自分は影から貢献するだけで幸せ
やむにやまれぬ事情からか、あるいは贖罪の為か、相手に正体を明かさず、他人の影として間接的に愛する相手に貢献をし続ける。
手柄は別人の物となるが、愛する相手が幸せになりさえすればいい。
この記事では、そんな「他人に手柄を譲りつつ援助する」と言う自己犠牲度の高い物語を紹介していく。
愛しのロクサーヌ(1987)
<内容>
C.D.ベイルズは、町の消防団長。教養もあり、腕っぷしも強い。だが彼には、人並み外れて鼻が大きいというウィーク・ポイントがあった。その町に、美しい天文学者のロクサーヌがやってきた。ベイルズは、ロクサーヌに一目惚れ。かたやロクサーヌは、ハンサムな消防士クリスに一目惚れ。だがクリスは、口下手で洒落た愛の言葉も語れない。醜い鼻ゆえに恋を諦めたベイルズは、クリスのために手紙を代書し、デートの手助けをする。しかし黒子を演じ続けるうちに、ベイルズにも自らの愛を告白する勇気が・・・。
ごんぎつね(1932)
<内容>
子狐の「ごん」は、村へ出てきては悪戯ばかりして人を困らせています。ある日ごんは、村人の「兵十」が川で魚を捕っているのを見て、悪戯で採った魚を逃がしてしまいます。それから十日ほど後、兵十の母親が死んだことを知ったごんは、後悔するのですが。。。すれ違ってしまう心を描いた作品です。
ごんぎつねが刊行されたのは1932年。新美南吉が亡くなってからのことでした。この作品が書かれたのは、新美南吉が17歳の頃です。地方に伝わる昔話が元になっており、南吉の故郷である、愛知県の知多半島をモデルにしたといわれます。
シラノ・ド・ベルジュラック(1897)
<内容>
当代随一の才気ある詩人であり、勇猛果敢な剣士でもあるシラノは、唯一その顔のまんなかを占める巨大で醜い鼻のコンプレックスに悩んでいた。美女ロクサーヌへの純真な恋心も鼻のまえには率直に告白することができない。シラノは恋敵の貴公子クリスチャンの影法師として生きる。……波乱万丈、痛快無比、決闘あり、百人切りあり、駄じゃれ、毒舌、雄弁、名せりふに満ち満ちた、おもしろさ、楽しさ完全保証の悲喜劇。
シラノ・ド・ベルジュラック(1990)
<内容>
1640年のブルゴーニュ。詩人にして剣客、大きな鼻を持った男…シラノ・ド・ベルジュラックは、愛する美しい従妹ロクサーヌを、いやらしい伯爵と子爵から守り抜く。
「明日にもお会いしたい」とロクサーヌから思いがけぬ伝言を受け、胸をときめかしたが、ロクサーヌから明かされた愛する男は、美青年クリスチャン。ロクサーヌの思いを彼に伝えるが、クリスチャンは女性の前ではてんでダメ。それではと、シラノが恋文と口説き文句をクリスチャンになり代わりロクサーヌへと捧げることになるのだが…。
※この記事は、追記・編集していく予定です。



