命を託すに値する、最高にイイ女
貴・王族の主流派でない、腐敗と無縁の誇り高き一勢力の長。
あるいは、数々の死線を潜り抜けてきた、自身の定めた正義と仲間に筋を通す指揮者。
いずれにしても、そのヒトは、誇り高く、気高く、美しく、そして強い。
誰よりも厳しく、優しく、だからこそ一番傷付いている。
そのヒトの進む道は、常に義に厚い仲間と共にあり、同時に、道は彼らの犠牲と死体の山で出来ている。
しかし、そのヒトの為に死した仲間に、後悔は無い。
そのヒトが使命の、任務の、目的の、夢の為に進む限り、誰一人として無駄死にとはならないからだ。
全ては、忠を尽くすそのヒトの理想を叶える為の礎となる。
そして、そのヒトは誰一人として道となった者を忘れず、想いを共に連れて行ってくれる。
故に、そのヒトは命を賭けるに値すると確信させてくれる。
この記事では、そんな「忠義厚い部隊を率いるカリスマ女性」が活躍する作品を紹介していく。
そんな人に忠臣として仕えられたら、どんなに誇らしい人生と思えるだろうか。
アカメが斬る!(2010)
<内容>
殺し屋集団ナイトレイド――その一員である黒髪赤目の少女アカメ。彼女と出会った時、少年タツミの運命は大きく動き始める…。「つよきす」「真剣で私に恋しなさい!」のタカヒロが贈る、ダークヒロイン・アクション開幕!!
作品の裏ヒロインこと、帝国最強の女将軍エスデスが該当。
趣味は拷問と蹂躙、敵に対してはドS、冷酷、残虐である。
一方で、部下に対しては気遣いが出来て、彼女を慕う部下は非常に多い。
ちなみに年齢は20代前半らしい。
風の谷のナウシカ(1982)
<内容>
巨大産業文明滅亡後1000年
、 人類はわずかに残された居住可能な土地に点在していた。
「風の谷」の族長の娘ナウシカは、世界を再生すべく様々な試練に立ち向かい、ついには世界の真実へとたどりついて行く。
一コマ一コマ緻密に描き込まれた絵と人類の生存を巡る普遍的なテーマ。
宮崎駿監督が12年にわたり描き続けた本作は、世代を超えて読み継がれる不朽の名作!月刊「アニメージュ」に連載され、
スタジオジブリ長編アニメーション映画
「風の谷のナウシカ」の原作となった、
コミックス全7巻のセット。
宮崎駿監督の水彩画「トルメキア戦役」で彩った
美麗な特製箱入り。
映像化されたストーリーは、
このコミックスのおよそ2巻目まで。
映画では語られなかったその後の世界や、
ナウシカの活躍を知ることができます。2019年12月には、コミックス全7巻を原作にした新作歌舞伎上演で話題を呼びました。
原作漫画版のクシャナ殿下が該当。
滅茶苦茶カッコいい。
ちなみに25歳。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(1991)
<内容>
一年戦争(機動戦士ガンダム)とグリプス戦役(機動戦士Zガンダム)の間の空白の7年間を埋めるガンダムOVAシリーズ第2弾。宇宙世紀0083年に発生した新型モビルスーツ強奪事件を、連邦軍のコウ・ウラキと、ジオン軍のエアナベル・ガトーの対決を軸に描いている。後に劇場版「ジオンの残光」も公開されている。
シーマ・ガラハウが該当。
一部のファン的には、悲劇のヒロイン。
軍に何も知らされずに毒ガスによる一般人への虐殺作戦に加担させられると言うトラウマな人生を送っていて、最終階級は中佐。
ちなみに35歳。
攻殻機動隊(1991)
<内容>
西暦2029年。通信ネットワークに覆われ、膨大な情報が世界を駆け巡っている超高度情報化社会。しかし国家や民族、そして犯罪は依然として存在していた。より複雑化していく犯罪に対抗すべく結成された特殊部隊……公安9課に所属するその組織の名は、『攻殻機動隊』! 1989年より「ヤングマガジン海賊版」に連載され、緻密な物語構成と卓越した画力、そして膨大な情報量で大ヒットとなった士郎正宗作品!!
草薙素子が該当。
公安9課の隊長で、通称少佐。
押井守監督の映画版では、47〜48歳設定。
神山健治監督の攻殻機動隊 S.A.C.シリーズでは、第1作2030年の時点で25〜26歳設定なので、2045時点でも40歳程度と押井守版よりも若かったりする。
コードギアス(2008)
<内容>
皇暦2017年。ブリタニア帝国の属領となり、エリア11と呼ばれる日本。
ブリタニア人の学校、アッシュフォード学園に通うルルーシュは、シンジュクゲットーでテロリストとブリタニア軍の戦いに巻き込まれ、
ブリタニア軍に所属する旧友の枢木スザクと再会する。だが二人の前にある少女が現れ悲劇は起きた。
ブリタニア軍から少女とルルーシュを庇おうとしたスザクが、銃で撃たれてしまったのだ。
悲嘆するルルーシュに、少女・C.C.は“ギアス”という力を授ける。
絶対遵守の力―それを手に入れたルルーシュは、ゼロという名の仮面を被り、レジスタンス軍団・黒の騎士団を率いブリタニアに対する反逆の烽火をあげる!
