口に入れるには勇気がいる物
口に入れ吐き出した物を他人が汚いと感じるのは、現代では一般的だろう。
実際、衛生的に見ても口内の細菌は肛門より多いとか言われたり、決して綺麗とは言い難い。
口同士のキスは親しい人以外にされれば、不愉快極まりない筈だ。
一度口を付けた物は早いうちに飲食を終えないと早く痛むのも、もはや常識である。
だが、口を粉砕機代わりにしたり、唾液成分を発酵に利用したりする手法が、その昔には世界中にあったとか。
確かに、野生動物は口で食べ物を小さくしてヒナに渡したり、体内に一度収納して運搬後に渡したり、反芻したりと、食べ物を吐き出す行為自体は自然界では自然な事だったりする。
この記事では、そんな「制作工程で咀嚼してから吐く事を必要とする飲食物」が登場する作品を紹介していく。
大抵、ちょっとイロモノな存在として登場するよね。
君の名は。(2016)
<内容>
千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。ある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。都会での生活を満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。繰り返される不思議な夢、明らかに抜け落ちている記憶と時間。二人はお互いが入れ替わっていることに気付く。何度も入れ替わる事に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める二人。残されたお互いのメモを通して、状況を乗り切っていく。しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心。辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…。
口噛み酒が重要なキーアイテムとして登場。
劇中では、宗教儀式の一貫として作られている。
ゴールデンカムイ(2015)
<内容>
「あばよロシア!!」 無事、再会を果たした杉元とアシリパ+白石。一行は、北海道に帰還するべく樺太を南下する。樺太を経たアシリパの胸には、これまでとは異なる想いが芽吹き始め、二人は、逢えなかった期間「相棒」同士の僅かな相違を感じる。そして、谷垣チカパシにも新たな兆しが。突然の市中射撃戦、活動写真化、土方鶴見の頭脳戦!! 衝撃×笑劇の樺太交差点、第21巻ッ!!!!!!!
アニメ4期39話、単行本21巻で「お婆ちゃんの口噛み団子」が登場。
お婆ちゃんが咀嚼後に吐き出し、きりたんぽの様に成形してから焼いて作る。
劇中では杉本達が出された直後は警戒していたが、勇気を出して食べると美味しがっていた。
もやしもん(2005)
<内容>
菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。カバーや本体表紙もきっちり収録!
劇中に「口噛みの酒」が登場。
農大を舞台に、唾液がデンプンを分解する等アカデミックなウンチクを交えて制作、紹介されている。
Wikipediaによると、デンプンを持つ食物を口に入れて噛むことで、唾液中のアミラーゼがデンプンを糖化させる。
それを吐き出して溜めておくと、野生酵母が糖を発酵してアルコールを生成する。
との事。
※この記事は、追記・編集していく予定です。



