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【ネタバレあり感想】「SING ネクストステージ/Sing2」を見ました。

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期待を超えて見応えがある続編

配信で「シング ネクストステージ」を見たので、その感想を。

気になる所もあるけど、それを吹き飛ばすぐらい良かった。

前作の結末までネタバレあらすじ

幼い頃の夢を叶え、憧れの劇場のオーナーとなったバスター・ムーン。

しかし、時代の移り変わりに付いていけず経営破綻寸前で、差し押さえの危機に。

そこで、ムーンは歌のオーディションを開催し、話題を作って一発逆転を狙うが、秘書のミス・クローリーが賞金額を2桁間違って100,000ドルで出してしまう。

そのおかげで、夢を胸に大金を目あてに想定より多く集まった訳ありの参加者達でオーディションは進んでいく。

後に間違いに気付いたムーンだが、チャンスを手放すまいとオーディション合格者が出るショーのリハーサルを続行し、どうにか問題を乗り越えようと画策する。

ショーを有名歌手のナナ・ヌードルマンに見て貰い、資金提供を受ける事で全ての問題をチャラにしようとするが、ショーの途中で致命的なアクシデントが発生し、劇場その物を失ってしまう事態に。

資金提供を引き出す事は失敗に終わり、劇場は失い、オーディションの賞金を用意出来ない事がショーの参加者にバレ、全てを失いムーンは引きこもる。

失意の中、一から出直そうと洗車の仕事をしていたムーンは、かつてオーディションで歌えず、裏方で手伝ってくれたミーナの歌声を聞き、契機を得る。

メンバーを再度集め、仮設劇場を建て、再び公演する提案をすると、全員が話に乗る事に。

仮設劇場の公演はテレビ中継でも話題になり、大成功し、それをナナが見ていて資金提供をして貰える事になり、ムーンの劇場は新たな仲間達と共に再スタートを切る。

ネクストステージあらすじ

それから少し後の事。

すっかり立ち直ったムーンの劇場だが、その日の公演はいつもと違った。

メジャーなショービジネスの世界のスカウトマンが、視察に来ていたのだ。

しかし、公演の途中でスカウトマンは席を立ってしまう。

なんとか食らいつくムーンだったが、田舎劇場とメジャーシーンではレベルが違うと一蹴される事に。

諦めの悪いムーンは、仲間達を連れてスカウトマンの所属する会社の社長に直々に見て貰おうと遠征を決行する。

なんとかビルに不法侵入し、運良くオーディションを受けられるが、即落とされてしまう。

しかし、グンターがオーディションを審査していた社長ジミー・クリスタルの前でマイペースに妄想のマイプランを語ると、壮大なスケールと引退した伝説のロック歌手クレイ・キャロウェイの出演と言うアイディアを気に入られ、それらを期限までに実現しなければムーンの「死」と言う条件付きで、話がトントン拍子に進み始めてしまう。

公演日までに、どうにかグンタープロデュースのミュージカルを形にしなければならなくなるが、ムーン達はチャンスを掴んだ大興奮で準備を始める。

しかし、メンバーの技術不足や、クリスタル社長の我儘娘の乱入、クレイ・キャロウェイが妻を亡くして塞ぎ込んでの引退で行方が分からない等、雲行きは徐々に怪しさを持ち始める。

果たして、公演を成功させる事は出来るのか?

やってる事的には、1のスケールアップ版

本作だが、基本は、1の時と、ほぼ同じ。

嘘や勘違いで掴んだチャンスをモノにしようと、嘘をカバーする為に奔走しつつ、ショーの成功を目指して努力すると言う物。

なのだが、1の時は悪者不在だったのに対して、2ではクリスタル社長と言う悪者が絡んできて、話の中の緊張感が段違い。

最初は「突き落とすって、冗談でしょ?」ぐらいの楽観的なノリだが、徐々に、「社長のメンツを潰したら、マジで殺される」と言う有言実行だった事に気付かされ、ムーンはマジもののピンチに陥っていく。

そもそも、嘘をついたムーンが悪いので、ムーンが苦しむ姿はコメディタッチで、本当にやられそうになる直前までは、ギャグとして機能している。

何といっても、クレイ・キャロウェイの声

本作で最も熱いのは、クレイ・キャロウェイと言う、劇中で引退した伝説のロック歌手の復活劇だ。

ドラマ自体は程々なのだが、亡き妻の事を想い続け何も出来なくなった老人の哀愁は非常に切なく、多くは語らないが良いキャラをしている。

そんなキャラの声優が、豪華なのだ。

原語版では、U2のボノが担当し、日本語吹替版では、B’zの稲葉浩志が担当していて、セリフシーンでは歌手が声優をしていて渋いぐらいの印象なのだが、歌唱シーンで歌を披露した瞬間に、担当歌手を知っている人であれば大きな感動を嫌でも味わう事になる。

これを味わう為だけに見ても良い。

それぐらい良い。

ポーシャよ……

全体的に非常に面白いのだが、ただ一つあげるとしたら、気になる所。

社長の我儘娘であるポーシャ・クリスタルが、ヤバい。

いや、気分屋で、ちょっと時々ウザい所があるぐらいで、多分、根は良い子なのだ。

だが、ポーシャの大根演技に耐えかねたムーンが別の役を用意しようとしたら、主役降板と言う事になって社長が怒り狂い、それが原因でムーンは2度ほど未遂だが、殺されかける。

結果的に、ポーシャの我儘から、殺人未遂はライン越えと言う事でクリスタル社長は逮捕されるのだが、当のポーシャは主役では無いが別の役を貰って、平然と後の公演にも付いてくるのだ。

何というか、絶妙に釈然としないオチなのだ。

社長が逮捕されたり恥をかいたのは、自分の傲慢や殺しと言うやり過ぎの結果だが、それを引き出したのは間違いなくポーシャなのに、ポーシャは父親の逮捕には触れず、ムーンのショーの仲間にちゃっかり加わっているって、メンタル強過ぎない?

クリスタル社長的には、メンツ潰されるわ、出資しただけでリターン無いわ、逮捕されるわ、娘に裏切られるわ、マジで踏んだり蹴ったり。

終わりに

1が面白ければ、1以上に楽しめる作品と言う印象。

何と無しに見たが、思いのほか良かった。

気に入ったキャラは、クレイ・キャロウェイ。

カッコ良過ぎでしょ。

反則と言って良い。

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