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【もはや創作者の必読書?】「美術解剖学本」特集!

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構造を知る事の優位性

構造を把握して作ったり触ったりするのと、表面だけを見て何となく同じ事をやるのでは、その精度に大きな差が出る。

人を書くなら、人型を作るなら、人体構造の理解度を高める事は必須事項と言えるだろう。

その為か、近年ブームの様に大量に出版されている「美術解剖学」に関する書籍。

この記事では、そんな人体構造の理解をアーティストやクリエイター目線で助けてくれる本を紹介していきたい。

アーティストのための美術解剖学(2013)

<内容>

“美術解剖学の歴史”を図版とともに紹介。“解剖学用語”をわかりやすく説明。主要な筋や筋群の“かたちや作用”をイラストで解説。生き生きとした“人体をとらえる”ための方法。“解剖学活用ガイド”と“用語集”。

ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック(2014)

<内容>

映画「パシフィック・リム」「ハンガーゲーム」等のキャラクター原型を手がけ、ハリウッドで活躍中の著者による、人体造形・彫刻のテクニックブック。男性の骨格、筋肉、女性の身体、子供と老人の造形を徹底的にレクチャー。

イマジンFXの描くための解剖学(2021)

<内容>

世界一流アーティストによる人体・動物デッサンのワークショップを大公開!

それぞれの解剖学にもとづくデッサンの仕方からプロのコツやアドバイスまでギュッと1冊に。

「静止」も「動き」も描けるようになります。

イラストで学ぶ美術解剖学 大型本(2009)

でかい。驚異の494ページ。

イラストレーター、CGデザイナーのための 人体の教室(2013)

<内容>

【今、もっともわかりやすい美術解剖学の本が完成しました!】

魅力的で人間味あふれる人物の表現を実現するには、人体のメカニズムを理解することが大変有効です。骨や筋肉の仕組みを知り、どのように動き、機能するかを理解することで、立体的で動きのある描画が可能になるのです。本書は、人体を構成する骨や筋肉の構造、動きの仕組みを美術解剖学の側面から、最新のCGを使ったわかりやすい図解と解説でまとめています。さらに「骨格モデルデータ(obj形式)のダウンロード」特典があり、3Dアプリケーションなどで読み込み可能です。イラストレーターやCGデザイナーはもちろん、アニメやゲーム、漫画を描く際にも大変役立つ一冊です。

うつくしい美術解剖図(2018)

<内容>

小田隆氏による美しい鉛筆画で魅せる名作の美術解剖図!

本書では美術解剖学を応用した人体の研究を行っている小田隆氏が、「ダヴィデ像」「愛の勝利」「荒野の聖ヒエロニムス」など過去の名作の美術解剖図を描き下ろし、長年愛でられた人間像のポージング、そのときの筋肉や骨格の動きなどを分析・解説しています。

傑作にはそれぞれ確かに美術解剖学を活用し駆使された形跡があるとされており、“美しい”人物画、人体彫刻を創作するために美術解剖学を知っておくことは非常に有効でしょう。

本書に収録された基本の美術解剖図、そして数々の名作の美術解剖図を観察することは、生命感の宿る人物クロッキー、デッサンを描く参考になること請け合いです。
小田隆氏による美しい鉛筆画の画集としても大いに楽しめます。

片桐裕司のアナトミー・スカルプティング(2019)

<内容>

日本発、人体を理解するための本格的造形テクニックブック。

『スター・ウォーズ』初の実写ドラマ「ザ・マンダロリアン」をはじめ、映画『パシフィック・リム』『キャプテン・マーベル』『X-Men』等のキャラクター原型を担当、ハリウッドで活躍中の著者による、人体をきちんと理解して造形するためのテクニック大全。

男性の骨格、筋肉、女性の身体、子供と老人の造形を徹底的にレクチャーした『アナトミー・スカルプティング』を全面改訂し、さらに、東洋人女性の顔・頭部、西洋人女性の顔・頭部を作りおろし&徹底解説。ページも大幅にボリュームアップした完全版です。

イラストレーター・漫画家・3DCG関係者必見!

