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異世界転移者は特定外来種?
すっかり「なろう系」として定着した、異世界転移・転生もの。
大抵、何らかの特殊なスキルやチート能力と呼ばれる異能の力を持ち、異世界のパワーバランスを破壊する存在として描かれている。
正義の味方であるなら心強いが、もしも悪人や極端に自己中な人物が私腹を肥やし始めたら手が付けられない設定。
しかし、中には、主人公で正義側で善人として描かれているのに、私腹を肥やし悪逆を行う無自覚系の不快な主人公が活躍する作品も存在したり、なろう内に無数の作品が存在する事で、転移主人公のバリエーションは大量にあり、エンタメ未満な作品に対しては、一部のなろうファンの中には、それを苦々しく思う人も結構いたりする。
そんな環境だからか、登場したのが「なろう主人公狩り」的な、一歩進んだメタな設定で整えた「悪の異世界転移者を狩る」と言う新しい視点の物語。
この記事では、そんな「異世界転移者狩り」が劇中で既にあったり、中心のテーマとして扱われる作品を紹介していく。
異世界失格(2020)

<内容>
心中に失敗した とある文豪、異世界へ
男はその夜、
愛する人と玉川上水へやって来た。
自らの"恥の多い生涯"を 終わらせるために。
だが そこへ例のトラックがあらわれてーー
死にたがり作家の異世界転移冒険譚、ここに開幕。
異世界転生者殺し-チートスレイヤー-(2021)
<内容>
世界を支配せんとする魔王軍に対し、異世界より現れた転生者たちは人々の希望となっていた。村人のリュートは幼馴染であるリディアに対し、「自分も転生者たちの仲間になりたい」と熱弁を振るうが、意味ありげな言葉と共にはぐらかされていた。
その時に自分たちの村が何者かによって襲撃されたのを目撃し、村に向かおうとするリュートであったが、背後に現れた者の手により首を折られ、事切れてしまった。
絶命寸前、薄れゆく意識の中で見たのは、リディアを辱めている転生者“ルイ”の姿、そしてルイを迎えに来た仲間と思わしき者達。すっとぼける相手を背にリュートは現実を直視できないでいた。
折られたはずの首が治り、目を覚ますリュート。しかし、周りには村人の死体が散乱し、思わず狼狽えてしまう。そこに現れた“魔女”。
彼女はリュートに改めて転生者たちが村を焼き、村人を殺し、幼馴染を犯した現実を突きつける。
転生者たちのやったことは確かに許せない。だが、自分には彼らに立ち向かえるだけの力などない。
「転生者を殺す術を教えてやるよ」―――魔女の提案にリュートは……
(pixiv百科事典引用)
原作は河本ほむら先生、作画は山口アキ先生のタッグによる漫画作品で、主人公達が倒す異世界転移者が「なろう系」の有名キャラに似ていた事を始め、諸々で炎上してしまい、月刊ドラゴンエイジ2021年7月号に1話を掲載した直後に連載中止が発表されると言うRTAムーブをして世間を驚かせてしまった。
身内で話している内は面白そうだったけど、世間にお出ししたら笑ってくれない人が思った以上にいたと言う大事故作品と言えるだろう。
処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―(2019)

<内容>
これは、彼女が彼女を殺すための物語。
この世界には、異世界の日本から『迷い人』がやってくる。
だが、過去に迷い人の暴走が原因で世界的な大災害が起きたため、彼らは見つけ次第『処刑人』が殺す必要があった。
そんななか、処刑人のメノウは、迷い人の少女アカリと出会う。
躊躇なく冷徹に任務を遂行するメノウ。
しかし、確実に殺したはずのアカリは、なぜか平然と復活してしまう。
途方にくれたメノウは、不死身のアカリを殺しきる方法を探すため、彼女を騙してともに旅立つのだが……
「メノウちゃーん。行こ!」
「……はいはい。わかったわよ」
妙に懐いてくるアカリを前に、メノウの心は少しずつ揺らぎはじめる。
GA文庫大賞、7年ぶりの《大賞》作品!
――これは、彼女が彼女を殺すための物語。
チートイーター異世界召喚尽く滅ぶべし(2022)

<内容>
女神によって異世界から喚ばれた召喚者たち。
彼らはチートスキルと呼ばれる人知を越えた能力を授かり、来るべき「滅び」から世界を救うため闘うかに思われた・・・。
だが彼らはそのチートスキルを私利私欲に使い、人々を虐げ、世界をより混沌へと誘っていってしまう・・・。そんなチート召喚者たちの対抗策として女神が喚んだのは、「最後の召喚者」カイナだった・・・!?
最強VS最凶の人外大戦が今、始まる――!!
★単行本カバー下画像収録★
掲載時のカラーページ全収録!!!
※この記事は、追記・編集していく予定です。



