実質マンダロリアンのシーズン2.5
ディズニープラスにて、ドラマ「ボバ・フェット」を見たので感想を。
個人的には、十分見たいのを見れたって感じ。
好き。
ボバ・フェットとは?
ボバ・フェットは、スターウォーズ本編においては敵役として登場した超人気キャラクターの賞金稼ぎである。

本作は、マンダロリアンシーズン2の直後から始まり、ボバ・フェットがジャバザハット亡きタトゥイーンでジャバの後釜となり、以前は恐怖で支配されていたタトゥイーンを、力と尊敬でまとめ上げようとする物語である。

なぜ一介の賞金稼ぎだったボバ・フェットが、そんな心境になったのかも本作で語られ、死んだと思われたボバ・フェットがどう生還し、フェネック・シャンドを仲間にし、タトゥイーンの大名と呼ばれる大ボスになっていくかが描かれていく。

基本は裏社会の抗争もの
本作はボバ・フェットがジャバの後を継ぎ、タトゥイーンをまとめ上げていく物語だ。
その為、スタートが裏社会の良きボスとなって、スパイスシンジケートとの抗争に勝ち、義理と任侠的な、悪辣な邪魔者は殺すが、そうでなければ寛大にチャンスを与え、麻薬は許さない的なクリーンなマフィアのボスを目指していく。
要は、一種のゴッドファーザーを目指すわけだが、最初は裏社会でも表社会でも軽んじられ、すかされ、名ばかりのリーダーとして始まる。
しかし、裏社会から狙われるのを跳ね除けていくに従い、途中で徐々に味方が増え、1シーズンでタトゥイーンの名実共に良きボスとなる姿が描かれる。
マンダロリアン補完
本作内でボバ・フェットがどうやって生き延び、賞金稼ぎから人々をまとめるボスにシフトしていったのかが描かれ、その中でマンダロリアンで見せた謎の近接武器の由来や、アーマー返却を頼みにディン・ジャリンを訪ねるまでの経緯も描かれるので、マンダロリアンの補完的な側面があるドラマでもある。
更に、マンダロリアンのシーズン3までの間に、グローグーを送り届けたディン・ジャリンが何をしていて、どうしてシーズン3の流れになるのかまでが本作内で描かれるので、実質マンダロリアンのシーズン2.5でもある。

主人公では無くボバ・フェットの良き味方として登場するディン・ジャリンの頼もしさは健在で、主役を食わないまでも前作主人公的な熱い共演が見れて、これまた最高だ。
独特な安っぽい演出も……
本作内でボバ・フェットの手下になっていく仲間には、ジャバの元手下のガモーリアンと呼ばれる豚顔の宇宙人、ドロイド、サイボーグ化している不良少年達、ウーキー族の殺し屋、等と皆それぞれに魅力的だ。
しかし、どうにも不良少年達が絵面的に、微妙なデザインと色彩のバイクに乗っていて、キャラクターとしては良いのだが、スターウォーズ世界に溶け込んでいる様で薄っすらと浮いて見える。
仕事の無い不良少年達を構成員としてスカウトして尊敬も勝ち取ってと言う流れは良いので、真新しい改造スクーターを乗り回す的な演出は、もっとスターウォーズ的文法でとけこましようがある様に思えてしまった。
豚さん……
本編スターウォーズから、やられ役としてお馴染みのガモーリアンの兵隊が、まさかこんなに心強い味方になるとは……

そして、あっけない最期がこんなに悲しいとは……
僕は豚さん達が本作で好きになったよ。
みんなも、予想外に良い働きをするガモーリアン・ガードを応援して見て欲しい。
ランクル!
ジャバの宮殿と言えば、地下で飼われてるランクルって巨大クリーチャー。

(画像、後ろの子)
スターウォーズファンなら結構好きなクリーチャーだと思うが、ランクルが本作では相当大活躍。
やっぱみんなランクルが好きなんだ!
終わりに
正直、見る前はそこまで期待しない様に、ボバ・フェットが好きだからガッカリしたくないと言う気持ちで見始めたが、杞憂だった。
ボバ・フェットはカッコイイし、ディン・ジャリンもカッコイイし、フェネック・シャンドもカッコイイし、他のキャラクターもみんな好き。

なんだか、気持ち良いぐらい大団円だったけど、シーズン2とか作って欲しい。
ってか、ジャバのいとこの双子?のハット族の人達、嫌味なだけで真面な奴だったん?w
ジャバのイメージが悪いから、出てくるだけで警戒しちゃうは、ある。
あと、やたら強いタスケン・レイダーさんも何気に良かった。