筋肉・骨の動きがわかる美術解剖図鑑(2017)

<内容>

デッサンを学ぶために必要な詳細な
イラスト、解剖図を豊富に掲載。
美術学生および医療関係者必読の書。

偉大な画家、例えばミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、
ティツィアーノ、デューラーらは皆、解剖学を学ぶ必要があると感じていた。
これは、モデルを選び、最も適切なポーズを見いだし、構図を決定し、
作品にディテールを加える際に、解剖学や生物学の知識がなくてはならないものだからだ。
これらの知識はまた、画家の観察力の幅を広げると同時に、
芸術的ビジョンを高め、形状に対する感覚を研ぎ澄ます。
本書では、人間といくつかの動物の解剖学的構造をイラストで表し、
それらの比較をすることで、必要な知識が得られるようになっている。

1.デッサンを学ぶ
肖像画を描く
全身を描く
動きを描く
ひだを描く
2.人体の解剖学
骨・関節・筋肉
上肢の骨と関節
上肢の動き
上肢の筋肉
下肢の骨と関節
下肢の筋肉
体幹の骨
体幹の筋肉
頭部の骨と筋肉
3.筋肉一覧表

ゴットフリード・バメスの美術解剖学 コンプリート・ガイド(2020)

<内容>

世界中のアーティストに愛され、美術解剖学をけん引してきた
美術解剖学教育のレジェンド、ゴットフリード・バメスによる完全ガイド

1200点を超える図版!

*事実を分かりやすく伝える図版
*知識と実技の関係を確認する学生による作例
*個性ある生体を観察するポイントを知る写真
*美術による表現を学ぶ巨匠作品の例
豊富なビジュアル資料で人体の仕組みを知り、作品に生かす方法を探ります。

美術解剖学の歴史、美術表現に与えた影響を探る章にはじまり、プロポーション、姿勢と運動、可塑的な構成要素といったトピックで、全身をどのような観点をもって観察すればよいかの理解を深めます。

5章以降は、下肢、体幹、上肢、頭部と全身の骨と筋について、まんべんなく学びます。

現代の美術解剖学の基礎を築き、発展させ、自ら教鞭をとってきたバメス氏の教えから、人体の解剖学的構成を詳しく知ると同時に、その知識を美術として生かす方法を学ぶことができます。

本書は「Die Gestalt des Menschen. Lehr- und Handbuch der Kuenstleranatomie」(Christophorus Verlag GmbH & Co. KG)の日本語訳です。

子どもに伝える美術解剖学: 目と脳をみがく絵画教室(2014)

<内容>

自分で魚を釣り上げ、解剖を体験した子どもたちの絵が驚くほど変わった!表現に絵筆はいらない、必要なのは自然をよく見て学ぶ目だ。ピカソはなぜ天才か、脳で描くセザンヌと目で描くモネの表現の違い、子どもに抽象思考がきざす瞬間などをめぐり、ヒトがいかに絵を描くかを生物学的・解剖学的に解き明かす好著。

触ってわかる美術解剖学(2012)

<内容>

体のいたるところに骨や筋肉の形がある。自分の体をじっくり観察することで、人体の構造が見えてくる。画期的な美術解剖学の本。

シェパードの人体ポーズと美術解剖学(2017)

<内容>

<この本の特長>

・老若男女の裸体全身デッサンを60ポーズ収録

・ポーズごとのデッサンと、その骨格・筋肉図がひと目で見比べやすい

・人が動く時の骨と筋肉の動きを、押さえておくべきポイントに絞って解説

<この本で学べること>

・かがみやひねりなど、バリエーション豊かなポーズ

・立つ時、座る時…ポーズごとに、人体の骨格と筋肉はどのような動きをするのか?

・人体の輪郭や表面の凹凸は、皮膚下にある筋肉や関節部の形にどのように影響されているのか?

・各ポーズの重要ポイントとなる骨と筋肉の名称

人体解剖図から学ぶキャラクターデッサンの描き方(2012)

<内容>

構造を知れば必ず上手く描ける!

本書は、人体構造を知り、理解してから描くための参考書である。
豊富な作例と実践的なテクニックで、形がとりづらい人体ポーズを論理的にやさしく解説する。
まず冒頭カラー頁で、詳細な部位を多様なアングルから作画した人体解剖図を披露し、読者に人体構造の概念をイメージしてもらう。
次に順を追って人体の各部位を、基本からデッサンが難解なポーズまで、豊富な作例で人体デッサンのあらゆる難題を克服するテクニックを公開し、丁寧に解説していく。

■目次
人体の構造を知る
人体描写の基本
人体造成と描写のコツ
動作を描く

人体解剖図から学ぶ人物ポーズの描き方: マンガ、イラスト、アニメーションのキャラクター制作に役立つ(2012)

<内容>

全部わかるポーズのメカニズム!

