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大人気オンラインゲーム「グローリー」の大会で優勝した直後、マネージャーとの対立で所属eスポーツチームをやめる事になり、選手として引退した葉秋(イエシュウ)。
ネットカフェでバイトしながら、葉修(イエシュウ)としてグローリーを1から始め直す。
亡き親友との絆の証である未完成の自作武器「千機傘」を手に、謎の新人として注目を集める。
正体を隠してライバルチームまで利用し、武器素材集めをしつつ、周囲に実力を見せつける事でプレイヤーとしての信頼を得ていく葉修。
オールスター戦を観戦中、替え玉作戦で唐柔(タンロウ)に恥をかかせ自分の恥を回避しようとする孫翔(ソンショウ)に対して、葉修(イエシュウ)は替え玉には替え玉と自ら制裁を加えに立ち上がる。
異次元の試合の結果、葉修(イエシュウ)しか使いこなせない技が繰り出された事で替え玉がバレ、全グローリーファンが葉秋(イエシュウ)の帰還に歓喜する。
だが、葉修(イエシュウ)は、まだその時ではないと人々の前から姿を消す。
14話目の内容
オールスター戦は終わり、陳果(チェンカ)は葉修(イエシュウ)の帰還を喜びつつ、バイトの葉修(イエシュウ)の今までの言動を思い出す。
そして、ようやく葉修が葉秋だと気付く。
ライバル達も闘神の復活を喜びつつ、10連勝して優勝した事に驚く。
陳果(チェンカ)は、過去の遺産を捨て、栄光を取り戻す姿を見届けると決意し、売ろうと持って来たグッズを捨て、まずは一から知ろうと考える。
全てお見通しの蘇沐橙(ソムーチェン)が、葉修(イエシュウ)を先回りして待っている。
復活の切欠をくれた礼に、アイスを買い、葉修(イエシュウ)はアイス屋のバイトで着ぐるみを何故かやらされる。
蘇沐橙(ソムーチェン)にからかわれ、二人は子供の頃の様にはしゃぎまわる。
時間が経ち、陳果(チェンカ)がホテルで部屋にこもっている。
葉修(イエシュウ)の正体を知ってしまった途端、崇拝する人との触れ合い方が分からず、自分の過去の行いを思い出し反省する。
葉修(イエシュウ)に気遣われていた事にやっと気づき悶えるが、同時に皮肉を言われまくっていた事にも気付き苦しむ。
見かねた唐柔(タンロウ)に言われ葉修(イエシュウ)の部屋に行くが、ノックの勇気が湧かず、空回り。
部屋にいると思っていたら外出していた葉修(イエシュウ)が帰ってくるが、面と向かってまともに話しかけられない。
笑いかけられただけで一喜一憂し、唐柔(タンロウ)に呆れられる陳果(チェンカ)。
唐柔(タンロウ)が葉修(イエシュウ)とグローリーの事を話し、それからサイバーカフェの契約の話をし、半年払いの10年契約だから辞められないと言質を取って、陳果(チェンカ)をなだめようとするが、陳果(チェンカ)は辞めたいのかと不安になって面倒臭い反応をする。
翌日、陳果(チェンカ)はバスに乗っても空回り。
バスに備え付けられたテレビでは、葉修(イエシュウ)の話題で持ち切り。
本来は、輪廻(リンネ)が葉修(イエシュウ)を招待する予定だったが、連絡が取れなくなったと話していたし、他の人も連絡が取れなくなっていた。
常先が同じテレビ番組をパソコンで見ながら、嘉世(カセイ)と孫翔(ソンショウ)に怒り、別の記者に窘められる。
陳果(チェンカ)がサイバーカフェに戻ると、そこはマスコミだらけだった。
葉修(イエシュウ)が狙われていると陳果(チェンカ)は空まわり守ろうとするが、狙いは別でスルーされる。
小楚(シャオチュー、サイバーカフェの店員)に、対応を頑張ったと労う。
空回りに苦しみつつ、留守の間に散らかったテーブルを見て、陳果(チェンカ)は悲しくなる。
陶軒(タオ・シュエン)と孫翔(ソンショウ)が、サイバーカフェから突撃してくるマスコミに取り囲まれ、孫翔(ソンショウ)が短気を起こし、記者会見の約束をして逃げる。
葉修(イエシュウ)が陳果(チェンカ)を気遣うが、距離の測り方が陳果(チェンカ)には分からない。
陶軒(タオ・シュエン)は、騒ぎを上司である投資家に責められる。
陶軒(タオ・シュエン)が上司の為に孫翔(ソンショウ)を使って、期待の新人追加でチームの市場価値を高めようとして失敗したのが、今回の騒動の発端だと見えてくる。
陶軒(タオ・シュエン)マネジャーは責められ続け焦り、上司は結果を出せと強く釘をさす。
葉修(イエシュウ)が陳果(チェンカ)にパソコンの調子が悪い事を聞くと、ついいつもの調子で悪い態度を取ってしまい、陳果(チェンカ)は焦る。
小楚(シャオチュー)が点検を聞かれ、陳果(チェンカ)の空回りに巻き込まれる。
葉修(イエシュウ)が寝ている陳果(チェンカ)に上着をかけようとしたら、陳果(チェンカ)は逃げる。
葉修(イエシュウ)は、これはもはや対人恐怖症だと唐柔(タンロウ)に言い、荒治療を考える。
常先がサイバーカフェ興欣(コウシン)に来て、仕事が上手くいかないが、葉修(イエシュウ)の正体に気付き、接触を試みる。
