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「能力無効能力」登場作品特集

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能力者キラー

特殊能力バトル要素のある作品において「能力無効能力」を持ったキャラクターは「強キャラ」になる事が多い。

普段から能力に頼っている能力者に対してのみ発揮される、圧倒的アドバンテージは、数字による殴り合いやジャンケンをしていた作品に、突然ジョーカーを叩きつけるインパクトがあるからだ。

この記事では、そんな「能力無効能力」を持ったキャラクターが登場する作品を紹介していきたい。

うえきの法則(2001)

<ストーリー>

森あいは、同じクラスの植木耕介に疑問を抱いていた。テストの時、彼が消しゴムカスを集めて握ると、手から小さな木が生えてきたのだ。あいは植木の後を付け、彼の行動を見続ける。そしてわかったのは、植木が“掌で覆える物を木に変える”という能力を持っているという事だった。そしてその能力を与えたのは、なんと担任の小林先生らしい。その理由は…!?

能力のレベルが上がると、主人公が出した木にさえ触れさせられれば、相手の能力を無効化する事が可能となる描写がある。

コードギアス シリーズ(2006)

<ストーリー>

超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。

登場人物の一人ジェレミア・ゴットバルトが、瀕死の状態から身体改造された時に与えられた能力「ギアス・キャンセラー」に、名前の通り周囲のギアス(特殊能力)を無効化すると言う力がある。

3×3EYES/サザンアイズ(1987)


<ストーリー>

普通の高校生・藤井八雲。ある時彼は「三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)」と呼ばれる妖怪の少女・パイと出会い、彼女と同様に不死人『无(ウー)』となってしまう。 だが、不老不死の体は永遠の寿命のためにやがて無気力無関心無感動となってしまうため、2人は人間となるために冒険の旅に出る。

哭蛹(クーヨン)と言う獣魔(召喚獣みたいな物)が登場。

当初、使用方法不明で「ごく潰し」と言う扱いを受けていたが、主人公ピンチの際に真価を発揮。

周囲にある「あらゆる術」をキャパシティの限り修復不能になるまで食い散らかす能力が判明する。

しかし、術至上主義に近いサザンアイズの世界において、最凶の能力を持っていた事が判明したのだが、そのせいで最強の敵ベナレスに最優先でマークされてしまい、以降は使うと速攻で冷凍される事に。

対処法を持たない相手には滅法強いが、味方の術も食い散らかす為、使用条件がかなり限られる獣魔。

最終盤では、電子暗号化されて敵に大打撃を与える等、対術最強の手札として活躍した。

術が原因なら、石化なども解除可能と、かなり優秀。

とある魔術の禁書目録 シリーズ(2004)

<ストーリー>

科学と“魔術”が交差するとき、上条当麻の物語は始まる–。

主人公が能力無効能力「幻想殺し(イマジンブレイカー)」を右手に宿している。

この能力所持者の中では、知名度が群を抜いた存在だと思われる。

HUNTER×HUNTER/ハンターハンター(1998)


<ストーリー>

くじら島で暮らす少年・ゴンの夢は、幼い頃に別れた父と同じ「ハンター」になること。 世界中に散らばる、財宝、秘宝、珍品、珍獣……「未知」への挑戦に命を賭けるプロハンターになる決意を胸に旅立つゴンは、同じハンター試験合格を目指す受験者のクラピカ、レオリオ、キルアと出会う。超難関で知られるハンター試験を見事突破し、「世界一のハンター」になれるのか!? ゴンの奇想天外、壮大苛烈な冒険の旅が、今始まる!!