同書は精緻な人体の解剖図を基本とした精度の高い人物を描くためのポイントをイラストでわかりやすく解説する。
リアル解剖図とイラストをリンクさせ、より構造を深く理解できるようにする。
人間の動作時の筋肉収縮や人体同士のからみ、絵になる美しい人体ポーズを筋肉・骨からアプローチしていく。

■目次
人体解剖図から学ぶ
人体の各部位を考察する
日常生活を追う
絵になるポーズ
ふたりが絡む
人体の秘密あれこれ

人体デッサンの基礎知識―骨格と筋肉構造がよくわかる!(2009)

<内容>

ベストセラーの著者でありアーティストであるバーリントン・バーバーが、絵を描く人たちのために人体を図解した本。人体のあらゆる部位の骨格構造、筋肉知識、そして体表の様子が、一目で分かる。著者が長年の経験から得た実用的なアドバイスも盛り込まれ、新たに得た解剖学の知識を実際のライフドローイングに生かすコツを教えてくれる。400点を超すイラストを掲載し、徹底した研究の成果を包括的にまとめた。

人体デッサンの基礎―美術解剖の知識と応用(1989)

<内容>

本書は人体デッサンに関する最も重要なことがらを余すところなく収録し、絵画や彫刻を学ぶうえで絶対に必要な美術解剖の基礎知識をわかりやすく、かつ具体的に応用できるように編纂した技法指導テストです。1,000を越える簡明な図版と詳しい解説は、精確さと信頼性の高さにおいて他に類例をみることはないでしょう。

人体デッサンのための 美術解剖学ノート(2014)

<内容>

「解剖学を勉強し、人体構造への理解を深めることが絵描きにとっていかに重要であるかということを理解してください。解剖学を理解することではじめて、人間の静的、または動的な状態を正確に(しかも自由な発想で)表現できるようになるのです…」イタリアの現役アーティストであり、大学で実際に解剖学、彫刻、絵画、イラストレーションを指導するジョヴァンニ・チヴァルディが、その経験を活かし、多数の魅力的なドローイング作品と簡潔な図を用いて、「絵」を描くために本当に必要な解剖学の知識を伝授します。デッサン・イラスト・漫画・アニメーション他、あらゆる創作活動で人物を描く際に役立つ、基本の1冊!

人体を描きたい人のための「美術解剖学」(2020)

<内容>

【上達したい人のための「美術解剖学」!】

人体をリアルに描くためには、骨や関節、そして筋の付き方といった解剖学的な知識が欠かせません。
そういった基礎知識を踏まえたうえで、人体の動きや、体表にあらわれる凹凸を捉えることができれば、
イラストは生き生きとしたものになるのです。

本書は、人体の特徴や動きをつかむための【基礎編】と、
動きのある人体を描くための【実践編】で構成されています。
【基礎編】では、精密に描かれた解剖学的なイラストで、
人体とその動きに対する理解を深めることが
できます。
そして【実践編】では、「動きの少ないポーズ」から「動きの大きいポーズ」までを網羅。
「動き」を描くコツがわかります。
また、人体の構造を確認できるよう、骨・筋のイラストが添えられています。

デッサン、コミック、アニメーションなどに携わる人、イラストの上達を目指す人、必携の1冊です。

《本書の内容》
【基礎編】
第1章 人体の基礎知識と特徴
 ――人体を描くために知っておくべき基本的な解剖学の知識と、人体の特徴のつかみ方
 体表から触れるポイント/全身の筋/全身の骨/全身の関節/男性と女性の違い  ほか

第2章 全身の筋とその動き 
 ――体表にあらわれる筋はどこについているのか、そして、筋は体表にどのような凹凸をもたらしているのか
 表情筋/頸部の筋/胸部・背部の筋/腹部・背部の筋/殿部の筋/肩の筋/上腕の筋/前腕の筋/手の筋/手のいろいろな動き/大腿の筋/下腿の筋/足の筋/下肢のいろいろな動き

【実践編】
第3章 人体のさまざまな動きを描く
 ――動きの少ないポーズから動きの大きいポーズまで、「動きのある人体」を描くコツ
 〔動きの小さいポーズ〕立つ/歩く/階段を上る/座る/寝る/食べる/飲む/スマホを使う/本を読む/手を洗う/着替える/かばんを持つ/拍手/手をつなぐ  ほか
 〔動きの大きいポーズ〕走る/ジャンプ/野球/サッカー/テニス/バスケットボール/バレーボール/卓球 ほか
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

人物を描く基本 使える美術解剖図(2012)