常先が、誤魔化す葉修(イエシュウ)に言葉巧みに誘導し焚き付けられ、陳果(チェンカ)に会いに行かされる。
常先の葉修(イエシュウ)の推理を聞き、陳果(チェンカ)は葉修(イエシュウ)を守ろうとするが、上手くいかない。
常先は、葉修(イエシュウ)が記録破りを手伝ってくれた相手と気付かされ、怪しみつつも正体に辿り着かないが、別の居心地の悪さが勝り退散する。
葉修(イエシュウ)の狙い通り常先とのやり取りを経て、陳果(チェンカ)は、いつもの調子を取り戻していく。
しかし、陳果(チェンカ)は常先を警戒して、葉修(イエシュウ)の為に店を休業する事まで考え始める。
極端な考えばかり浮かび、閉店を考えるが、下手な動きは怪しいと唐柔(タンロウ)に言われる。
陳果(チェンカ)は葉修(イエシュウ)を監禁してでも守ろうと、ドンドン空回りしていく。
葉修(イエシュウ)の足を折れば独占出来ると陳果(チェンカ)の思考は飛んでいく。
見かねた唐柔(タンロウ)が、葉修(イエシュウ)を引き止める秘策、甘やかし作戦を陳果(チェンカ)に伝授する。
感想
一回だけの視聴で話の繋がりが良く分からなかったが、とにかく葉修(イエシュウ)の復活匂わせで活気づくグローリー界隈と、陳果(チェンカ)が正体に気付いておかしくなると言う話だった。
ずっとウザキャラかつトラブルメーカーだった陳果(チェンカ)が、ここに来てラブコメし始め、ラブ部分は薄いが、コメティ部分は非常に楽しめた。
13話も崇拝する相手に酷い態度を取り続けた積み重ねが、ここに来て全部跳ね返って来て精神的ダメージを負いまくる展開は、前回の凱旋劇以上のカタルシスがあったw
ずっと気難しいイメージだった唐柔(タンロウ)が、ここ数話で陳果(チェンカ)が絡むとキャラが良くなっていて、キャラとして美味しいポジション。
甘やかし作戦がどうなるか次話が楽しみ。
主な登場人物
- 葉修(イエシュウ):主人公。バイトをしながらゲームでは武器強化に勤しむ、正体を隠した凄腕プレイヤー。アバターは君莫笑(ジュンモーシヤオ)。
- 陳果(チェンカ):サイバーカフェ・コウシン(ネットカフェ)の経営者。トラブルメーカー。気分屋である事を読まれ、親しい人皆に攻略されつつある。唐柔の友人。
- 唐柔(タンロウ):陳果の気難しい友人。陳果の事は大事に思っている様子。アバターは寒煙柔(ハンエンロウ)。
- 包栄興(バオ・ロンシン):アバターは包子入侵(パオズ)。倉庫管理の仕事をしながら、暇な時にグローリーをプレイしている一般プレイヤーで、プロプレイヤーに憧れている。天然。
- 羅輯(ルオジー):昧光(メイグアン)がプレイヤーネームと同時にハンドルネーム。物凄い攻略記事を作成しているプレイヤーで、実はサイバーカフェ・コウシンの個室で作業している。
- 常先(Chang Xian、常先):どうにか葉秋の記事を書こうとしている葉秋ファンの雑誌のインターン記者。葉秋と知らずに葉修をハメようとしたり、ゲーム内で良かれと殺そうとしたり、襲撃の切欠となったり、思わぬトラブルを運んでくる事がある。
- 蘇沐橙(ソムーチェン):元チームメイトの女性。嘉世をやめた葉修の事を忘れられない幼馴染。風梳煙沐(かぜのけむり)と言うアバターをチーム外で使用。公式のアバターはー沐雨橙風(ムーウチェンフゥ)。
- 孫翔(ソンショウ):主人公の後継者。嘉世の新キャプテン。一叶之秋(ひとはのあき)のアバター名を引き継いでいる。
- 陶軒(タオ・シュエン):チームのマネージャー。結果的に主人公をクビにした人。どうにか葉修(イエシュウ)が抜けたチームを立て直そうとしている。
- 喻文州(ユ・ウェンシュウ):藍雨のキャプテンで四大策士の一人。葉修の元教え子。影の努力家タイプで、密かに裏で計画を走らせるのが好きで、直接アプローチするのが苦手。
- 黄少天(ファン・シャオテン):藍雨の剣客。口撃も得意。アバターは、夜雨声煩(よるのあまごえ)。葉修の元教え子。お調子者だが倫理観はしっかり。
- Xu Boyuan (许博远):藍雨チームの藍渓閣ギルドのリーダー。葉修を利用して上を目指すが、変な所で人が良い。葉修を利用しようとして利用され、ギルドがピンチに。葉修を気にかけ、ジレンマに悩んでいた。助っ人を頼めなくなって攻略情報をレアアイテムと交換する様に。
- 王傑希(ワン・ジエシー):微草(ビソウ)チームのキャプテン。君莫笑の正体に気付いている。アバターはVaccaria (王不留行)。葉修と個人チャット出来るぐらいの仲。
- 高英傑(ガオインジエ):微草(ビソウ)チームの次期キャプテンと言われる実力者。喬一帆と友人で、伸び悩む喬一帆を気にかけている。
- 喬一帆(チャオ・イーファン):元は微草(ビソウ)チームの落ちこぼれ選手。葉修に実力を見出され、言われるままに転職し、サポート役として覚醒する。アバターは、刺客の灰月(はいげつ)から、陣鬼の一寸灰(いっすんはい)に転職。
- 文清(ウェイシン):覇図(バトゥ)キャプテン。ストイックでクレバーなパワータイプ。
- 張新傑(チャン・シンジエ):覇図(バトゥ)副キャプテン。時間割で生活している計画人間。