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からまった糸を解すには
一夜を共にしたが共にいられない事情があり別れる二人。
ヒロインは身ごもり、子供と共に姿を隠し、平凡に生きようとする。
一方で、ヒーローは大出世してヒロインと我が子を取り戻そうと動き始める。
だが、経過した時間と大出世した事で、お互いしがらみだらけになり、一筋縄ではいかない状況に。
この記事では、そんな「陛下、忘れてください(シークレットベビー)」系と呼ばれる類の作品を紹介していく。
国王陛下、私のことは忘れて幸せになって下さい。(2023)

<内容>
幼い頃から国王・王妃として国民の幸せを守ろうと、厳しい教育に励んできたシュイルツとアンウェイ。即位後もふたりは、お互いを心から愛しながら穏やかな日々を送っていた。しかし、なかなか子宝に恵まれず、後継ぎはいない……。『婚姻五年を経過しても後継ぎがいない場合、側室を迎えて子を儲ける』という当初の約束のもと、とある公爵令嬢が城にやってくる。そして半年後、彼女の妊娠が発覚したのだった。アンウェイは国の未来と皆の幸せを願い、城から姿を消すことを決意して――!? さまざまな「愛」の姿を美しく描いた、心温まるラブロマンスがついに開幕!
陛下わたしを忘れてください(2025)
<内容>
「あなたに愛されなくても助けたかった」ペルセポネー伯爵家の令嬢・ルーニアは、父に疎まれ、異母兄からも道具扱いされ、孤独な日々を送っていた。そんな中、神官からクロノア公爵家の当主ハーデュスとの婚約者として選ばれ、呪われた公爵家に嫁ぐことを決める。“冥王”と恐れられるクロノア公爵家には皇帝が選ぶ花嫁と結ばれないと短命になるという呪いがかかっていた。しかし、ハーデュスはルーニアを愛するつもりはないと告げる。私は呪いを解くためだけに存在する…ルーニアはハーデュスを生かすため、ハーデュスを騙して一夜を共にし、彼の子を身ごもったとも知らず姿を消した―。7年後、ハ―デュスはなぜかルーニアを探し出し、子供と一緒に連れ帰ろうとして……
私のことは忘れてください、国王陛下!~内緒で子供を生んだら、一途な父親に息子ごと溺愛されているようです!?~(2024)

<内容>
継母と義姉に虐げられている男爵令嬢・リア。ある日「苦しい家計を救うため、“純潔の乙女好き”の老伯爵へ嫁げ」と継母から命じられる。追い詰められたリアは、身分が違うが密かに想いを寄せていた男性・ウィルに救いを求め、リアの願いを叶えるためならと2人は一夜をともにする。
おかげで継母の画策から逃れたリアだったが、後日妊娠が発覚。身分の違うウィルをこれ以上巻き込みたくないと、身を隠し子どもを産み育てることに。
それから数年後、リアと息子が暮らしている村にやってきたのは新国王となったウィルで!? 国に息子を奪われたくないと焦ったリアは必死に正体を隠すが…
「君を失うくらいなら、私はもう遠慮しない」
なぜかウィルから熱烈な溺愛がはじまって!?
※この記事は、追記・編集していく予定です。



