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【勝手に】ロック&キー シーズン3は、どうすれば良かったのか会議【改善例】

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あまりにも勿体無い!

ロック&キーとは、クトゥルフ神話をモチーフに、アメリカにある架空の町を舞台にしたダークファンタジー作品で、

と、ドラマ版に限るが追ってきて、半分以上の時間は非常に楽しませて貰った大好きなシリーズでもある。

今回は、シーズン2のラスト以降、大失速を見せたロック&キーを、仮に手直しするならどうするか、と言うお節介な企画である。

なので、ロック&キーを3シーズン履修していないと意味わかりにくい事は、予め断っておく。

実際のシーズン3の流れ

シーズン2のラスト、多大な被害を出してドッジを倒した物の、逃がしたイーデンによってギデオンが復活、しかしギデオンの手によってイーデンが殺されてしまう。

シーズン3では、ザックリとだが、

  1. ギデオンの暗躍によってキーハウスは再び窮地に立たされるが、エイダ&ドロシーを鏡に封印する事に成功し、ボードをスノードームから救いだす。
  2. ジャッキーの悲劇を忘れる為に記憶の維持を拒否し、大人のになって鍵の記憶を失ったタイラーは、ダンカンとブライアンの結婚式に戻る。
  3. 時間移動鍵を手に入れボードが父親に会いたい誘惑に取りつかれる。
  4. ギデオンと、コフィー&ボルトンが強盗に入り、キーハウスに再び危機が訪れる。
  5. ニーナはアルコール中毒だった過去を悔やみ、ボードは死んだ父親を求め続ける。
  6. タイラーは旅先で出会ったカーリーとのやり取りの中で癒される切欠を得る。
  7. ボードが誤って時間移動鍵でドッジを復活させ、肉体を奪われる。
  8. ドッジがギデオンを殺しつつ、鍵を手に入れようと動く。
  9. ドッジが正体を見破られるが、ロック家と共闘してギデオンを倒す事に。
  10. ギデオンの襲撃、コフィ―を倒す物のドッジは消え、戦いに負ける。
  11. ギデオンが全ての鍵を集めて裏世界と表世界を一つにしようとしている事が判明し、最後の鍵を求めてゴーディ―の頭の中に入るが、ゴーディーが死に、時間稼ぎを買って出たサムが死亡。
  12. 逃亡劇の末に反撃の準備を整え、ギデオンを井戸に帰そうとするが失敗。
  13. 戦いの末、ギデオンにアルファ鍵を使い裏世界に落とす事に成功。
  14. 全ての鍵を裏世界に戻し、表と裏の世界を完全に分断する事に。
  15. 最後に、時間移動鍵で父親に家族全員で会いに行き、別れを告げ、鍵を手放す。

みたいな流れでエンディングまでの8話を駆け抜ける。

一部うろ覚えだが、大きな間違いは無いと思う。

作品を救うキーは、時間移動鍵

シーズン3は、グダグダだった。

シーズン2のラストから続くグダグダのまま、まとめるだけまとめて締め括ってしまった。

文章で見ると意味が一見通じるが、実際に見てみると、言葉を選ばなければ酷い出来だ。

あれで良いと言う人もいるだろうが、脚本の出来と言う視点から見ると、いくらでも改善の余地がある。

特に、シーズン3で登場する時間移動鍵は、脚本的に見てもかなりの便利アイテムなので、作品を改善する場合は、時間移動鍵の使い方次第で、シーズン2のラストをも誤魔化せる。

