サウロンの暗躍!
【ネタバレあり感想】『ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪 シーズン1』を見ました。(アマプラ)
に続き、シーズン2を見終えたので感想を。
シーズン2は?
シーズン1では、仲間の中に実はサウロンが紛れ込んで暗躍していた衝撃の事実が判明したクライマックスであった。
シーズン2では、サウロンが姿を変え、周囲を操りながら、シーズン1で完成したエルフの指輪に続き、ドワーフと人間を堕落させる力の指輪を作ろうと動き出す。
シーズン1に続き、
- 独自に行動するガラドリエルやエルロンドやアロンディル
- 指輪作りに取りつかれるケレブリンボール卿
- 指輪で混乱していくドワーフ王国
- 指輪関係無く混乱していく海洋都市ヌーメノール
- ハーフット達と謎の大男
- 打倒サウロンに動くアダルとウルク達
等の複数視点で描かれ、シーズン3に続く終わりに向けた中間の盛り上がりが各所で描かれていく。
見所はサウロンと……
シーズン1よりは規模が大きくなった物の、シーズン2のエルフ対ウルクの攻城戦は映像こそ凄いが、スケールがそこまで大きくない印象。
シーズン2はむしろ、シーズン3への溜めパートで、小さな出来事が起きて行く中でメインはやはり指輪作りの為に暗躍するサウロンだろう。
シーズン2で姿形を変え、他者を幻覚で操りながら指輪作りに邁進していくサウロンの怖さが個人的には一番面白かった。
ケレブリンボール卿が狂わされたりハメられつつも、最期は意地を見せるのは中々良かった。
他には、事件には直接関わらないが杖探しの旅をしていた魔法使いよそびとの正体が最終話で判明したのも、まあ予想通りだが良かった。
指輪で狂ったドワーフ王ドゥリン3世のやらかしでバルログ復活もシーズン3への引きとしては良い感じだろう。
打倒サウロンに燃えていたアダルがあっさりとサウロンに殺されウルク軍を奪われたのにはショックを受けたが、まあ、アダルが有能過ぎたから騙し討ちは正しい気もする。
ポリコレぇ……
シーズン1から問題視されているポリコレ。
いや、映像もセットも衣装も小道具も俳優も凄いし、脚本だって悪くないせいで、余計に古き良き指輪物語観を持っていると、多人種のキャスティングに学芸会的なミスマッチをどうしたって感じざるを得ない。
黒人やアジア系のエルフやドワーフを率先して画面に出されて活躍されると、色々な物が凄く良いのにポリコレノイズが邪魔をしてきて、慣れて尚、これさえ無ければなぁと自然と思ってしまう。
何度でも繰り返し書くが、正しいポリコレは悪くなく、作品の設定を歪めた多様性押し付け害悪ポリコレが悪く、それが作品の高い完成度を下げる結果に繋がっている事が残念でならない。
終わりに
正直、サウロンパート以外の後で活きてくるであろう陣営の下ごしらえ的なシーン、ヌーメノールやアロンディルのイベントは、冗長に感じる事もまあまああった。
とは言え、サウロンが良い感じに復活し、よそびとがガンダルフと確定し、サウロンに対してエルフ達が反撃を決意したり、バルログが解放されたりと、シーズン2のクライマックスにかけての盛り上がりは楽しかったし、シーズン3に備えた盛り上がり方としては悪くないと感じた。
シーズン3で完結するのか、シーズン4があるのかは原作未読の為分からないし、品質を落とす押し付けポリコレは貫かれるだろうが、次シーズンが来たら文句言いつつも見てしまう事だろう。



