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【ネタバレあり感想】「イカゲーム シーズン3」を見ました。

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期待とは別方向のオチ

世界中で大ヒット! 話題のイカゲームの感想などと言う記事を過去に書いた事もあり、シーズン1は韓国版カイジ的な感じで普通に面白かった。

シーズン2は、あまりにも途中な感じで終わっていたので、シーズン3を見てから感想を書こうと思っていたが、こう言う方向に行ってしまうとは……

イカゲームとは?

イカゲームとは、日本では馴染みが無い、同名の韓国の子供の遊びをモチーフとした、デスゲームを題材としたドラマ作品である。

シーズン1では、病気の母親を救う為にイカゲームと言う賞金が出るデスゲームに参加した主人公が、イカゲーム内で仲間と出会い、知り合いと出会い、結果みんな死んだり殺したりして賞金をゲット出来るが母親の治療には間に合わず、大金を得て全てを失う。

そんな主人公は、デスゲームの開催自体を止めようとするが主催者不在でも開催される体制が既に整っている事を知り、イカゲームで稼いだ金を使ってイカゲームを閉鎖に追い込もうと画策する。

シーズン2では、主人公がイカゲームに参加し、仲間と協力して内と外からイカゲーム運営に反撃を試みる。

だが、イカゲーム運営側が主人公達の中に内にも外にもスパイを送り込んでいて、作戦は全て失敗し、大勢の仲間を失い、主人公はイカゲームから生きて帰れるかどうかと言う状況に追い込まれてしまった。

シーズン3のざっくりネタバレ内容

イカゲーム主催者に対する反逆は、内も外も失敗に終わり、主人公は計画を失敗に導いた裏切り者への制裁と、残った仲間との生還をかけてゲームに挑む事になる。

しかし、ゲームの中で悲劇的な状況が次々と演出され、ある者は誤殺され、ある者は最愛の人を手にかけてから自殺を選び、仲間達は減っていく。

ゲームの終了を決める投票は金の亡者達によって邪魔され、ゲームは最終ラウンドまで継続していく。

イカゲーム中にゲーム会場内で出産された赤子がいたが、赤子の母親が足手まといになるまいと自殺をした事で赤子に選手権が譲渡され、主人公が守る事に。

金の亡者達は自分が手にする賞金額を増やす為に赤子を利用としようとし始める。

そんな中、仲間も反逆の手立ても失った主人公は、託された赤子を無事に逃がす事だけを考えてゲームに挑んでいく。

しかし、最後のゲームで主人公と赤子の二人だけが残った状態で、一人しか生き残れない状況が運命の悪戯か、赤子の父親のせいで出来上がってしまう。

赤子を殺せば2回目のイカゲームクリアとなる主人公だったが、主人公は赤子を床に置くと、イカゲーム主催者に人間の尊厳を見せつけながら迷わずに自殺をするのであった。

主人公の死の直後、仲間達が場所の特定に成功したイカゲーム開催島に警察の船が近付き、イカゲーム主催者は優勝者である赤子を回収してからイカゲーム会場を爆破して姿をくらませる。

その後、主人公を気に入っていたイカゲーム主催者は身分を隠し、主人公の娘に主人公の残した賞金と、死んだ時に着ていたイカゲームのジャージを遺品として渡す。

更に後、アメリカでもイカゲームが開催されている事が匂わされ、物語は幕を閉じる。

まさかの完全敗北エンド

主人公の完全敗北で、意地を見せて人間の気高さを示し死んだ物の、ゲームは止まらないし何も成す事が出来なかった。

イカゲームの現主催者である、刑事さんのお兄さんの心こそ打った物の、あまりにも苦い終わり方である。

一方で、サイドで同時進行する兄を探してたら兄が主催者側だった刑事さんは、ラストでなんとか兄に辿り着いたものの逃がし、兄に赤ちゃんと賞金を託されると言う謎の状況。

いや、赤ちゃんお前に託すんかいと。

更に、同時に別軸で進んでいた脱北者のイカゲーム兵隊のお姉さんは、病気の子供を持つ絵描きのオジサンを逃しきりつつ、自分も生き残り、家族探しを続ける的なオチで、唯一ビター目のハッピーエンドだった。

結局、間違ったシステムを正すには、システムの予期せぬ方向から完全に不意打ちに暴力が一番利くよね、っていう何とも言えない正論っちゃ正論なメッセージ性。

やはり暴力、暴力は全てを解決するのだ。

終わりに

完結するって話だったので、多少ビターでも、一矢報いるとか、勝利するとか、何かしらのハッピーエンドを期待していたが、シーズン3は既に善人がシーズン2で大勢死んだ後だから、人格的に醜いキャラクターばかりが残り殺し合うシーンが長く続く印象があり、テイストとしてはシーズン1から一貫しているのだが、より凝縮され露悪的でさえあった。

見ようと思っていた直前にSNSで酷評されていたのをチラリと見た時は、ドキドキで見始めたのだが、クオリティとしては、そこまで悪くなく、テイストが異様に苦い。

シーズン3では、これまでもちょこちょこ描かれた金を出して殺戮の観戦を楽しむ金持ち達がキャラクターとして少し掘り下げられたが、数が少ない上にキャラクターが軽く、安っぽい印象を受けた。

SNSで酷評が流れて来るのも止む無しなのは分かるが、好き嫌いな部分とも感じる。

では、私は本作が好きかと言うと、シーズン2までは割と好きだったが、シーズン3は好みでは無い。

ラストのゲームも「あ、これ絶対主人公が赤ちゃん置いて自殺する奴じゃん」と思って見てたら予想そのままで、悪い意味で先が読みやすい、浅さ、と言うよりは、安易な感動路線を選びそうな空気があり、それが正直マイナスに感じた。

やはり、良い意味で予想外か、期待通りの方が、見る人と作品との相性は良い。

私には、悪い意味で予想通りで、悪い方向に期待とは大きく違って見えてしまったわけだ。

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