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群体ロボットの集合体
ナノマシンとは、ナノサイズの小さなマシンを指す。
1959年にアメリカの物理学者リチャード・ファインマンによって概念が提唱された。
純粋なナノマシンは、現在まで公的には実現しておらず、ナノマシンよりも大きなマイクロマシンや、虫やウィルスを利用したマシンが徐々に登場していると言った状況だ。
フィクションの世界では、いずれ登場するであろうナノマシンが、プログラムによって臨機応変に連携して役割をこなす事で、群体として一つの大きな物を形成する設定が存在する。
自動で組みあがるブロックや、どこにでも具現化出来る3Dプリンターの様な設定は、非常に魅力的だ。
この記事では、そんな「ナノマシン群体」をテーマとして扱った作品を紹介していく。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)
<内容>
6つすべてを手に入れると、一瞬で全宇宙の生命の半分を滅ぼす無限大の力を得る“インフィニティ・ストーン”。そして、その究極の石を狙う“最凶最悪”の〈ラスボス〉サノス。彼の野望を阻止するため、ガーディアンズ、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサーたちも集結した、最強ヒーローのチーム“アベンジャーズ”が、人類の命運を賭けた壮絶なバトルに挑む。
果たして、彼らは地球を、そして人類を救えるのか?
アイアンマンのマーク50スーツや、ホームカミングで登場したスパイダーマンのアイアンスパイダースーツが、ナノマシンで出来ている。
宇宙海賊ミトの大冒険(1999)
<内容>
15年間信じていた母は偽りの姿だった! いきなり襲ってきた怒涛の真実に飲み込まれる葵。自分の母ミトが宇宙人で、宇宙をまたに駆ける大海賊でお尋ね者、さらにはその美人でナイスな外見はただのメールスーツで、本当の本当はどうみても小学生くらいにしか見えない女の子が真の姿だったのだ!指名手配中のミトを追って銀河パトロールは乗り込んでくるわ、海賊仲間のクルーはやってくるわで葵の平和な生活は一挙に宇宙規模の戦闘へと変貌してしまうのだった。
カクノシンが人工生命体ナノテクノロイドで、猫や人の姿を基本としている。
銃夢(1990)
<内容>
空中都市ザレムが全てを支配する世界。地に残されたわずかな人類はザレム直下に吐きだれるゴミ溜めの周囲に寄り添い、なんとか生き延びていた。サイバネ医師であり賞金稼ぎでもあるイド・ダイスケはスクラップの中から少女の頭部を見つけ再生させる。少女は記憶を失っていたものの失われた古武術・機甲術をその身に宿していた。自身のルーツ、生きる意味…人生の問いを追い求め、少女は賞金稼ぎとなり、戦いの日々を送るが…!?
バーサーカーボディがナノマシンで出来ている設定。
ゼノギアス(1998)
登場人物の一人、エメラダがナノテクノロジーによる人工生命体。
ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015)
<内容>
自我に目覚めた人工知能〈ジェニシス〉が起動すれば、人類は滅亡する。〈人類の未来〉を取り戻すには、何者かによって〈書き換えられた過去〉に戻って戦うしかない。
運命の鍵を握るのは女戦士サラ・コナーと、〈絶対に彼女を守る〉ことをプログラムされたT-800ターミネーター。
人類滅亡のカウントダウンが迫るなか、ふたりの前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在ー最新最驚のT-3000ターミネーターの正体は? そして、人類の救世主は一体誰なのか?
粒子金属ターミネーターのT-3000がナノマシンタイプのロボット。
砲神エグザクソン(1998)
<内容>
地球は、植民星化されるのか!? 圧倒的科学力を持つ灰色の肌のリオファルド人とのファーストコンタクトから10年。友好記念式典中に、贈られた軌道エレベーターの初荷が姿を現す。それは、見たこともない巨大ロボットだった。そして、友好的な仮面を脱ぎ捨てたリオファルド人は侵略を宣言し…? 地球の危機に、一人の少年が立ち上がる。彼の名は加農砲一(かのうほういち)、彼が乗るロボットの名はエグザクソン……!
ナノマシン集合タイプのアンドロイドが複数登場。
※この記事は、追記・編集していく予定です。