――「二つの大事なこと」を同時に描こうとして失敗する理由
創作をしていると、よく起こることがあります。
最初は
「この話では、これを描きたい」
という一本の芯があったはずなのに、
気づくと
「いや、こっちも大事だな」
「これも入れたい」
「このテーマも捨てがたい」
となっていく。
そして最終的に、
恋愛も描きたい
成長も描きたい
親子の和解も描きたい
社会批判も入れたい
友情も裏切りも救済も全部やりたい
みたいになって、
結果、
何の話だったのか分からなくなる。
これはかなりよくある失敗です。
いえ、失敗に陥るルートです。
しかも、真面目な人ほど起こりやすい。
「ちゃんと深い作品にしたい」
「薄っぺらくしたくない」
と思うほど、テーマは、油断すると増えやすいんです。
でもここには、かなり明確な落とし穴があります。
今日は
・なぜ並列テーマは失敗しやすいのか
・一つのテーマにはどれくらいの“物語の面積”が必要なのか
・二つのテーマを両立できる条件とは何か
このあたりを、整理して話していきます。
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