ナックル=バインの天上不知唯我独損(ハコワレ)や、クロロ=ルシルフルの盗賊の極意(スキルハンター)の様な、一定条件を満たす事で相手に能力を使えなくする能力がいくつか登場する。

念能力が使えないと戦いにならない様な世界なので、能力を封じる能力はハマれば超強力。

HEROES/ヒーローズ(2006)

<内容>

「HEROES/ヒーローズ」は、ある日突然超能力が備わってしまった平凡な人たちの様子を描いた傑作ドラマ。シーズン1では、能力を手に入れた遺伝学教授、看護師、シングルマザー、制服警官、高校生のチアリーダー、苦心するアーティスト、コンピューターオタクなどが、授かった運命をどのように受け止めていくのかその奮闘ぶりが描かれている。

「ハイチ人」と呼ばれる記憶消去能力を持つ超能力者レネが、自身の周囲にいる能力者の能力の発動阻害能力を持っていた。

能力消去能力だけでもヤバいキャラクターだが、能力発動阻害がとにかく対能力者戦で強力。

しかし、劇中ではバックアップや補助的なポジションに終始していたのと、時空や核エネルギーを操る派手な能力者が多くいた事で、影は薄めな印象だった。

他に、シーズン3のラスボスであるアーサーの能力吸収能力も、吸収した相手の能力を発動不能状態にする厄介な力として描かれていた。

Fate/stay night(2004)

<ストーリー>

舞台は海と山に囲まれた都市・冬木市。そこで行われる、ある一つの儀式。手にした者の願いを叶えるという聖杯を実現させる為、聖杯に選ばれた七人の魔術師に、聖杯が選んだ七騎の使い魔を与える。 騎士 ”セイバー” 槍兵 ”ランサー” 弓兵 ”アーチャー” 騎兵 ”ライダー” 魔術師 “キャスター” 暗殺者 “アサシン” 狂戦士 “バーサーカー”。マスターは七つの役割を被った使い魔一人と契約し、七組は、聖杯を求め、最後の一組となるまで殺し合いを繰り広げる。その名は「聖杯戦争」。

キャスターが持つ宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」が、あらゆる魔術的契約を無効化すると言う能力を持っている。

使い所が難しいが、作中でも屈指のキーアイテムだったりする。

封神演義(1996)

<ストーリー>

紀元前11世紀、中国・殷の時代末期。殷の皇帝・紂王を誘惑し、暴虐の限りを尽くす仙女・妲己と仲間の前に為す術のない人間たち…。仙人界は地上の悪しき者を封印する封神計画を発動! 元始天尊より任務を受けた道士・太公望は供の霊獣・四不象を従え地上に降り立つ。今ここに、仙人界と人間界を巻き込む壮大な計画の幕が上がる!

スーパー宝貝の一つ「太極図」の能力の一つが、能力無効化。

僕のヒーローアカデミア(2014)

<ストーリー>
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指して、クラスメイトたちと試練の毎日を過ごしていた。宿敵オール・フォー・ワンを倒したものの力を使い果たしたオールマイトはプロヒーローを引退。彼の意志を継いだデクは「プロヒーロー仮免許」を取得し、“最高のヒーロー”にまた一歩近づいた。そんな中、デクは雄英ビッグ3のひとりであり、プロヒーローのサー・ナイトアイの下で「インターン活動」をしている3年生・通形ミリオと出会う。

主人公達の担任教師イレイザー・ヘッド こと 相澤消太(あいざわ しょうた)先生が持つ個性「抹消」は、継続して見ている間のみ対象の能力を抹消する事で発動阻害出来ると言う物。

連続で見続ける為、ドライアイに悩まされ、使用条件に制限がある。

他に、本作最大の強敵であるオール・フォー・ワンの能力は相手の能力を奪ったり与える事が出来る物で、奪われた相手は能力が使えなくなる。

能力では無いが、ヴィランの一人オーバーホールが開発していた能力を破壊する薬が劇中では登場し、これを弾丸に仕込んだ物を撃ち込まれた人は個性が使えなくなっていた。

ユービック(1978)

<内容>

一九九二年、予知能力者狩りを行なうべく月に結集したジョー・チップら反予知能力者たちが、予知能力者側のテロにあった瞬間から、時間退行がはじまった。あらゆるものが一九四〇年代へと逆もどりする時間退行。だが、奇妙な現象を矯正するものがあった――それが、ユービックだ! ディックが描く白昼夢の世界

反霊子の速度を低下させ、保存された人間から放射される霊子と結合できなくするユービック(UBIK)と言うスプレーが登場し、使えば時間退行を矯正する事が出来る。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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