不完全な物こそリアルに感じる
リアリティとは、現実感であり、それがいかに現実的かが重要となる。
VRやARでは、いかに現実と誤認する様な表現をするかに苦心し、現実に溶け込ませるにはどうすれば良いかや、現実に近付けるにはどうすれば良いかに力を注ぐ。
これが表面的な事となると、光と闇、影と反射と透過などによって世界がどう見えるかを計算したり、細かい描写を正確に再現すればリアリティが生まれる。
だが、これが自然や人工の物、あるいは人、またはシステムや概念となると、完璧であればあるほど作り物の様に見えると言うリアリティの逆転現象が起きる事になる。
ロボットや人形、あるいはCGを人に似せてリアリティを上げていく際にぶつかる「不気味の谷現象」は、悪い意味で完璧過ぎて作り物に見える要素がある事でリアリティが下がる時に起きる事がある。
また、物語の登場人物でも、設定としてあり得ないと感じるぐらい完璧だとリアリティが下がって感じる。
これは逆に、現実で凄い人(将棋の藤井さんとか、野球の大谷さんとか)の逸話が、あまりにも完璧に感じても発生し、それが起きると「これが漫画の創作だとしたら編集者が通さない」とか「普通の感覚だと創作者がこの設定に出来ない」みたいな現象が起きる。
それぐらい人は、不完全な物の方がリアルに感じる。
それだけ現実は、不完全な物で溢れているわけだ。
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