他人の“自分じゃ金出してでもやりたくない”を拾う方法
「好きなことで食べる」は聞こえはいいですが、現実の収益は、実は別のところにあるなんて事も珍しくありません。
他人じゃ出来ないが、したい事をやるより、他人がやりたくないことを、代わりにやる方がお金を稼ぐのが楽なんて事は、良くある話です。
ただし問題はここです。
やりたくないを、どう見つけるか。
やりたくないだけじゃなくて、金を出して解決しても良いと結果的になっている事を探す事が、肝です。
「困っている瞬間」を見つける
探し方の基本は、これです。
人が実際に困っている場所・タイミングに行く、気付く、思い出す。
アンケートや想像では弱いです。
体験でも現場でも、発言・依頼・愚痴を拾うわけです。
方法①
クラウドソーシングの“低評価案件”を見る。
- CrowdWorks
- Lancers
とか、ありますよね。
ここでやることはシンプルです。
人気のある案件ではなく、残っている案件を見る。
残っている理由は、
- 面倒
- 細かい
- 単価が微妙
- 誰もやりたがらない
まず、これが狙い目です。
その際に見るポイントは、
- 「急募」なのに埋まっていない
- 応募が極端に少ない
- 依頼文が長くて細かい
そこに「やりたくない仕事」が、沢山あります。
でも、それだけでは、納得の理由があってやりたくない事が目の前に積み重なるだけです。
その中から、掘り出し物を探すわけです。
方法②
レビューの“★1〜★3”だけ読む
次にこれ。
- Amazon
- 楽天市場
- Google Maps
とか、レビューは色々な所にあります。
やることは、まずは低評価レビューだけ読むこと。
そこに、書かずにいられなかった不満があります。
例
- 「設定が面倒」
- 「説明が分かりにくい」
- 「組み立てが大変」
- 「サポートが遅い」
これらのいくつか、あるいはやり方次第で、代行・補助でお金になる領域がある可能性があります。
方法③
SNSで「めんどくさい」を検索する
- X(旧Twitter)
とか、まあ、いろいろありますよね。
検索ワードで、
- 「めんどくさい」
- 「だるい」
- 「誰かやって」
- 「分からない」
とか調べると、声を拾えます。
例
- 「確定申告めんどくさい」
- 「動画編集だるい」
- 「引っ越しの手続き分からない」
ここに、パターンを見出せば、何かしらのニーズを拾えます。
方法④
自分の「先延ばしリスト」を書く。
見える化する為に、紙などに書きます。
- ずっと後回しにしていること
- やれば終わるのにやっていないこと
例
- ファイル整理
- 写真の選別
- メール返信
- データ入力
これらのいくつかは、他人も同じ様に嫌がっている可能性があります。
他人の先延ばしリストの中に、自分が苦じゃない物があれば、そこにチャンスがあるかもしれません。
自分のリストの場合は、それをどうすれば解決出来るかが必要になります。
方法⑤
職業の“周辺作業”を見る。
人は、何かしら本業を持っています。
でも、本業に必須の周辺領域は、避けられないが、嫌がる物が結構あります。
嫌というか、キャパオーバーだったり、時間がかかってしまう様な感じです。
例としては、動画投稿者(YouTuber)
- 本業:動画撮影
- 嫌がる:サムネ作成、字幕、編集、概要欄
ブロガー
- 本業:執筆
- 嫌がる:画像加工、装飾、リサーチ
みたいな物です。
ネットに限りません。
この周辺作業で、実は代行が求められている部分を、巻き取っていくわけです。
方法⑥
「時間を奪う作業」を探す。
判断基準はこれです。
時間がかかる上に、楽しくないこと。
具体例
- データ入力
- 文字起こし
- フォーマット変換
- PDF→Excel化
- メール整理
こういった作業は、常に発生し続けます。
その中に、超大量に抱えて困っている人がいて、手を借りたいと思っている人も大勢います。
小さくテストする
見つけたら、すぐ検証すると良いでしょう。
手順
- サービスを1つ決める
- 価格を仮で設定
- 1件試しに取りに行く
ここで初めて分かります。
- 本当に需要があるか
- 面倒さは許容できるか
- 時間効率はどうか
- 自分に出来るか
身近な例:家事代行
分かりやすい例です。
掃除、洗濯、料理。
単体や、その物なら、誰でもできる。
でも、やりたくない人が多い。
だからお金になります。
スキルの高さより、やりたくなさの強さが重要です。
スキルも高ければ、お金も稼ぎやすいです。
やってはいけない探し方
ここは注意点です。
NG①
「自分がやりたいこと」から考える
→需要とズレて、客が少数とか、低単価になる可能性がある
NG②
「自前のすごいスキル」を探す
→あるなら良いが、探したり習得を前提にしているなら、時間がかかる可能性がある
NG③
「流行っていること」を追う
→競争が激しい可能性がある
最後に
答えは「人が嫌がっている場所」にこそある。
難しく考えなくていいです。
人が
- 面倒
- 分からない
- 時間がかかる
と思っている場所に行く。
そこで、自分が苦じゃない作業を拾う。
これだけです。
特別な才能は不要です。
むしろ、普通の人が嫌がることを、普通にやれることが武器になります。
一つ見つかると、そこから、いくらでも広げられます。
まずは一つ。
「これ、代わりにやりますよ」
と言えるものを見つけることです。