<内容>

人物を描く基本は、人体そのものの構造を理解することから始まります。盛り上がった筋肉も重要ですが、なめらかな外形としなやかな肉体をとらえることがデッサンの究極の目的なので、最も基本となる骨の形や関節の動く仕組みは、自然で生き生きとした人物デッサンには欠かせません。本書の著者は、ピクシブのアナログ部屋の主宰者であり、美術解剖講座で人気を博している三澤寛志氏。本書は、三澤氏の豊富なデッサンと、本書のためだけに描き下ろされた貴重な美術解剖図を使って、的確な指導と合理的な解説がなされた未だかつてなかった「人物デッサン」の決定版!見る者を圧倒する、パッと見でわかる、ビジュアル解説に徹した、人物の基本描写から、実践としての人物表現まで、すべてがこの一冊に凝縮されています。この本を買えば、カワイイ女の子の骨格が見えてくる!〔1〕よくある「上達の近道」本で上手くなった経験がありますか?従来の絵画技法書は「描くことの近道はこれです」といったものばかりが重宝がられてきました。そういう類いの本は「手軽にすぐに描けるようになる」といったような、上手い誘惑に満ちていますが、実際は現れては消え、皆さんは一体どれだけの本を買い込んだことでしょう。〔2〕形と調子は分離できない! 「コツ」よりも、人体の基本となる骨(コツ)に注目!デッサンにおいて形の追究とは、調子(明暗の階調)を伴ったものと考えます。調子を学べば、人体の外形の輪郭の線が見えてきます。お手本の輪郭線だけをなぞって練習するのでは、多角的に見た立体的な形はつかみにくいのです。骨格からなる構造を理解してこそ、自然な動きが感じられるオリジナルな人体表現が可能になるのです。これがリアル表現の本来の意味です!〔3〕本物志向だからこそ味わえる達成感がある! !人物画は簡単には上手くなりません。プロでもずっと考え続け、技を磨き続けています。だから「描く」ことだけではなく、「知る、見る」が必要になってくるのです。本書は人物を描く「本音の本」です。近道はありませんが心強い道案内となり、描く楽しさと人体の不思議さが再発見できます。「知る、見る、描く」の勉強で、何か困ったときにはこの本があなたの相談相手になってくれるでしょう。

新編 美術解剖図譜(1975)

東京芸術大学美術解剖学教室が出している本で、古いが良い本。

教科書。

スカルプターのための美術解剖学: Anatomy For Sculptors日本語版(2016)

<内容>

キックスターター発のスカルプターのための人体解剖学

筋肉をすべて知っているとしても、形状を理解したことにはならない!

見やすい画像、文字が少ないアナトミー(解剖学)の本をお探しですか?

人体をモデリングするとっかかりで行き詰まってしまった?

見やすくて分かりやすい資料が欲しいけど、Webを探し回るのに疲れてませんか?

筋肉、骨について長々とした文章を読むのではなく、シェイプを知り、それを即座に作品に生かしたい?

人間の体を簡潔に解説した、もっとも使いやすい、アーティスト向け美術解剖学のガイドブックがここにあります。

本書は、主要な構造を理解するための要点を直接的かつ分かりやすいビジュアルで説明しています。美術を専攻する学生、モデラー、スカルプター、イラストレーターに、本書は実践的な基礎を提供します。これをベースに、アナトミーの知識をさらに積み重ねることができます。より手軽に、自信をもって描きたい、造形したいすべての人にお勧めします。

本書では、人間の体のうち、最も重要な筋肉、働き、アクションを取り上げています。単純なアナトミーの解説から間違いやすいポイントまで、1,000点を超える図版を掲載。

また、250枚を超える写真に描き加えたイラストによって、体表下の筋肉やシェイプを明らかにしています。

スカルプターのための美術解剖学 2 表情編(2017)

<内容>

キックスターター発の”スカルプターのための美術解剖学”の第二弾

筋肉をすべて知っているとしても、形状を理解したことにはならない!
見やすい画像、文字が少ないアナトミー(解剖学)の本をお探しですか?
人体をモデリングするとっかかりで行き詰まってしまった?
見やすくて分かりやすい資料が欲しいけど、Web を探し回るのに疲れてませんか? 
筋肉、骨について長々とした文章を読むのではなく、シェイプを知り、それを即座に作品に生かしたい?

人間の体を簡潔に解説した、もっとも使いやすい、
アーティスト向け美術解剖学のガイドブックがここにあります。

本書は、解剖学の最も難しい領域である人間の表情に焦点を当てています。
表情を作るための頭部の主要な構造の要点を直接的かつ分かりやすいビジュアルで説明しています。美術を専攻する学生、モデラー、スカルプター、イラストレーターに、本書は実践的な基礎を提供します。これをベースに、アナトミーの知識をさらに積み重ねることができます。より手軽に、自信をもって描きたい、造形したいすべての人にお勧めします。

スケッチで学ぶ美術解剖学(2020)

