キャラクターの一般的な分類について
この記事では、キャラクター、登場人物のジャンルをまとめ、整理して記載する。
他の記事とかぶるが、整理も兼ねて総括的な一覧に近づけられれば。
何かしら、参考になれば幸いです。
●物語上の役割による分類
役割とは、物語のシーン毎に変わる事がある物です。
例えば、あるシーンでメンター等の役割を果たしたキャラクターが、あるシーンでは別の役割をこなす事もあります。
時々、勘違いしている人がいますが、役割は登場人物に固定される物では、ありません。
物語を描く中で、役割を担う行動を取るから、その登場人物に役割のイメージもついて来ると言う物です。
主人公が主人公の役割を果たせなければ、主人公だった筈が途中から主人公では無い別の役割を担った登場人物になる事もありますし、役割を何も果たせなければモブにもなります。
主人公、主体者
- 劇中に起きる中心的な問題を解決する為の行動を取る、中心的な登場人物
- 主役や語り手とは限らない
- 問題と向き合い、物語を通して成長を見せる存在
英雄、ヒーロー
- 物語論の男性的、自己犠牲的、トラブルに立ち向かう物語における主人公
- 男性とは限らない
ヴァージン、ヒロイン
- 物語論の女性的、自己実現的、チャンスをものにしようとする物語における主人公
- 女性とは限らない
主役
- 主題・テーマとなる中心的な登場人物
- 主人公や語り手とは限らず、味方でない事もある
語り手、狂言回し
- 物語を観測する視点を持つ中心的な登場人物
- 主人公や主役とは限らず、劇中の登場人物でさえない事もある
- 語り手の言葉で物語が舵取りされる。
- ミステリー等では、この語り手が嘘をつく事で成立トリックもある。
賢者、メンター
- 主人公を導く存在
- ターニングポイントで主人公が問題を乗り越える為のヒントや勇気を与える
- 劇中で生きているとは限らない
贈与者、恵与者、援助者
- 主人公に試練を与えて、力を与える存在
仲間、助手、相棒、補助者、協力者、アライズ、サイドキック
- 主人公を支える存在
- 主人公と同じ目的や目標を持っていて、協力関係にある登場人物
- サイドキックは、ヒーローを補助する主役級でないヒーローを指すが、作品によってサイドキックがヒーローになる事もある
犠牲者
- 主人公に、これから体験する危険を身をもって提示する存在
- 問題解決に失敗した主人公と似た立場の人物
- ホラー映画で殺されるモブ、主人公に背中で語る兄貴、等々
使者、派遣者、依頼者、送り手、ヘラルド
- 主人公に、人生を変える切欠や動機を運んでくる存在
- 主人公が非日常に足を踏み入れるターニングポイントを作る
- 主人公を非日常に結果的に送り出す
悪者、影、敵対者、シャドウ、ヴィラン
- 主人公を追い詰める存在
- 主人公が解決するべき問題を引き起こしたり、解決の邪魔をしたり、結果的になる立場にいる
- 主人公と摩擦を引き起こし、葛藤を呼び起こさせる
- ヴィランは、ヒーロー物における対等かそれ以上の力を持った敵役で、超能力等の強力な力を持つヴィランはスーパーヴィランと言う
対抗者、偽の主人公、ライバル
- 主人公の手柄や必要な物を奪おうとする存在
- 主人公に必要な同じ物を求めていて、それを求めて競う事になる
- スポーツやゲームの対戦相手や、ファンタジーに登場するライバルのパーティ、等々
いたずら者、トリックスター
- 主人公の問題解決までの道のりを混乱させる存在
- コミックリリーフとも呼ばれる
- 主人公目線では余計な事をする存在だが、メタな視点では、それによって物語がより面白く、魅力的にする事が出来る
門番、シュレスホールド・ガーディアン
- 主人公の前に立ちはだかる障害の存在
- キャラクターとは限らない
- 物語を一筋縄では無くす役割がある
変化する者、シェイプシフター
- 主人公を利用しようとする存在
- 味方として近づき罠にはめる事もある
対象者
- 主人公が非日常の中で求める事になる存在
- 探し人、運命の相手、囚われの姫、等々
王女、ヒロイン
- 主人公と結ばれる存在
- 女性主人公としてのヒロインと同じ様に呼ばれるが、役割が違う。
王、受け手
- 主人公の功績を認める存在
- 権力があったり、承認する立場にある
●主人公目線の立場による分類
