コラム

邪な夢ほど、綺麗に叶えるには「伝統的仕組み」がいると言う話

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ハーレムを夢見るなら、まず伝統を作れ!?

誰しも他人には、あまり大きな声では言えない夢があるもの。

立派な夢じゃないかもしれない。

綺麗な理想でもない。

かなり邪で、
すごく自分勝手で、
ばりばりに欲望寄りの願い。

たとえば、

「死ぬほどモテたい」

とか。

いや、もっと正直に言うなら、

ハーレムを作りたい

とか。

いるよね?

こう書くと急に俗っぽいですが、
実際かなり多くの人が一度は考えてる筈。

人気者になりたい。
好かれたい。
特別扱いされたい。
複数の人から求められたい。

言い方を綺麗にしても、
まあ、だいたいそこに帰結する物。

で、ここで大事なのは、

それを
「くだらない願望だ」

で終わらせるか、

「じゃあ、どうすれば成立するのか」

まで考えるか。

この差です。

邪な夢ほど、実は

伝統の条件

を満たさないと叶いにくい、かもしれない。

今回は、そんな話です。


まず最初に

例えば、ハーレムを作る場合、どうすれば良いでしょうか?

そもそも、ハーレムって何?

そうやって考えていくと分かってくるのが、ハーレムとは構造です。

ハーレムって、恋愛感情の総量で成立するものじゃありません。

継続する仕組みで成立します。

つまり、

「たまたま好かれる」

では、全然足りない。

複数人にモテるのだけでは、全然足りない。

一時的にモテるだけでは崩れる。

重要なのは、

その状態が、自然に維持されること。

前回の話で言えば、

伝統とは

共有された永続、継続、持続への期待

でした。

これを恋愛に置き換えると、

「この関係は、これからも続くよね」

という共有認識です。

ここがないと、

ハーレムは、一過性のイベントで終わる。

せいぜい、モテキ。

ハーレム状態には、ならない。

つまり、

夢を叶えたいなら

まず、続く形を作らないといけない。

かなり現実的な話です。


条件①

本人だけが望んでも成立しない。

これは厳しいですが重要です。

自分だけが

「みんなに好かれたい」

と思っていても、

それは一方通行の願望です。

構造ではない。

伝統になるには、

共有が必要でした。

同じように、

関係も

相手側が、その形を自然だと思っている

必要がある。

周囲も、それを認める必要がある。

つまり、

自分だけが主役気分では、ダメ。

周囲が

「この人を中心に回るの、まあ分かる」

と思っていないと崩れます。

ここを無視すると、

ただの自己陶酔になります。

かなり危ない。

だから必要なのは、

魅力というより

何らかの、強力な信頼です。

この人の近くにいると
損しない。
安心する。
むしろ得をする。

そして、それが良い事で、受け入れられ、自然で、続く。

そういう共有認識。

まずそこを、どうにか実現しないとならない。

だから、過去にハーレムや後宮、大奥を実現した人達は、王とか将軍とかになる。


条件②

再現性が必要。

一回モテた、は弱い。

たまたま刺さっただけかもしれない。

でも、

何度も同じことが起きるなら、

それは構造です。

つまり、

再現性。

誰に対しても
一定の安心感を作れる。

一定の居場所を作れる。

一定の価値を提供できる。

これが必要。

ハーレムというと
特別な魅力を想像しがちですが、

実際には

「この人、毎回ちゃんと面倒を見るな」

みたいな

地味な継続力の方が重要です。

派手な魅力は入口でしかない。


条件③

少し面倒な方が残る。

伝統の話でも出ました。

人は、

少し手間がかかるものに
意味を感じやすい。

これは人間関係も同じです。

簡単に手に入る関係は、
簡単に捨てられやすい。

逆に、

時間をかけた
苦労した
何かを共有した

そして、何かを犠牲にした

こういうものは残りやすい。

だから、

都合のいい存在になろうとすると
むしろ、構造的に弱みが出来る。

ちゃんと一緒に
面倒を越えた関係の方が強い。

楽だから残る、ではない。

面倒を共有したから残る。

そして、面倒を乗り超えるに値する価値が感じられる。

これ、かなり重要です。


条件④

ルールが必要です。

ここを曖昧にすると、構造は壊れます。

ハーレムでは、複数人の関係って、

ルールがないと必ず揉めます。

暗黙でもいい。

でも、

何が許されて
何がダメなのか。

どこまでが冗談で、
どこからが裏切りなのか。

これがないと、

持続しない。

伝統にも作法があるように、

人間関係にも作法がいる。

自由だからうまくいく、ではない。

むしろ

続く関係ほど、見えるルールも見えないルールも多い


条件⑤

中心にいる人が、一番我慢するかも。

みんなに好かれたいなら、

一番気を遣うのは、結果的にハーレムの主人公である自分です。

ハーレムの主役は、ハーレムに入る人達で、そっちがヒロイン。

主人公はヒロインに合わせなければ、ハーレムは崩壊する。

実は、一番自由じゃない。

むしろ逆。

空気を読む。
バランスを取る。
誰かを雑に扱わない。
責任を持つ。

そしてルールを守る。

中心って、特権だけでなく、セットで管理も必要になる。

ここを勘違いすると、

夢はすぐ事故になります。

ハーレムを夢見る人ほど、

実際には、かなり面倒を見る側にならないといけない。

面倒を見るから、チヤホヤが返ってくる。

これはたぶん、想像よりずっと大変です。


「邪な夢」は

欲望だからこそ、綿密な設計がいる。

ここで言いたいのは、

邪な夢を持つな、

ではありません。

むしろ逆です。

欲望は、かなり大事です。

それがあるから
人は動く。

物語でも、欲望を叶えようと動く登場人物は見ていて面白い。

問題なのは、

欲望だけで叶うと思うこと。

夢が邪であればあるほど、

現実的には、地味な努力と、継続の設計が必要になる。

大きなロマンほど、泥臭い計画と運用が必須となる。


最後に

ハーレムなんて
馬鹿げてる。

そう笑うのは簡単です。

他の夢でも良い。

でも、

人に好かれたい
必要とされたい
特別になりたい

って、抽象的に見れば、かなり普通の願いです。

名前を変えただけ。

だったら、

それを
ただの妄想で終わらせるより

どうすれば
持続する形になるのか

を考えた方が、ずっと面白いし、建設的です。

前回の記事でも書いたように、伝統って結局

「続いてほしい」

の形でした。

なら、

邪な夢だって同じです。

一瞬じゃなく、続く形にできるなら

それは案外、ただの妄想じゃなく出来るかもしれません。

どうすれば続く形に出来るか。

どうすれば、周囲に共有して、それを続けたいと思わせられるか。

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