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「複数視点で一つの出来事と真実を追う」作品特集【多元焦点化】

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見る人が違えば真実は異なる

「事実」は常に一つだが、「真実」は人の数だけ、いや、時に人の数以上に複数存在する。

事実とは、「客観的」な実際の変えようの無い物事だ。

例えば、AさんがBさんを「叩いた」として、それを10人が見ていて「叩いたか?」を聞けば、全員が叩いたと言う事が事実だと分かる状態だ。

一方で真実は、「主観的」な記憶次第で幾らでも変えられる物事を指す。

例えば、AさんがBさんを「どう思うか」それを二人を知っている10人に聞いた時、それぞれの考え方、見え方、予め持っている情報によって意見が割れる。

AさんとBさんは、実は片思いだった、実は両想いだった、実は恨んでいた、実は嫌っていた……

それぞれが見たいように見た、それぞれの真実を話す事になる。

この人間の特性を物語で上手に使う手法は「多元焦点化」と呼ばれる。

複数視点で一つの出来事を多角的に真実をベースに見せながら、事実と言う真相を追うと言う物になる。

証言者が知らない事、間違える事、嘘をつく事……様々な「事実と真実の乖離」を「複数真実の比較」によって洗い出して真相究明するのだが……

このスタイルは、スタンダードなミステリーで使われる捜査手法の一つでもある。

その比較自体を面白さの中心に持ってきた作品とも言えるわけだ。

この記事では、そんな作品を紹介していく。

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※この記事は、追記・編集していく予定です。

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