登場人物は、主人公の役割を持つ登場人物の行動や、その目を通して描かれる。
その際、主人公の立場になって周囲の登場人物を見ると、立場毎に物語上の役割と一部同居する役割が存在する。
日常の住人
- 物語の冒頭で登場する、主人公が日常を生きる世界の人々
- 家族や友人と言った友好的な人々が登場する場合、主人公には反比例して辛い展開が待っている
- 反対に、敵対的な人々が登場する場合も、反比例して大きなチャンスが舞い込むことになる
- 実は強い主婦・母親等で、後で正体を現すパターンもある
相棒
- 主人公のパートナーで、非日常の世界で出会う重要な人物
- コンビの片割れで、恋愛モノであればヒロイン等の相手の場合もある
- 主人公と同じ目的で行動する
- 主人公とお互いの足りない部分を補い合う
- 椅子の男、椅子の人
- 絡んでくるヒロイン
- 主人公にベタぼれの狂犬
- 非生物相棒
- 味方の悪魔
- 呼べば来るロボット
- 等々
問題解決・抵抗の先人
マスコットキャラクター
- 動物や幼い子供
- 主人公が好かれる事で、善性を印象付けたりも出来る存在
- 本能で善悪を見分ける
- 沢山いるカワイイ手下
表向きの支配者
- 最初のボス敵とでも言うべき存在
- 短編であれば、ラスボスになる事もある
- 偉いので、大抵は手下がいる。敵チームの仲良しトリオ等
- 主人公が解決すべき問題の関係者で、倒しても根本解決には、大抵ならない
- 抵抗者に、支配の抵抗を受けている
- 分かりやすい悪役である事が多い
表向きの支配者と対立する支配者や勢力
- 表向きの支配者と競合する存在で、力も拮抗している
- 出てこない物語も多い
- 敵の敵は味方となる事もある
中立の権力者
- 支配者達にとって、厳密には敵でも味方でもない存在
- 主人公と関わり、味方になったりする事もあれば、最初から知り合いの場合もある
- 中立の組織に所属している事も多い
- 中立を保てる強さを持っていて、敵にすると厄介
滅ぼされた者達の生き残り
- 何らかの理由で滅んだ人々の生存者
- 固有の技術や能力を持っている事が多い
- それ自体が滅ぼされた原因である事もある
特別な技術の専門家
- 主人公の問題解決行動で、必要不可欠な補助を専門技術で担ってくれる存在
- 専門分野でオンリーワンやナンバーワンに近い存在
- 頼りになるが、人格に問題のある人が多い
主人公と同じや、正反対の目的を持った競合存在
- ライバル、対抗者、対戦者
- 主人公から大事なものを奪う立場
- 多くの場合、単純な実力は主人公よりも上
- 考え方が違う、もう一人の主人公や、主人公の別の可能性として描かれる
- ラスボスになる物語も多い
- 対のライバル
主人公と似た運命を辿った先人
- 分かりやすいメンター
- 先輩や、兄貴分として描かれる事が多い
- 大抵、おいしい役どころで、カッコいい
- 主人公が解決しなければならない問題の、失敗例を示し、それによって主人公が問題解決する助けになる
傍観者
- 物語の重要な真実を知りながら何も出来ない立場の者
- 過去に事件に関わっていたが、力が足りず、解決に至らなかった先人
- 見守っていて、接触できると助言や情報をくれる
黒幕
- 物語の中で主人公が解決しようとしている問題を仕組み、起こした張本人
- 裏で糸を引いていて、最初は表に出てこないか、正体を隠している
- 頭が良い
- 闇堕ちした敵
支配統治者
- 表向きの絶対権力者
- 世界の均衡に気を配っている
- 視点がマクロ
- 黒幕に出し抜かれる率が高い
裏切者
- 敵から味方、味方から敵と立場を変える
- スパイ、保身、主人公達に情が移る、等と理由は様々
元凶存在
- そもそもの諸悪の根源や、前提となる存在
- 人でさえない事も多く、現象、儀式、呪い等の時もある
- 物語冒頭で正確に描写されない事が多い
支配統治者と対立する支配者や勢力
- 絶対権力者に対して抵抗している人々
- 裏事情に詳しい
●社会的な立場による分類
国籍
- 日本人、アメリカ人、等々
- 二重国籍や、一部に国で国と認められない地域などもある
- 見た目と一致する単一民族の国の方が世界的には少ない
職業
- 職業によって特徴的な見た目になる事もある
- IT技術者
- アイドル
- 医者・ドクター