<内容>

昨今、数100ページを超える美術解剖学書が人気である。資料集、トリビア集、ポーズ集など、編集内容はさまざまだが、ページ数の多さを利用した豊富な情報が記載されている。情報量が多くなった反面、情報の重要度が分からなくなってしまったり、覚えなければならない量に苦労したりしている読者も多い。

 本書は、160ページというコンパクトな内容で美術解剖学をまとめた入門書である。

 PART1では美術解剖学で必要な内容について42ページでまとめている。骨格の学習では、あらゆる部位名称を解説するのではなく、体表から確認できる主要な部分のみに絞っている。色分けされた筋肉図では、上肢を構成する43種の筋を9種の筋群(グループ)にまとめ、学習の負荷を大幅に軽減させた。

 PART2ではPART1をさらに深める内容として、美術にしばしば使用される解剖学的なTIPS(見方のコツのこと)を解説している。体表のスケッチに筋肉を描きこんだり、概念的な模式図を示したり、複雑な骨格を簡単なディテールに置き換えたり、解剖学的な見方のバリエーションを紹介した。

 PART3では、解剖学をさまざまなポーズのスケッチに応用できる練習方法と見方を紹介した。本書の練習方法を学ぶと、すでにある美術解剖学書でも練習できるようになり、下図を描く際に無闇に手を動かす時間が大幅に減少させることが可能になる。

 PART4はPART3の応用編で、着衣の上からヌードを推測して描く方法と見方を紹介している。この方法では着衣の人物像やキャラクター表現などの内部構造のチェックが行えるようになり、美術解剖学を学習するための重要な目標の一つである「外側から中身を推測する目」を養うことができる。

 本書の内容は、「要点を知る」「知識を深める」「実践する」「応用する」という学習の基本に従ってまとめられている。この流れによって、情報を受け取るだけでなく、自分で自分なりに考え、取捨選択できるようになる。

3Dアーティストのための人体解剖学(2016)

<内容>

骨格、筋肉、プロポーション..
人体解剖学に基づいたリアリティをモデルに吹き込みましょう!

使用ソフトは問いません。人型キャラクターを制作するにあたって必要なすべてをまとめた1冊です。2Dのリファレンスからはじまり、実践的で高度な3Dスカルプト、トポロジやアニメーションへの準備。男女、両性を取り扱います。実績あるアーティストたち、コンセプト/3Dアーティスト Chris Legaspi氏、3Dキャラクターアーティスト Mario Anger氏らによる有益で深い3Dスカルプトの概要、どんな3D制作にもフィットする理想的な人型キャラクターの制作の秘訣をお見せします。

【対象読者】
すべての3D / CGアーティスト(※使用ソフトは問いません)

本書は「Anatomy for 3D Artists」の日本語版です。

■全ページプレビュー(※英語版です。[Preview]タブをクリックしてください)
HTTPS://SHOP.3DTOTAL.COM/anatomy-for-3d-artists.html

【推薦の言葉】
『3Dアーティストのための人体解剖学』はわかりやすく、高度なビジュアルで、あなたは、頭からつま先まで、人体構造を理解できることでしょう。その特徴の1つはさまざまな体型を扱っているセクションです。これが本書を必須書籍にしています。後から、伸縮/移動する筋肉を「ああすれば良かった」と思うことがなくなることでしょう。モデリングやスカルプトを行うすべての人に役立つ1冊です。人体解剖学の基礎をかためてくれるでしょう。
Vichar.B.N モデリング スーパーバイザー
vichar.carbonmade.com/

人体解剖学(アナトミー)は、キャラクターアーティストにとって最も重要なスキルです。しかし、そのためにはリサーチが必要で、その習得には時間を要します。もし、シンプルかつわかりやすい方法で、実績あるアーティストの長年の経験から学ぶことができたら何と素晴らしいことでしょう。『3Dアーティストのための人体解剖学』は、その実績あるアーティストを先生として、あなたの家に連れて来れくれます。本書は、より良いアーティストになるための導きの書になることでしょう。
Magdalena Dadela キャラクターモデラー
mdadela.format.com/

真実味がありながらも美しい、力強いキャラクターを作るためには、人体解剖学への深い理解が必要です。美しいドローイング、3Dイラスト、モデルのブレイクダウン、ヒントに満ちた『3Dアーティストのための人体解剖学』は、あなたを学びの旅に連れ出し、人体構造、そして、その動きに関する素晴らしい洞察を与えてくれるでしょう。
Andrei Critea リード・キャラクターアーティスト
undoz.com/

実物のようなデジタルダブルをつくるには、人体解剖学の理解は欠かせません。そして、人体解剖学は理解するのが最もむずかしいメカニズムの1つです。しかし、素晴らしい人体解剖学のリファレンスがあれば、人体の中で何が起こっているかを伝えてくれます。『3Dアーティストのための人体解剖学』は、複雑な人体解剖学を、あなたにわかりやすく示してくれることでしょう。
Ian Spriggs 3Dキャラクターアーティスト
ianspriggs.com/

ソッカの美術解剖学ノート(2018)

<内容>

マンガ家、アニメーター、ゲームクリエーター必読!人体の自然な動きを描くコツが満載!