一人の少年からはじまるこのうねりが、やがて大きく時代を巻き込み、そして人々の心に何を残すのかは、まだ誰も知らない。
コーネリア・リ・ブリタニアが該当。
劇中に登場する個人の中で、恐らく総合的な能力が最も優れていると言われる神聖ブリタニア帝国第二皇女。
能力的には白兵戦、ナイトメアフレーム戦、戦略・戦術、政治と言った物から、知力は勿論、調査能力なんて物まで高く、カリスマであり、人望まで厚く人格者でもある完璧人間と言って差し支えない人物。
他国からはブリタニアの魔女と恐れられているが、唯一、妹のユーフェミアに見せる姉バカな所だけが欠点であり最大の弱点と言える。
ちなみに、初登場時の年齢は27歳。
鋼の錬金術師(2002)
<内容>
兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
オリヴィエ・ミラ・アームストロングが該当。
アメストリス軍少将で、髭マッチョなアレックス・ルイ・アームストロング少佐の実姉(オリヴィエが長子、アレックスが4子)。
ブリッグズ要塞の指揮官で「ブリッグズの北壁」の異名を持つ。

年齢は不明だが、アレックスの年齢が35歳で、エドワード(15歳)ぐらいの子供がいてもおかしくない年齢と言及されている事と、カバー下のネタ絵で妹達の年齢がバラバラな事を踏まえ、38歳~40歳程度だと推測される。
ブラック・ラグーン(2002)
<内容>
岡島緑郎は旭日重工の会社員。重要なディスクを、ボルネオ支社まで船で運ぶ役目を担っている。だがその途中、「ブラック・ラグーン」と名乗る4人組に襲われ、緑郎は人質に取られてしまった。ブラック・ラグーンは、クライアントからの注文を忠実にこなす裏社会の運び屋だ。旭日重工は、東南アジアへの非合法ルートを使って密貿易をしていて、クライアントは、自分たちもそれに一枚噛ませろと要求しているのだった。旭日重工は機密を守るため、ディスクも緑郎も海の藻屑にしてしまおうと、ブラック・ラグーンの乗る船に攻撃を始める…
コードネーム「バラライカ」こと、ソーフィヤ・イリーノスカヤ・パブロヴナが該当。
ロシアンマフィア・ホテルモスクワのロアナプラ支部を仕切っている元軍人で、部下からは大尉と呼ばれる。
正確な年齢は不明だが、30~40代と思われる。
HELLSING/ヘルシング(1998)
<内容>
英国を異教徒から守る王立国教騎士団、通称HELLSING機関。そこには人間の主に飼われた吸血鬼がいた。巨大な2丁拳銃を操る正真正銘の化け物の名はアーカード。そして究極の化け物に挑む究極のウォーモンガー、ナチスの亡霊、少佐。戦場と化した英国を舞台に究極至極の戦いが幕を開ける!
インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングが該当。
ヘルシング家当主にして、大英帝国王立国教騎士団局長。
ちなみに年齢は20代半ばらしい。
メタルギア ソリッド3 スネークイーター(2003)
<内容>
無用な戦闘を避け、敵に見つからずに任務を遂行せよ。
深く静かに潜行せよ。敵兵から見つからないように、敵基地へ単独で極秘裏に潜入する。
それが主人公ネイキッド・スネークの命じられた「スニーキング・ミッション」。
『メタルギア ソリッド』はスネークを操作し、敵陣へと忍び込むというゲーム。
敵兵は武装し、侵入者を警戒している。地面を這い、周囲に擬装し、敵兵の目を盗むのだ。
目的はソ連領内にいるソコロフ博士の奪還。次世代特殊部隊FOXのバックアップを受け、
危険なジャングルの奥深くへ。空前絶後の過酷なサバイバルがはじまる。
ザ・ボスが該当。
コブラ部隊元隊長でコードネーム「ザ・ジョイ」。
本名不明のイギリス系アメリカ人。
主人公であるネイキッド・スネーク(ジョン)の師で、リボルバー・オセロット(アダムスカ)の母親でもあり、夫は同部隊のザ・ソロー。
ちなみに42歳。
容姿のモデルはシャーロット・ランプリング。
もののけ姫(1997)
<内容>
中世・室町期の日本。いまだ人を寄せ付けぬ太古の深い森の中には、人語を解する巨大な山犬や猪などの神獣たちが潜み、聖域を侵す人間たちを襲って、荒ぶる神々として恐れられていた。エミシの末裔のアシタカは、人間への怒りと憎しみによってタタリ神と化した猪神に呪いをかけられ、それを解くために訪れた西の国で、数奇な運命に巻き込まれていく。森を切り開こうとするタタラ製鉄集団とその長エボシ御前、森を守る山犬一族、そして山犬に育てられた人間の少女サン。アシタカはその狭間で、自分が呪われた理由を知り……。
エボシ御前が該当。
タタラ集団を仕切り、より豊かな暮らしを求める女性で、その為には自然を破壊し、シシ神狩りをもいとわない。
ちなみに、正確な年齢は不明らしい。
※この記事は、追記・編集していく予定です。
『アカメが斬る!』(2010)では敵・味方陣営が対になるように女性リーダーがいましたね。
仲でもエスデス将軍は今でも記憶に残る良キャラだったと思います。
アカメが斬る、ありましたね。この属性のキャラは他にもいた様な気がするのですが、クシャナ殿下以前のキャラが全然思い出せません。エスデス追加しておきます。