- 宇宙海賊
- 宇宙飛行士
- 演者・俳優・アクター
- 女騎士、姫騎士
- 海賊、ヴァイキング
- 鍛冶屋・鍛冶師・ブラックスミス
- ギャング
- 狂戦士
- クラブDJ、バンドDJ、ターンテーブリスト
- 殺し屋
- 詐欺師
- 執事
- 社畜
- 小説家
- 使用人
- 消防士
- スナイパー
- 政治家
- 生体変身ヒーロー
- 声優
- チアリーダー
- ドラグーン、ドラゴンライダー、竜騎士
- 奴隷
- 忍者
- 配達人
- 発明家
- バトラー
- バレリーナ
- バンド
- ピエロ・クラウン・道化師
- 武装シスター
- ポストマン
- ホームレス
- マフィア
- 魔法少女
- メイド
- 用心棒
- ラップ、ラッパー
- 等々
スポーツ選手
- 特定のスポーツをプレイする人
- アイスホッケー
- アメリカンフットボール
- 異種格闘技
- eスポーツ
- カバディ
- 弓道
- 筋トレ、筋肉
- クリケット
- ゴルフ
- サッカー
- 吹奏楽
- 水中競技
- スケートボード
- スポーツクライミング
- 相撲
- 世界・大陸横断レース
- 体操競技
- ダイビング
- 卓球
- 釣り
- テニス
- バスケットボール
- バドミントン
- バレーボール
- ハンドボール
- フィギュアスケート
- ブラスバンド
- ボブスレー
- ボルダリング
- マーチングバンド
- 野球
- ラグビー
- ラクロス
- 等々
花魁
- 吉原遊廓の遊女で位の高い者のことをいう。現代の高級娼婦、高級愛人などにあたる(Wikipedia引用)
侍
- 古代から中世にかけての日本における官人の身分呼称、あるいはそこから発展的に生じた武士の別名(Wikipedia引用)
戦闘員
- 正義でも悪でも、組織に所属する一般の兵士
探偵
- 依頼を受けて、謎を解く
- 現実だと不倫調査や人探しが多いとか
忍者
- 室町時代から江戸時代の日本で、大名や領主に仕え、また独立して諜報活動、破壊活動、浸透戦術、謀術、暗殺などを仕事としていた人(Wikipedia引用)
社会的評価
- 職業に近いが、一般的な視点に基づいたイメージや悪評
悪代官
- 腐敗した代官
- 悪徳商人に賄賂を渡されるのがお約束
あざとい
- 小利口でずる賢いが、思慮が浅い様
- 一種のぶりっ子
従兄妹
- いとこ
- 今現在の日本では結婚出来るが、海外では近親婚となる国もある
- キャラクターモチーフとしては、独特な雰囲気を持っている
幼馴染
- ヒロインの一属性として定着している
- 何歳からの知り合いが幼馴染なのか?
鬼嫁
- 元は、鬼の様に怖い嫁
- 最近だと、鬼族の綺麗で可愛い嫁がヒロインとして人気
怪盗
- 泥棒の一種
- フィクションでは、独自の美学があり、警察等と対決する事が多い
ガキ大将
- 子供のコミュニティの中で、腕っぷしで上に立っている存在
- 年上、大人、親等には勝てないが、傘下の子供に対する影響力は絶大
がり勉
- 勉強以外に興味が無かったり、要領が悪い為に勉強で上位を取るには勉強以外にコストが避けない等
- 細身で眼鏡をかけた冴えない少年や青年が持たれる、見た目のイメージ
教育ママ
- 我が子の教育に人生を注いでいる
- 学歴社会で勝たせる為だったり、子供の将来を考えてや、自分の夢を託すため等、理由は様々
- 子供との絆が形成出来ていないと、勉強を強要してきた毒親扱いされる事もある
クレイジーサイコレズ
- ヤンデレ属性を持つレズビアン
- 某掲示板で使用され始めた言葉で、語源は「機動戦士ガンダムSEED」に登場する悪女で有名なヒロイン「フレイ・アルスター」を「クレイジーサイコビッチ」と形容した物が、別作品のキャラを形容する際に変化した形らしい。
黒デレ
- 意中の相手を操って、自分の思い通りに行動させようと罠をはってまで、相手リードで関係を進めようとするキャラ
- 腹黒な計画によって目的を果たそうとするが、奥手だったり恥ずかしがりなだけ
- 自分が勇気を出すぐらいなら相手を姑息に操ろうと言う考え方を持っているが、頑張りどころが間違っている為、天然ボケに見られる事が多い
コミュニケーション障害
- コミュニケーションが苦手な事を指す
侵略者
- 植民地や支配、全滅を目論んで攻めてくる敵対者や勢力