本書は、韓国の有名漫画家であるソク・ジョンヒョンが9年の歳月をかけて描き上げた美術解剖学の集大成ともいえる書籍です。

特に、解剖学的な自然さに基づく人の動きをどう描くかについて頁を割いて、丁寧に解説しています。

本書には、1コマ漫画がちりばめられていて、人体構造の説明も楽しんで読み進められる工夫がなされています。

デッサンのための美術解剖図(1992)

<内容>

解剖学は、人体の骨と筋肉に関する知識という意味で、人物を描く画家にとって不可欠の基本である。著者がブタペストの美術学校での授業で行っている基本内容に沿って書かれた美術解剖学の本。

入門 美術解剖学(1997)

<内容>

本書は膨大な領域をもつ美術解剖学の内容のうち、美術家が必要とする基本的な人体の形態や構造に関する知識を身につけ、これらの骨格や筋群が人体の外形をどのように形作り、どのような仕組で運動や動作を引き起こし、また、運動や動作とともに人体の外形がどう変化するかについて理解を深めてもらうことを目的に、骨格系と筋系を中心に、人体の形態と構造を体系的に記述することを心がけ、そのため、できるだけ多くの図を掲載するとともに、各章ごとに作例をあげ、自然の人体と実際に造形表現された人体との間にどのような異同が認められるかについて、美術解剖学的立場から解説してある。

美術解剖図譜(1975)

<内容>

著者:内田 謙

美術解剖学とは何か(2020)

<内容>

「解剖学がわかれば、美術が見える」
布施英利氏 推薦!

「美術解剖学」という学問がある。古くはダ・ヴィンチが解剖のスケッチをしていたように、芸術家は人間を表現するために、人体の内部構造から多くのことを学んできた。しかし、この美術と医学のあいだにある学問について、現代的な知見に基づいてしっかりと解説した本はほとんどない。

本書は、美術解剖学について、その内容から歴史までを概観した、これまでにない入門書だ。

◎美術解剖学とは何を学ぶ学問なのか?
◎この学問は美術なのか? 医学なのか?
◎描き方のコツを学ぶだけが、美術解剖学ではない
◎人体の見どころを徹底解説
◎美術解剖学の歴史をたどる

著者は、ファッションを入口に人体に興味を持ち、芸術・医学の両分野を修めた気鋭の研究者。
人が人を表現することはどういうことか?
アーティストや漫画家、CGクリエイターといった専門家だけでなく、一般の美術ファンにとっても新たな視点を得られる一冊。

美術解剖学とは何か ――作例に見るその応用: 付 森 鴎外・久米桂一郎  美術史と解剖学 ――科学と芸術の接点の歴史(2018)

<内容>

 古代の彫刻は、なぜあれほどに正確なのか。また、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロをはじめとする近代の芸術家たちは、いかにして「人体」と格闘したのか。

 美術解剖学の基本的な考え方を述べ、解剖学が実際の美術作品にどのように応用され、生かされているかを論じた『美術解剖学とは何か』。

 また、黒田清輝とともに日本に近代的な美術教育をもたらした久米桂一郎と、医師であり近代日本を代表する知識人であった森鴎外による共作を、わかりやすく現代語訳した『美術史と解剖学』。

 医学史・美術史の詳しい知識がなくとも読めるように注や図版リンク等を加えた。

美術解剖学レッスンI 【手・腕編】 (描いて学ぶ美術解剖学シリーズ) (2017)

<内容>

デッサン・イラスト・漫画・アニメーションなど、魅力的な人体図を描きたいすべての人に
「手と腕」の美術解剖学の決定版。

ダ・ヴィンチ、フェルメール、ミケランジェロなど
名画や有名な彫刻作品を解剖学的な視点から解明。
本に直接書き込みながら、デッサンの技法が学べます。

第1部「白魚のような指を描く」(手編)
第2部「筋肉ひしめく腕を描く」(腕編)

美術解剖図ノート(1984)

<内容>

人体の形態を学ぶための解剖学的な基礎知識を網羅
この本は、人体描写に必要不可欠な解剖学の基礎知識をわかりやすく図説しました。さらに骨格や筋肉の構造が、体表に及ぼす形をさまざまな視点から研究、分析しています。

