目次
メタフィクションは世界を繋げる
メタフィクションとは、創作物の中にある『フィクションの世界と現実世界の境界を曖昧にする手法』である。
ウィキペディアや他の説明サイトの例を挙げると、
- 「フィクション内フィクション」
- 「作者が登場する物語」
- 「物語を創る・見る人に関する物語」
- 表題、区切り、プロット、構成、キャラといった「物語の約束事や客観視点からでなければ分からない事柄に触れる物語」
- 物語の登場人物として「期待される行動と自覚した上で行動をとる登場人物」
- 自分が「フィクション内にいる自覚を表明する登場人物」
- 物語に注釈を入れつつ物語を進める「叙述的脚注」
- 「メタ視点によって通常と異なる順序で楽しむ事ができる非線形の物語」
- 物語に対する「読者の反応を予想する物語」
等の条件に当てはまる作品がメタフィクション作品となる。
この記事では、例を多分に交えながらメタフィクション作品について分類と簡単な解説をしていく。
尚、記事の性質上一部の例は重大な「ネタバレ」を含む。
一応、ネタバレに配慮はするが、嫌なら後で見よう。
また、複数パターンにまたがる物もあるが、複雑になる為、一つずつしか記載しない。