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【ネタバレあり感想】『沈黙の艦隊 東京湾大海戦 シーズン1』を見ました。

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良い側の邦画ドラマ

アマプラ配信の邦画ドラマ「沈黙の艦隊 東京湾大海戦」を見たので感想を。

沈黙の艦隊とは?

沈黙の艦隊とは、かわぐちかいじ原作の漫画で、1988年から1996年の8年に渡り連載された作品。

全32巻あり、今回の実写ドラマ版は12巻までの内容を現代風にアレンジや構成した内容となっている。

当時の世界情勢の動きに翻弄されたり、軍事描写のガバを突っ込まれたりもあるが、基本的には非常にレベルの高いエンタメした潜水艦海戦ものである。

あらすじ

日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。艦長の海江田四郎(大沢たかお)を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。だが実は、乗員は無事生きていた。事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜「シーバット」に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。 ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界へ宣言する。 やまとを核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図るアメリカ。やまとを追いかける、海自ディーゼル艦「たつなみ」。その艦長である深町(玉木宏)は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた。

公式引用

簡単に言えば、原子力潜水艦と核でやる「ガンダムOO」である(かなり雑)。

大沢たかお無双

本作は、終始一貫して大沢たかおさんが演じる海江田が強いし、演技もあって強者感が凄い。

乗組員も敵も味方も、そして、視聴者もいずれ、それぞれの立場で「根っこの部分で海江田は信じられる」と言う態度となり、大沢たかお無双の気持ち良さは中々のもの。

荒唐無稽な目標にテロリストになってでも向かっていくが、テロリストになっても信念がある事で完全な悪には堕ち切らず、大義の為に冷静に暴走する魅力的なキャラクターに仕上がっている。

現実の現代にソレスタルビーイング(ガンダムOOの軍事介入組織)が登場したら、こんな感じなのかもしれない。

迫力の海戦

何といっても見所の海戦シーンだが、何が実写で何がCGかもはや分からないリアリティ溢れる描写は見ているだけでワクワクする。

魚雷やミサイルや弾丸がバンバン撃たれるので、そう言った描写が好きな人はそれだけで結構楽しめる。

海戦の内容的には、やまと(シーバット)が高性能かつ乗員が優れている以外は数で常に劣勢に置かれ、シーズン1ではアメリカ海軍の艦隊相手に奇策を交えて無双していくのが基本の流れとなる。

音響魚雷ってそう言うのだっけとか、そもそも核の在庫確認で有無分からないかとか、気になる部分もちょこちょこあったが、トータルでは満足の出来だった。

海戦と同じぐらい楽しい政治パート

本作は、海江田の暴走とも言える独立宣言によって、日米の政治家達が振り回されるのが大きな見所だ。

その中でも、最初はお飾りの首相だったのが、事態解決の為にお飾りじゃなくなっていくとか、政治家ものでお約束の熱い展開もあり、首相役を演じた笹野高史さんの好演もあって応援出来るキャラクターとなっていた。

あと、そもそものシーバット計画の黒幕の海原大悟が、橋爪功さんの存在感でフィクサー感が凄く、悪者のポジションながら良い意味で印象に残った。

個人のドラマも王道

本作は、もう一人の主人公とも言える玉木宏さん演じた深町洋が、海江田との因縁と向き合うドラマがサブのストーリーとしてあり、海江田を良く知った後輩が私情を見せながら任務の中で海江田を追っていく様は、中々に熱い。

深町は、天才に必死に立ち向かう情で動くキャラクターで、海江田が情を表にあまり出さない事で対比され、情に従う深町指揮下のたつなみは乗組員も情に厚い。

過去の因縁で、情より理を選び部下を死なせた海江田の対比で、情で部下を見捨てなかった深町を救う最後のピースが、海江田が理より情を深町に見せた事と言う皮肉な状況も悪くない。

また、ユースケ・サンタマリアさんが演じた南波栄一のたつなみを技術だけでなく情によって縁の下で支える姿は、たつなみを象徴していて非常に良かった。

ある意味、グラハム(ガンダムOOのキャラ)側って、こと?

終わりに

シーズン1で12巻で、全32巻と言う事は、シーズン3で完結出来そう。

シーズン2は、そもそも作るのかな?

作って欲しいな。

変に、わざとらしい演技をする舞台劇や安っぽいが分かりやすい演技優先の邦画ドラマより、こう言う、原作をリスペクトしたリアリティレベルを一定に保った作品の方が個人的には好み。

シーズン1時点では、非常に楽しめた作品でした。

ガンダムOOが2007年だから、ある種の20年早いOOとして見るのも面白いかも。

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