素直ヒート
- 暑苦しい性格
- ヒロインの属性
高嶺の花
- 遠くから見るだけで、手に入れることのできないもの、あこがれるだけで、自分にはほど遠いもののたとえ。(デジタル大辞泉引用)
- 冴えない人が狙う美人を表す時等に使う
ダメ人間
- 性格的欠点から、当たり前の事が出来ない
団地妻
- 団地に住む既婚の女性、と言う意味だけでは無いので注意
- 日活ロマンポルノの第1作「団地妻 昼下りの情事」から生まれた、一大ジャンル
- そこから派生した性に満足していない団地に住む専業主婦のイメージ
知的障碍・障害
- IQ70以下
- 身体的な欠損や、機能に問題があったり等
長男
- 下に弟や妹を持ち、上に兄や姉がいない人
- 「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」によって、長男に濃いキャラクターイメージが付いた感がある
中二病
- 中学二年生ぐらいの思春期に差し掛かると発症する事が多い
- 周囲から見ると痛い言動を取ってしまう事
- フィクションへの憧れから、日常的にゴッコでなりきる等
天才
- IQ130以上が、一応基本
- 頭の回転が速いとか、物凄い知識量を持っている等
ドジっ娘
- ドジな言動が目立つ美少女
バカ
- 頭が悪い行動をする人
- 極端に物事を見る視点が低く、狭く、近い
パシリ
- 不良やヤクザ等の下っ端
パリピ
- パーティーピープル、パーリーピーポーの略
- パーティーが好きな人
番長
- 不良グループのリーダー格
- 女性の場合は、スケ番と呼ばれる
人妻
- 結婚している女性を、夫以外が形容する呼び名、だけでは無いので注意
- アダルトな業界では、ジャンルとなっている
ヒーロー
- 多くの人の為になる勇敢な行動が認められた人
不思議ちゃん
- ぶりっ子と中二病を併せ持った様な存在
ぶりっ子
- 主に女性が異性の前で無知なふりをして甘えている、非力なふりをしている、わざとらしい女らしさ(愛らしさ、可愛らしさ)のアピールをしている(「猫を被る」と同義)と解釈した人間が、これに対し否定的な見解を示す際に使われる言葉。(Wikipedia引用)
マッドサイエンティスト
- 倫理的にアウトな研究を行っている研究者
●性格による分類
物語の登場人物は、その物語世界の中で人格を持って生きている。
なので、それぞれに特徴的な性格が存在する。
臆病
- 不安があると行動が出来ない
オタク
- 特定の興味がある物にこだわりを持っている
お転婆
- 活発で元気な少女
感情的、エモーション
- 感情的になる
- 感情の制御が苦手
キザ
- 人に不快や反感を感じさせるほど、服装・動作・言語などに気取っているさま。(Oxford Languagesの定義引用)
クーデレ
- ツンデレのツンがクールになった物で、普段はその他の人と同じ様に接し、好きな事を周囲に悟らせない
ケチ
- 周囲に情けなく思われたとしても必要コストを削る
自己中
- 自分勝手に、思い通りに振る舞う
- 現実でもフィクションでも、嫌われる原因になる性格
シュンデレ
- 好きな相手が構ってくれない事で「しゅん」として、見るからに落ち込む事で、相手が謝罪の意味も込めて構うと「デレ」を出す
忠犬
- 心から慕う相手の為に尽くしてしまう
- 自己犠牲的
ツンデレ
- 好きな人に対して観衆の目があると冷たく接してしまうが、二人きりになるとデレデレになる
デレデレ
- 周囲の目も気にせずに好きな人にベタベタとする
皮肉屋、スケプティック
- 皮肉な事を言う
まじめ
- 姿勢が誠実な様
無口
- 喋れるが、必要最低限しか喋ろうとしない
ヤンデレ
- 好きな人に対して異常に執着し、関係に危機が訪れると常識はずれな行動で脅威を排除しようとする
冷静沈着、クール
- 冷静で、表情を崩さない
●見た目による分類
人は、見た目で様々な判断をされ、分類される。
その外見的特徴は、その人を表す事もあれば、誰かに伝える為に利用出来るなんて事もある。
人種
- 白人、黒人、黄色人種、様々な人種がある
- 地域やDNA、純血や混血等で更に分かれるが、みんなもとを正せばアフリカのミトコンドリア・イブに辿り着くとか、なんとか
ハーフ、ダブル、クオーター
- 離れた人種間の混血で呼ばれる事になる
