いた宗教ギャグエッセイ!

元宗教二世午後のないしょ話: 宗教二世アラフォー女性(2021)

<内容>

夢も希望もなかったけど、どうにかこうにかやってきた。

元?現?宗教二世が三人集まって、自分達の人生を振り返りながら雑談したのを出版しました。

同じ教会の中で育った三人、あなたはどれくらい共感できますか?

よいこの黙示録(2011)

<内容>

新任教師の湯島朝子(ゆしま・あさこ)が担任することになった4年2組。その着任初日の朝の会で、とある作文をめぐってクラスの意見が対立。騒動が過熱するなか、朝子はこの対立状況が仕組まれたものであることに気づき――!? 神、仏、祈り、祝福、呪い、救済、現世利益、カルト、魔法少女、超常現象、動員ゲーム、集団心理、カリスマ、シャーマニズム、権謀術数……。舞台は小学校。30人のコドモと1人のオトナが巻き起こす、悪夢のようにカラフルな新宗教絵巻。

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話(2017)

<内容>

さやちゃんが幼いころ、母が新興宗教へ入信。信者たちが目指すのは、神の教えの通りに規律正しく行動し、崩壊後の世界で復活し、楽園で永遠に暮らすこと。さやちゃんは二世信者として母親や周りの信者から厳しく監視され、学校でも浮いた存在に。交際禁止、漫画禁止、国歌禁止、輸血禁止etc…禁止だらけの生活で感じたことを、ありのままにつづる、衝撃の告白漫画。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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“「カルト宗教、新興宗教」モチーフ作品特集” への2件の返信

  1. 「ワゴン車で拉致」に関してはオウムの印象が強かったので意外でした。やはり新しく興った手前、信者獲得のためにどれも躍起になっているのでしょうね。
    まだ一度も宗教勧誘を受けたことがない我が身の幸運を再確認することが出来ました。

    余談ではありますが『よいこの黙示録』の作者である青山景先生の死によって絶筆になってしまった事がとても残念でなりません。

    1. ワゴン事件の友人は無事帰還し、入信せずに周囲に気を付けろと言って回るアンチになってました。当たり前ですが。
      青山先生の絶筆は当時驚いた記憶があります。残念ですよね。

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