もし、直せるなら

時間移動鍵の登場によって、シーズン3はタイムスリップものに出来た。

だが、実際は、ドッジを一時的に召喚するだけに留まり、タイムスリップ設定もグダグダだった。

もしも、シーズン2までは直せず、シーズン3からなら手直しが出来る場合、時間移動鍵を使えばシーズン2のラストも含めて救う事が出来る可能性がある。

第一段階

タイムスリップものとする場合、シーズン3の最初の方で、未来から来たボードなりを分からない様に登場させ、伏線とする。

その後、時間移動鍵をボードが手に入れる事で、あれは過去に戻ったボードと分かる。

そして、実際の展開ではドッジを召喚してしまったが、直す場合の一案としては、シーズン2のグダグダが始まる直前の所まで、キンジ―かボードを時間移動させる。

そうする事によって、グダグダ展開の始点の前に、実はドッジに心変わりがあったと言う後付け設定を差し込む事が出来る。

その時点のドッジは、キンジ―を仲間に引き入れたく、殺したくない葛藤にかられていたのは、シーズン2を楽しんだ人なら覚えているだろう。

つまり、その時点で敗北の未来を知らされ、ドッジはシーズン2のラストバトルとの間で未来に行っていた事にしてしまう。

そして、過去のドッジから見た未来、シーズン3で言う現代では、ギデオンとの戦いが繰り広げられ、ギデオンを倒すにはドッジの力が必要と言う展開にしてしまうのだ。

設定が破綻しなければ、どんな理由でも良い。

ギデオンに対抗するにはドッジが必要で、ドッジと取引をして共闘状態に持って行く流れが重要。

そうする事で、ドッジはシーズン2のラストを避けられ、生存ルートを確保しつつ、ギデオンを倒して表世界の支配者になる事も目論め、キンジ―とも仲良く出来るチャンスを得る。

ギデオンは、ドッジにとってもロック家にとっても厄介な存在なので、ドッジには旨味しかなく、ここの協力関係は実際のシーズン3同様に自然だ。

第二段階

そこまで整ったら、ドッジとキンジ―の絆を描き、仲間になったドッジの頼もしさも存分に描く。

その中で、ドッジにとってキンジ―が、本当の大事な存在にしてしまう。

ロック家&仲間達&ドッジVSギデオンを描く中で、一度ギデオンに負け、キンジ―が死ぬ展開を描く。

その際、キンジ―が死ぬ原因が、ドッジと共に過去で死ぬはずだった悪霊に取りつかれた人達がギデオンに操られた事によって殺される等する。

悪霊鍵の命令優先順位は、恐らく、ギデオン>ダンカン>ドッジだろう。

ここから、ドッジとボードとタイラーで過去改変を何度も行う。

タイラーはジャッキーを助けようとするが無理。

第三段階

キンジ―を助ける為には、ドッジがシーズン2で悪霊を取りつかせた人達が邪魔になる。

ドッジとボードとタイラー、頭鍵の力を使ってドッジの頭の中に。

二人はドッジの本心を知り、ドッジの頭の中から悪魔を追い出す。

ドッジと協力して悪魔を倒し、ドッジの力がこもった鍵を未来のダンカンが作り、ボードとタイラーに渡す。

時間移動鍵で過去に戻り、シーズン2のラストの裏側を描く。

聞いていた通りの行動を取り、ドッジは未来でキンジ―を助ける為に自ら殺される。

ボードとタイラーはドッジの死を見届けて現在に戻ると、キンジ―が生きていて、事情を話し、ドッジの鍵をキンジ―に渡す。

こうすれば、シーズン2のグダグダを伏線化しつつ、ドッジとサムが贖罪をする機会を得るだろう。

タイムスリップものとしても、現状のシーズン3よりは機能している筈だ。

最終段階

不自然なポイントを直しつつ、鍵の総動員でギデオンを裏世界に戻し、鍵を全て放棄してのチャンチャン。

でも良いが、せっかくの創造鍵を使わない手はない。

創造鍵は、何でも創造できる。

もし、世界さえ騙せる鍵を創造出来れば?

ロック家が放棄した鍵は、創造鍵で作られた物で、オリジナルは全部別の誰かが持ち去ったら?

そんな事が出来るのは?

もし、このタイムスリップ案で行くなら、シーズン2のラストで死んだふりをして、ドッジが生存していて、最後に全部持って行っても面白いだろう。

キンジ―への愛に目覚め、悪魔を外に出したドッジなら、ちゃっかりしてもそう来たかと、シーズン4が無い事を残念がりながらも受け入れられる余地がある。

終わりに

ロック&キーは、素材が物凄く良いだけに、様々な展開を考えられる。

父親を助けても、父親に助けられても熱く胸躍る展開は作れるし、シーズン2ラストの悲劇を全て回避する事だって尺次第では出来る。

ドッジを悪として描くとしても、ギデオンを倒した後でやっぱりドッジと決着を付ける様な展開の方が盛り上がりが予想出来る。

今回の改善案は「もし、直すなら」の一案に過ぎず、現状は野暮な同人みたいな物だ。

それにしても、シーズン3は本当に勿体無い終わり方であった。

いろいろな事情があるのは理解出来るが、腑抜けた脚本と演出は、ファンが悲しむからやめて欲しい物である。

今回の様なシーズン3を作るなら、思い切ってシーズン2で打ち切っても良いし、原作通りにやっても良かった風に感じてしまう。

あの終わり方は綺麗だったが、そこに至るまでが酷過ぎて擁護させてくれないのが辛い。

絶対の正解は無いが、少なくともシーズン3のスタンスは正解からは遠いと感じる人が多くいる事だけは覆しようがない。

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