- 人種それぞれの特徴を持つ
種族
- 現状、地球上にはホモサピエンスしか人種は存在しないが、過去を見るとネアンデルタール人等がいる
- ちなみに、ネアンデルタール人は、ホモサピエンスと人種が根本のところから違うが、現代人の中にはネアンデルタール人の遺伝子を2~4%持っている人がいるとか
動物、生き物
エルフ、ハイエルフ
- ファンタジーの種族代表の様な存在
火星人
- 火星を母星とする人種
河童、カッパ
- 妖怪の一種で、水辺にすみ、頭に皿が付いているのが特徴
- 相撲が好きで、尻子玉を抜く能力があるとか様々な基本設定がある
吸血鬼・ヴァンパイア
- フィクションの種族
- もとは串刺し公ブラド・ツェペシュをモデルとしたフィクションのモンスターだったが、モチーフとして愛される内に種族設定になったり
ケンタウロス
- 馬の首から人の上半身が生えた様な種族
- 騎馬民族をモチーフにしている
ゴブリン
- 元は、ヨーロッパの民間伝承では悪戯者の妖精や精霊
- 指輪物語に影響を受けたファンタジー小説や、RPG等の作品内で何度も、邪悪な存在や、雑魚モンスターの代名詞となった
獣人
- 獣の特徴を持った種族や人
狼男・ウェアウルフ
- 森や狼が人と身近だった頃、恐れられたモンスター
人造人間
- 人に作られた存在
サイボーグ女子
- 女性型サイボーグ
ロボット女子
- 女性型のロボット
ゾンビ
- 病原菌や呪い等で、人がモンスター化したもの
天狗、テング
- 妖怪の一種で、赤い肌で鼻が長い
- 仙人や修行僧、山の民等をモチーフに生まれたとされる
トロール
- ファンタジーの種族
半魚人・人魚
- ファンタジーの種族で、ジュゴンやマナティ、イルカ等の水棲哺乳類がモデルと言われている
幽霊
- 人に魂がある事を前提とした、魂だけの状態となった存在
妖精、フェアリー、ノーム
- 不思議な力を持つ小人
年齢
- 成長度合いや老け方によっても違うが、年齢によっての区分がある
- 子供、大人、老人、等が代表的
肉体的性別
- 男、女、両性具有、アンドロギュノス、キメラ、色々ある
服装・装飾
眼帯
- 怪我を保護したり、潰れた目を隠す物
- フィクションでは、魔眼を隠したり封印するのにも良く使われる
眼鏡
- 顔の正面につける実用的な装飾品で、視力を矯正する物
- 物凄いフェチズムを感じる人が、結構いる
身体的特徴
猫耳
- 猫の耳が生えている人
- カチューシャの場合も、亜人等の設定によって実際に生えている場合も
髭
- 不精ひげや、整った髭等を蓄えた人
- 主に成人の男性が当てはまる
●見た目と中身による分類
悪女
- 自己中心的で、周囲を食い物にする大人の女性
ギーク・ナード
- 海外のオタクへの蔑称
- フィクションだと、天才だったり、有能な特技を持っていたりする
キモオタ
- オタク趣味が悪い方向に働いて、一般的に気持ちが悪いと取られる言動を取る様になってしまったオタク
- テンプレで「デュフフ」「拙者」「否!」等の特徴的な語録がある
- 一周回って、中身はキモオタな美少女キャラも存在
日本好きな外国人
- 日本文化をリスペクトする外国人
変顔・顔芸を披露するヒロイン
- 美少女なのに百面相してしまう
ボーイッシュ
- 都合の良い男性的属性を備えた女性
- 男っぽい女性と言うだけでは、キャラクターとしては人気が出ない
ロリババア
- 見た目が少女の様に若く、中身は大人か老人の様に達観しているキャラ
- 単に大人びている場合と、見た目に反して実年齢が1000歳みたいな特殊な設定の場合と、色々ある
- ババアと言う響きが悪口の様でもあるが、これで受け入れられた属性
●中身と物語上の役割による分類
セクハラ主人公
- 周囲にセクハラをする主人公
見ている世界が他人と違う主人公
- 視界が他の人と違うタイプの主人公
- 主人公にしか見えていない物があり、それを活かす事で能力としても扱える
●登場人物の好み・フェチによる分類
甘党
- 甘いものに目が無い
●登場人物の特技による分類
大食い
- 大量に食べられる
能力者
- 何かしらの超能力を持つ
- 能力名が固有の物だと「固有能力名+使い」と呼ばれる事が多い
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