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差別の定義
差別とは、一種の文明病である。
一人では発生しないし、二人では発生したとしても解消が容易だ。
つまり、「人類の人口増加」が第一に差別を生んでいる原因と言える。
第二の原因は、生物の認知機能にある。
経験によって生物は、「判断を効率化」する為に「思考のショートカット」を形成する。
例えば、目の前に突然ライオンや、刃物を持った人が現れたら?
大抵の人は「危険」と判断する。
これは、事前に思考のショートカットが出来ている為に出来る、危機回避機能が働くが故に出来る芸当だ。
この認知による危機回避機能が、過剰に働く結果、起きるのが「思い込み」だ。
そして、この思い込みが、差別を生み出す。
実態では無く、事前情報によって形成された思い込みが、差別に繋がるのだ。