解剖学を動的にとらえる
詳細な解剖図のほか、500以上の動きをとらえた写真、デッサン、クロッキーを掲載。さらに200余点のダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ルーベンス、ドラクロワなどの名画を収録して解剖学的な解説を加えました。

初学者から上級者まで、実作に役立つ立体的な編集
多数のポーズ写真と図解の並列によって人体の構造を立体的に把握でき、制作上の生きた資料として役立てられます。この本は、初めて人体デッサンを学ぶ人から上級者まで、段階に応じた使い方ができる美術解剖書です。

【この本で紹介する主な内容】
1.全身
 骨格 男性・女性
 筋肉
 立ちポーズ・寝ポーズ 骨格から体表まで
2.頭部・首
 頭部の骨格 前面・側面・後面
 頭部の筋肉 前面・側面・後面
 頭部の動きと表現
 首の骨格 前面・側面・後面
 首の筋肉 前面・側面・後面
 頭部・首・肩のつながり
 頭部の動きと表現 男性・女性・組みポーズ
3.胴体
 胴体の骨格 前面・側面・後面
 胴体の筋肉 前面・側面・後面
 胴体の骨格から体表まで
 脊柱 動きと表現
 骨盤 動きと表現
 胸部の骨格
 胸部の筋肉 前面・側面
 腹部の筋肉 前面・側面
 背面の筋肉
 背面 動きと表現
4.腕・手
 腕の骨格 前面・外側面・内側面・後面・上腕・前腕
 腕の筋肉 前面・外側面・内側面・後面・上腕・前腕
 腕の骨格から体表まで
 肩の骨格 前面・後面
 肩の筋肉 後面・側面
 腕の関節
 腕 動きと表現
 手の骨格 背面・掌面・側面
 手の筋肉 背面・掌面・側面
 手 表情と表現
5.脚・足
 脚の骨格 前面・外側面・内側面・後面・大腿・下腿
 脚の筋肉 前面・外側面・内側面・後面・大腿・下腿
 脚の骨格から体表まで
 脚の関節
 足の骨格 背面・底面・側面
 足の筋肉 背面・底面・側面
 足・脚 動きと表現
6.顔
 顔のプロポーション 表現
 顔の筋肉
 表情 表現
 目と眉
 鼻
 口・歯とあご
 耳
7.体表
 男女の差
 乳房
 性 表現
 皮膚
 毛・爪
 毛髪 表現
 脂肪
 血管 上・下肢の皮静脈と動脈

美術の解剖学講義(1996)

<内容>

絵のよしあしを知りたい。愛のある写真を撮りたい。美しい生き方を見つけたい…。そんな「美」でお悩みの方のために、モリムラ先生がやさしくレクチャーします。美をめぐる、6編のレッスン。

骨と筋肉がわかる人体ポーズ集~動く美術解剖図~(2011)

<内容>

人体を描くとき、筋肉の陰影は重要です。

本書では、骨と筋肉の仕組みに迫りながら、さらに「腕を上げる」「腰をひねる」「蹴りだす」など人の動作によって、骨と筋肉がどのように動くかをメディカルイラストレーターが解説します。

正面・側面・背面など、多彩なアングルで掲載しますので、絵に描く際に非常に役立ちます。

マイケル・ハンプトンの人体の描き方: 躍動感をとらえるアナトミーとデザイン(2016)

<内容>

構造から人体をとらえるための指南書、待望の日本語訳!

人体は複雑な構造をしています。はじめから資料やモデルを観察して輪郭を描いたり、似せて描こうとしてもなかなか難しいものです。

本書の手法は、人体をごく簡略化したデザインとしてとらえ、ライン(円、直線、曲線)で描くことからはじめ、段階を追ってパースやボリュームを与えていきます。

この考え方に沿ってアナトミー(構造)を理解し、人体が動くメカニズムを知ると、ドローイングだけでなく、3Dモデルにも応用のきく「構造からとらえた人体」を理解することができます。

アナトミーを意識したドローイングを描くためのステップバイステップ
– ジェスチャーをとらえる
– 2次元のシェイプを適切な位置に置く
– アナトミーの知識に基づいてボリュームを与える
– 陰影をつける

最初の工程で直観的にとらえた「ジェスチャー」を最後まで損なうことなく、描き進めていくと、直観でとらえた流れるような人体の動きや生命感を捉えたドローイングになります。

最終的には、人体以外にも応用できる知識と観察力を身に付けることが目標です。この本の手法は実用性が高く、描く対象を問わず、さまざまな作業工程に応用できます。

本書は「FIGURE DRAWING: Design and Invention」(Michael Hampton著)の日本語版です。

【概要目次】
1. ジェスチャードローイング
2. ランドマーク
3. フォームと連結部
4. 頭部のドローイング
5. アナトミー
6. 腕
7. 手
8. 脚
9. 足
10. 布
11. 光と陰影について

目で覚える美術解剖学(2017)

<内容>

比率の捉え方から、具体的な骨格の構造、筋肉のつき方、顔や手足のパーツなど、絵を描くための人体の捉え方をステップ・バイ・ステップのワークスタイルで学べる美術解剖学の入門書。各章の解説ごとに具体的な実践が付いているので、実際に手を動かしながら段階的に人体構造をとらえるための訓練をすることができます。デッサン・アニメーション・漫画・イラスト・彫刻など人体表現をする全てのクリエイターにおすすめです。

モーションを描くための美術解剖学(2018)

<内容>

人物を描くためには、人体の解剖学と動きに関する知識が不可欠です。本書では、アーティストであると同時に指導者でもある著者が、何百枚もの図やスケッチを使って、動きのある人体を描くために必要なすべてを伝授します。骨や関節の動き、筋群、軟部組織の特徴、脂肪のつき方、構造などを理解し、動きによって体がどのように変化するかをわかりやすく解説しています。本書はただの解剖学書ではなく、解剖学と人体表現の橋渡しを目的に作ったものなのです。解剖学をいかに作品に活かすかが、本書の最も大事にした部分です。絵画を描く方から、イラストレーター、アニメーター、彫刻家まで、生き生きと動き出すような人物を表現したいアーティスト必読の一冊です!

やさしい美術解剖図(1980)

みんなお馴染み、ちょい古い美術解剖図と言えばコレ。

手ごろな価格なのも魅力的。

リシェの美術解剖学(2020)

<内容>

本書は、医師、解剖学者で彫刻家、製図家でもあるポール・リシェの著書『美術解剖学 ANATOMIE ARTISTIQUE: DESCRIPTION DES FORMES EXTETRIEURES DU CORPS HUMAIN』(フランス語)の日本語版である。130年前に出版され、以来、美術解剖学の教科書としてずっと読み継がれている。110以上の図が並べられ、文章は付属物としての位置づけである。
今回、美術解剖学の専門家が日本語に翻訳し、それを解剖学で多くの翻訳本を手がけている坂井建雄氏が監修している内容充実の本。
美術解剖学や解剖学に関する書籍が多く出版されているが、本書は最もスタンダードな教科書であり、美術解剖学の金字塔とも言える本である。
人体を描いたり触れることを生業にしている画家、彫刻家、漫画家、イラストレーター、アニメーター、CGアーティスト、ゲームクリエーター、デザイナーはもちろん、医師、理学療法士などにもぜひ読んでほしい。

<目次>
〇序文
〇図の縮尺
〇プレート(図)1(頭部の骨格)~110(人体のプロポーション)
〇第1部 解剖学
●I 骨学と関節学
・第1章 頭部の骨格
・第2章 体幹の骨格
・第3章 上肢の骨格
・第4章 下肢の骨格
●II 筋学
・総論
・第1章 頭部の筋
・第2章 体幹と頚部の筋
・第3章 上肢の筋
・第4章 下肢の筋
●III 静脈
●IV 皮膚と脂肪組織
〇第2部 形態学
・第1章 頭部と頚部の外形
・第2章 体幹の外形
・第3章 上肢の外形
・第4章 下肢の外形
・第5章 人体のプロポーション
〇ポール・リシェと本書の紹介
〇索引

立体像で理解する美術解剖(2016)

<内容>

人体を造形する人にとって必要不可欠な知識、その一つが美術解剖学。しかし、現場で使われる書籍の多くは医学的な解剖書。「筋肉の外形」にはあまりふれておらず、造形を行うにあたって必要な情報が盛り込まれていません。端的に造形に役立つ美術解剖書はないものか。そんなニーズに応えるべく生まれたのが本書。医学解剖的な知見の元、人体の骨、筋肉を粘土で造形していく過程を丁寧に撮影。骨格はもとより、深層、浅層の筋肉まで丁寧に作り込んでいるので、骨や筋肉がどのような形をしているのかが、手に取るようにわかります。しかも、写真1点1点が大判で見やすいつくり。美術解剖書として必携の1冊です。

(こんな方におすすめ)
・美術系の学生,3DCGクリエイターなど,人体を造形する方々
・いろいろな角度から筋肉,骨格を見たい方

(目次)
第1章 全身を作る

第2章 前腕と手を作る

第3章 足を作る

第4章 頭頸部を作る

第5章 幼児と老人の頭部を作る

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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